ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

20万ドルでサイトを売却した男が行ったこととは?

20120331_20man_baikyaku.jpgProbloggerにて20万ドル(1,500万円前後)でサイトを売却した男が、その価値を生み出す為に行ったことを独白しています。行なった策は想像以上に極めてストレートなコンテンツ戦略でした。

20万ドルでサイトを売却する際には、そのサイトは

  • 毎月8万人オーバーの「ユニークユーザ」
  • 年間1,000記事以上の新規記事作成ペースの巨大サイト

になっていたそうです。

そのために行なってきたことは、いわゆる「コンテンツ戦略」でした。

このサイトを立ち上げて売るまでの期間は分かりませんでしたが、恐らく2年以上はかかっているはず。

そうなると、コンテンツマーケティングの超先駆者かもしれません。

該当記事はこちら。

 

▼How to Create a Website and Sell it for $200,000 : @ProBlogger

大きなポイント

基本的なポイントとしては、

  1. トピックスを適切に選ぶこと
  2. コンテンツを大量に公開すること
  3. 「プレミアムコンテンツ」を作ること
  4. オーソリティは必須、ファンを作っていく
  5. 挫折はかならずあるものだから、覚悟する

です。

字面だけ見ると、普通に感じますが、やはり生々しい情報が記事には詰まっていました。

1つ1つご紹介していきます。

ポイント1:トピックの選択

最も大切なのがこれ、サイトのテーマを決めることだそうです。

具体的には

  • 自分が直接体験したことのなかで、自分がかなり詳しいもの
  • WEB上で十分なトラフィック(アクセス)が望めるもの
  • 関連製品や商品から金銭が発生するもの

の3つを守ることが「必須」とのことです。

サイトを売買するという前提なら、それを価値あるものに育てなくてはいけません。

買い手が求めるのは、そのサイトから得られる「利益」なので、その履歴に繋がるようなサイトを作っていかなければいけないですよね。

いかに、相手の目線で「価値」を考えるかが大切です。

これは決してサイト売買に限ったことではありません。

なぜなら、サイト売買は、売り手の企業を見ていて、そうでないサイトは、アクセス者のことを見ている。どちらも、相手のことを考えれば考えるほど、いいものが育つという意味で共通だからです。

どんなサイトでも「相手の目線」が大切だなと感じました。

 

ポイント2:コンテンツを大量に公開する

これが驚愕です、元記事の筆者自身が「たくさんのコンテンツがあり、結果としてたくさんのトラフィックがあったので、サイトは売れた」と話していますが、

そのペースが

  • 1日3記事をひたすら続けた。年間1,000記事以上になった
  • これをきちんと実行し続けることが、最大の勝因だった
  • コンテンツ作成に、全体の90%の労力を注ぎ込んだ

でした。

コンテンツ戦略の王道をひたすらにやった、という状況でしょうか。

しかし凄まじい量です。

コンテンツに関しては、作り続けるという事自体が参入障壁になります。

コンテンツは自社の資産になると考えると分かりやすいです。

このサイトはその圧倒的な量で他社を寄せ付けなかったのです。

 

ポイント3:プレミアムコンテンツを、バックリンク獲得のために作った

プレミアムコンテンツとは「他を寄せ付けない強烈に凄いコンテンツ」のことだそうです。

具体的には、「インフォグラフィック」「いくつかの無料eBook」「個別の質問に無料でメールで答えた」「ビデオコンテンツの作成」「ディスカッションフォーラムを作り、そこで質問をし、議論をし、フィードバックを得た」などが挙げられています。

また、その作成指針としては

  • 競合サイトを見渡して、それぞれのトップコンテンツを見る。そしてそれを凌ぐようなコンテンツを作る。
  • すでにあるものを圧倒する品質のコンテンツを書くことがゴール

だと。

私もeBookを2冊出していますが、たしかに私のつくっているレベルでも、様々ないいことが、継続的に続いています。まさに資産です。

ポイント2で出たような、Articleという、ある程度の質を確保した上での「量」が目安となるコンテンツ以外に、「質」が問われるマグネットコンテンツを用意することは、やはり効果的なんだなと思いました。(コンテンツ戦略の16手法もご覧下さい)

ポイント4:質の高いゲストポスト

これは、オーソリティに関わる部分です。

筆者によると

「やはり、ある程度のレベルを超えるには、著者にオーソリティがないと厳しい」

なので、ゲストポストをして、自分をセルフブランディングしていったそうです。

その際、いろいろな場所にゲストポストをするのではなく、狙いを定めて、少しづつ凄いところへ、ステップアップしていったそうです。

そして、その中で自分のファン作りを行い、それを更にブーストアップするために「ディスカッションフォーラム」を設置して、その話題の中でコミュニティを作りました。

これによって、一気に氏のオーソリティが加速したそうです。

日本ではゲストポストはあまり一般的ではなく(私のITmediaもゲストポストなのかもしれませんが)フォーラムもあまり活発化しないため、そのまま参考にはならないかなと思いますが

  • セルフブランディング
  • ファン作り

が、ステップアップのためにはとても大事だというところは、とても参考になるのではないかなと思いました。

 

ポイント5:挫折はあるものだから絶対負けない

これが個人的には最も響いたのですが(^_^;)

氏もGoogleのアルゴリズム変更で40%のトラフィックを失ったなど、幾度もトラブルや失敗を繰り返したそうです。

しかしその時に、すぐに「もうダメだ」ではなく「今できる最善のことは何だ」と問い、真っ直ぐに立ち向かった結果が、20万ドルにつながったと述べています。

また、その立ち向かった経験が、将来的にそういったトラブルに遭遇しづらくするスキル、にもつながっていったそうです。

終わりに

このように並べてみると、「びっくりするような裏技」や「驚くべきテクニック」というものではなく、ストレートなことをひたすらに続けていった結果だということが分かります。

実際、SEOでもなんでもそうなのですが、小手先ではなくコツコツと資産を積み上げる形のものしか、生き残れなくなっている、また、どんどん生き残れなくなっていくことは、確実だと思っています。

まさに、資産としてのコンテンツを真摯に作成し、それが将来の自分を後押しする。

そういったコンテンツ戦略が、今最もやらなければいけないことなのだなと、再認識しました。

しかし、そんなに大きなサイトになったら愛着が湧いてしまいそうです…

Photo by drubuntu

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  1. […] ところが、世の中には最初から売却することを前提にサイトを構築し、なんと20万ドル(1,500万円前後)でサイトを売却した人がいるそうです。WEB戦略というブログで紹介されています(元の英語記事How to Create a Website and Sell it for $200,000はこちら)。 […]