今後はバックリンクよりサイトの品質が大事?Googleのヘルプから、ある一文が削除。

2013-07-31_backlink-qualityGoogleのMattCutts氏が、Google Webmaster Help video でAdvertorial(記事広告)について、その問題点を指摘しました。

Advertorialsなど詳細記事はこちらで書きました。具体的な内容はこの記事をご覧ください。

これに伴い、リンクプログラムに関するGoogleの「コンテンツに関するガイドライン」も書き換わっています。

押さえておくべき変更点は3点です。

今回の趣旨は3つ目の変更点ですが、前段として1番と2番も追っていきます。

#1:「プレスリリースなど、大規模なアーティクルマーケティング」

▼リンク プログラム – ウェブマスター ツール ヘルプ :
https://support.google.com/webmasters/answer/66356?hl=ja

具体的には、まず以下の部分が書き加えられています。

他のサイトに配布される記事やプレス リリース内の最適化されたアンカー テキスト リンク。次に例を示します。
市場には多くの婚約指輪が流通しています。結婚式を開くなら、最高の指輪を選ぶべきです。また、花やウェディング ドレスを購入する必要もあります。

これは、Advertorialsの一連の流れを受けたもので、自然な追加です。

プレスリリースであったり類似の、同様のコンテンツを大量にそこら中に撒き散らす、そしてその中で過剰なアンカーテキストリンクを貼るようなやりかたを、明確にNGとしています。

日本の場合プレスリリースがやはり危険ですね。プレスリリースサイト、特に無料サイトのあり方は今後大きく変わってくるのではないかと思います。一括送信サイトなんて多分もっての外ですね。

#2:ゲストブロギングなど

た、同じ様にスパムの温床として問題視されていたゲストブロギング(ゲスト投稿)についての内容も追記されています。

アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。

この辺りは、ゲストブロギングの第一人者とも言えるAnn Smarty氏のコメントも、事態を把握するためにご覧ください。スパムの温床になってはいるものの、きちんとしたものもあるのだと。

▼ゲストブロギングはスパムの温床から脱せるのか。Ann Smarty氏のコメント
http://www.7korobi8oki.com/mt/archives/2013/07/guest-blogging-spammy-ornot.html

インタビュー(恐らくチャット)の内容は以上です。ゲストブロギングは数年前にはもう有効なリンクビルディングの手段として海外では広まっていました。
まだマイナーなブログの著者が、有名ブログに投稿することで、名を売り、そして自分のブログの読者も増やしていく。そういった数少ない手段として使われていました。
このやり取りを見るとAdvertorialsなどとは別の話で、想像以上にスパミーなものが増えているのだなと感じます。
インタビュー内でAnn氏も言っていますが、これは掲載側がきちんと止めるのが一番効果的では?と思います。

ゲストブロギング自体は、あまり有名ではないが実力のある個人が、自分のブランディングをする場所として有用です。

ただ、それを安易にコンテンツの量産として利用しているサイトも有り、その辺りがコメントスパムならぬアーティクルスパム状態になっている、それをGoogleは危険視しているようです。

掲載元がきちんと精査すればいいように思いますが、いままで安易なSEOに頼ってきたサイトは、また安易なやり方に頼るということなのかもしれません。

個人的に、ゲストブロギング自体がこれで尻すぼみはなってほしくありません

素敵な記事を書ける人物は、市井にたくさんたくさんいるはずなのです…。

#3:削除された第一段落

また、これは追記ではなく削除です。

Search Engine Watchの記事「Google Revises Link Scheme Definitions: Guest Posts, Press Releases, Advertorials Can Hurt Rankings」で指摘されていることです。

何かというと、第一段落が丸ごと消えているそうです。具体的には

Your site’s ranking in Google search results is partly based on analysis of those sites that link to you. The quantity, quality, and relevance of links influences your ranking. The sites that link to you can provide context about the subject matter of your site, and can indicate its quality and popularity.

の部分です。

日本語版の方は、変更前のキャッシュもないので、私が訳したのが以下です。

「あなたのサイトがGoogleの検索結果で何位に位置するか。その一部分は、あなたのサイトにリンクしているサイトを分析した結果だ。リンクしているサイトの品質、リンクの量、そして関連性のあるサイトかどうかが、順位に影響する。あなたのサイトにリンクしているサイトは、あなたのサイトがどんなテーマを扱っているか教えてくれる。その品質や人気も。」

この一文が消えていることについて、「リンクというものが、順位変動に与える影響が少なくなっていることの現れではないか?」というのが、先ほどのSearchEngineWatchの記事の概要です。

ウェブマスターツールのヘルプでも似たような変化が

これは今回の話とは全く別のことですが、似たような変化があったページがあります。

ウェブマスターツールのヘルプの以下のページです。

▼ランキング – ウェブマスター ツール ヘルプ : 
https://support.google.com/webmasters/answer/34432?hl=ja

ここには日本語版がありますが、これは1つ古いバージョンです。
以下の部分にご注目下さい。ここにはリンクについての記述があります。

2013 07 30 00 19 42

続いて、3月に更新された、英語版のページです。

2013 07 30 00 20 53
 

黄色い部分が該当部分ですが、こちらはこうなっています。

「一般的に、サイトの品質を高くしていき、ユーザが使いやすく人に知らせたくなるようなことをウェブマスターがしていけば、サイトの掲載順位が上がります。Google検索結果における…」

英語版では「品質」について書かれ「リンク」についての記述は消えているんですね。

この辺りが背景としてあって、今回のヘルプページの第一段落が消えたことが、SEOerの中で話題になっています。

今後どうなるのか?

Googleとしては「検索者に使いやすい検索結果を返す」ことがミッションです。

Googleは恐らくさまざまな要素を検討し、シグナルであったり順位決定要因に加えたりして日々調整をしているはずです。

そして、その中でリンクという物の価値が、以前より直接的には落ちていても全くそれはおかしなことではありませんよね。手段でしか無いので。

良くも悪くも、Googleが支配する世界になっています。

また、Googleのアルゴリズムを解読することは、現実的に不可能といっていいのではないかと思います(いずれGoogle自身もわからなくなるのかもしれませんね)

今できることは、SEOに関しては

  • Googleがミッションに忠実であることを願いながら
  • 潜在客や見込み客が求める情報を様々なツールなどを使いながら把握し、コンテンツとして提供し
  • それが潜在客や見込み客にきちんと届くように、SEOを行っていく

かなと思います。Googleを知ることで、売手と買手のコミニュケーションが最適化されていくイメージです。

今後の動きも目が離せないなと、改めて思います。

 

Photo  by Serlunar

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