2015年11月版:5億件のデータによるFacebookの投稿時系列データ

pablo

ソーシャルメディアの中で最も人との関係性を構築しやすいのは、Facebookではないかと思います。最近はAppIndexing対応などもあって、Googleの検索結果からシームレスに繋がる未来が見え、ビジネスで言えば買い手と売り手の接点の部分として興味深いチャネルだなと思います。

とは言えSNSを活用するとなれば、その場にいる相手について可能なかぎり理解していく必要があります。なぜならそうしないと、ただの邪魔者になってしまうからです。という訳で今回は、ソーシャルメディア投稿と解析ツールを出しているBufferのブログから、5億件のデータを元にした、Facebook投稿に関するデータについての記事をご紹介します。

元記事はこちらです。省いている部分もありますので、是非元記事も合わせてご覧ください。

お国柄によって傾向が変わってくる部分はあると思いますが、恐らく最も新しいデータです。 戦術を構築する基礎データとして役立つのです。

▶New Research Study: Facebook Insights From 500 Million Posts :
https://blog.bufferapp.com/facebook-data-study-insights

ユーザーの平均的行動

まず大雑把には、「平均すると」ユーザーは以下の様な行動をしているという結果でした。

  • 最もソーシャルメディアに投稿する時間帯は、午前中の遅い時間かランチタイムである
  • 一番投稿されていない時間帯は、夕方から夜間である
  • 火曜日と水曜日が最も使われる
  • 日曜日と土曜日はあまり使われない

それぞれについての詳細なデータは以下です。

1.最も投稿されている時間帯・そうではない時間帯

グラフにすると以下のようになります。

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昼間がかなり多いですね。以外なのは夜それほど投稿がないということです。

アクセス解析のグラフなどを見ると、B2CなどCが絡むサービスでは家に帰ってからまた閲覧数が上がってきたりするのですが、このグラフは綺麗にB2B的な山形をしています。意外と夜は投稿されないようです。

そう思うと外にいる時間というのがSNSを使う時間なのかもしれません

夜はプライベートより、昼間はパブリックな気分なのかもしれません。それに合わせた広告クリエイティブや投稿トーンなどを調整すると、なにか変化があるかもしれませんね。

曜日別はこちらです。

NewImage

メールマーケティングなどをやっているとこの辺のデータは色々見ることになるのですが、傾向は似ています。強いて言えばメールは月曜日朝・金曜日夜は弱いですが、Facebookはそれほど落ち込みはないですね。

生活に食い込んでいることと、敷居の低さがあるのだなと思います。

ということは心理状況も変わるので、メールとSNS、両方のリストに対しては別のアプローチが必要ですね。

ちなみにこの傾向は、どのタイムゾーンでもそれほど変わらなかったようです。例えば米国東部標準時間とフランスなどを比較しても大差なかったようです。

The Late-Night Infomercial Effect

また、これについて以下の2つの方向性が考えられます

  • 人の多い時間帯に投稿した方が、見ている人が多いからプラスのはずだ
  • 人の少ない時間帯に投稿した方が、投稿数が少ないから目立ってプラスのはずだ

これについては元記事でもどちらが良いという結論を出していません。実際ケースバイケースです。

1つ「The Late-Night Infomercial Effect」というのは面白いなと思いました。

これは端的に言えば

夜中など他に娯楽や話し相手のない状態で見ると、投稿に対して集中してくれるため、注目度も上がりメッセージも伝わりやすい」というものです。以下の5番目です。

▶The Burrito Principle + 11 More Unique Marketing Ideas :
https://blog.bufferapp.com/improve-your-marketing-unique-new-ideas

引用しますと

I can also make a case that the best time to tweet is when the least amount of your followers are online. Why? Because it’s kinda like watching TV at 3 am versus 9 pm. At 3 am you find yourself watching infomercials because there is nothing else on. So, perhaps tweeting at 3 am, when few of your own timezone followers online, will more likely catch those night owl’s attention, versus tweeting in the middle of the day when your audience has many other tweeters drawing their attention?

(ツイートするベストな時間帯はあなたのフォロアーが最も少ない時間帯だ。なぜ?それは深夜3時と夜9時にTVを何となく見る時のことを想像してみるといい。深夜3時には通販番組を見ているんじゃないか、なぜなら他に何もやっていないからさ。ツイートも同様、深夜三時にあなたのツイートにはふくろうのように注意を傾けてくれるだろうが、9時なら他の興味深いたくさんのツイートに注意を惹かれて見てもらえないかもしれないね)

とは言え、見ている人が本当にいなければどうしようもないので、やはりなんとも言えないのですが、試してデータを取ってみる価値はあるのかなと思います。特に、インフルエンサの注意を引くなどが目的の場合は。

実際、この調査では夜の方がエンゲージメントは多かったようです。

その他の調査

それ以外にも、使われているアプリケーションの割合(投稿に使うアプリ)などの比率、ツールごとのエンゲージメント率などが元記事にはデータで載っています。

具体的には以下です。

以下は、大企業で使われたアプリケーションの上位です。

  • Adobe Social: 1420 average engagement
  • Spredfast: 1270.89 average engagement
  • Sprinklr: 991.26 average engagement
  • SocialFlow: 881.11 average engagement

以下は、小規模ビジネスで使われるアプリケーションの上位です。

  • Post Planner: 921.8 average engagement
  • Buffer: 180.67 average engagement
  • Sprout Social: 166.28 average engagement
  • Edgar: 83.53 average engagement
  • Hootsuite: 78.45 average engagement
  • CoSchedule: 75.53 average engagement

とは言え、ツールについてはそれほど気にしなくて良いように思います。

AdobeSocialが最もエンゲージメントを得る率が高い結果になっていますが、それは高額なツールを使うわけなので、かけている労力と時間とプレイヤーのスキルが高いからでしょう。

基本的には一般ユースなら純正アプリかWebから投稿すればよいと思います。

ビジネスとしては、予約投稿は出来たほうがよいです、後は解析機能ですね。

それができる手軽な価格帯のツールとして、今回のデータの中でメジャーだったのは

とのことです。

私はBufferを使っています。どれも日本語版がないのですが、第5位にはHootSuiteがランクインしています。HootSuiteは日本語化されているので、使いやすいかもしれません。

ソーシャルという場を適切に使って、役立てる・嫌われないためにもまずはこういったデータを元に、観察してみるのが第一歩ですね。距離感がある場は注意が必要です。

この記事がお役に立てば幸いです。

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