【2016振り返り】一番悔しかったのは「1日1日を大事にできなかった」こと

こんにちは、ラウンドナップ代表取締役の中山です。

はやいもので、あっという間に後3日で2016年が終わろうとしています。立場と性格上、年が変わろうが期が変わろうが、積み残しが無くなることはないです。なので、すっきり感というのは特にありません。

やりたいこと、やらないといけないこと、やっておいた方がいいこと。手段の変化が激しいこの業界ですから、なかなか息つく暇も無いというのが本音ではあります。

とはいえ、人の心や行動は、そんなにすぐには変わりません。

ただ、いかんせん取り巻く技術の変化スピードが早いので、技術に目を取られがちです。非常に「手段の目的化」に陥りやすい、そういう状況が今のWeb/IT業界ですね。

さておき個人的な振り返りをしたいと思います。

一番悔しかったのは「1日1日を大事にできなかった」こと

さて、今年個人的に最も悔しかったのは、1日1日を大事にできなかったことです。

右に写真を載せているのは、営業日カレンダーです。

ただ、別に見てすぐに営業日が分かるようにするために使っているのではありません。

一言で言えば「1年の中での1日を大事にするためのツール」です。

今年はキーワードマーケティング研究所の滝井さんが公開されていたExcel版を使わせてもらいました(ありがとうございます)。

2016年がとても短く感じるカレンダー(Exelダウンロード) | 滝井秀典ブログ
http://www.h-takii.com/archives/2016calendar.html

1年は1ヶ月の積み重ねであり、1ヶ月は1週間の積み重ねであり、1週間は1日の積み重ねです。

本当は毎日1日ずつ丁寧に塗りつぶして、その日を振り返ることを行わなければなりませんでした。

先ほどの画像。見て頂くと分かりますが、ひどいときは月単位で一辺に塗りつぶしています。これは、1日1日を大事にしていなかった証拠です。

目の前のことに没頭すると、1日を大事にしなくなります。常に中長期的に自分を見下ろしていれば、もっと1日を客観視して、区切りをつけられるはずなのです。

今年一番の反省点です。

2016年は「二極化がますます進行した年」

2016年を振り返ると、色々なことがありました。Web/ITの業界で見ると、ますますサービスの二極化が進んだ年だったなという印象が強いです。

どの二極かというと

  • 見合った価値を適性価格で提供するサービス
  • 牛丼的な「安い・早い」でしかアピールできなくなってしまったサービス

です。特に後者が加速しています。

なぜか。それはマーケットが拡大していないからです。

Web業界というのは、プレイヤー(企業・フリーランス)はどんどん増えるんです。なぜなら参入障壁が低いからです。設備投資もあまり必要が無く、元手がなくても1人でも始められるからです。

反面、それを販売するお客さまは増えていません。縮小していると言っても良いかもしれません。なぜなら、「アプローチしやすいところは、もうマーケットに取り込んでしまった」からです。

本当は、業界全体の利益という観点で考えれば、マーケットをもっともっと拡げなければ。今までアプローチや価値提供できなかった層を、いかにWebという土俵に乗せてあげるかを考えないと、業界全体がしおれてしまいます。

Webを活用することで大きく成果を上げた方をたくさん見てきました。本当はこの何倍もの人が、同じ体験をできるはずなのです。

2017年この辺りを少しでも解消できればと思っています。弊社だけではできないので、色々な企業の方と協力させて頂けると、ありがたいです。

しかし広がらない市場

しかし、今はそれをやりづらい状態です。開拓コストがかかること、いくら頑張って開拓しても、すぐに真似されて後発に利益を奪われてしまう事が大きいでしょう。

結果、すでに土俵に乗っている「限られた顧客」の奪い合いが起きています。池の大きさは変わらないのに、釣り人が増えれば喧嘩が起きます。

そこで勝つためには、既にブランドがある、顧客がいる、独自資源がある、分かりやすい押し出しがある、そういった企業になる必要があります。

それは裏返せば、

価格訴求でしか初回客を取れないなら、この先その事業は衰退するしかない

ということです。例外としては「圧倒的な価格攻勢をかけられる」なら勝てます。

価格を下げる事の限界

価格を下げるのは簡単です、後のことを考えなければ。しかしそれも限界が来ているように思います。

2つ理由があります。それは

  1. 安さや速さで売っていた企業はノウハウに乏しいため、成果を出せなくなっている。価格だけでお客さんをつなぎ止めている状態になっている
  2. 値段だけで言えば、東南アジアなどの業者の方が遙かに安い。そして彼らは着々とクラウドソーシングなどから進出し始めている

からです。

前者はすでに顕在化しているものです。新規より解約客が多いサービスは少なくありません。さながらブラック企業の平均年齢が低いように、長居せず解約されるようです。

私自身、そういったCMSからの脱出案件を今年二桁以上問合せを受け、ほとんどをWordpressに移動させてきました。きちんとセッティングしたWordpressは、見たまま更新できるなど、非常に使いやすくなりますので、身近な存在になり企業に溶け込みます。

2つ目は、私自身案件によってはオフショアに依頼をしますので分かります。依頼先の国によっては、日本での価格の半分〜3分の1を普通に提示してきます。物価の関係でそれでも充分に向こうとしては高い案件だからです。

そして、日本が大きな市場だと言うことが、かなり広まってきています。アジアの会社がオファーを出しているケースをとても多く見るようになりました。

ボーダーレス化が後退することはないでしょう。

どんなに安いサービスでも、あちらが格安サービスを出したら、価格面では絶対に日本企業は勝てません。

難があるのはコミュニケーションです。英語でやりとりができてテクニカルな詳細を伝えられる人は必要です。ただ、技術系のやりとりは共通言語が明確ですから、楽な部類だと思います。

絶対的安値と相対的安値

従いまして、絶対的な安値には勝てないと考えるべきです。

ただ、相対的安値なら、戦えます。付加価値をつけ、値段を維持すれば、「これでこの価格か、安いな」となります。そこを狙うことは十分可能です。

その大前提としては「いったい何が付加価値なのか?」を追い続けなくてはなりません。このあたり、文化の違いにより海外オフショアが単体ではうまくできない部分なので、国内企業としてのアドバンテージもあります。

終わりに

久々に、何も考えずに書き進んでいます。色々と話が飛んでしまって読みづらく恐縮です。

2016年はこのように、変化が収まらないことと、さまざまな風を感じる1年でした。

目の前の景色が変わるのは最後です、周りの景色や、いわんや目に見えない遠くの景色が変わっていくのは、意識して見に行かないと気づくことができません。

しかし目の前の景色が変わりはじめてからでは遅いのです。もう手遅れなのです。

経営者として、コンサルタントとして、できるだけ遠くまで見通せるようにしていかなければと思うところです。

それでは、2017年もよろしくお付き合い頂ければ幸いです。

 

株式会社ラウンドナップ
代表取締役社長 中山陽平

 

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