canonical属性にまつわる6つの興味深いテスト

Voila_Capture740SeomozのDailyBlogで、canoncal属性についてのおもしろい実験をやっているかたがいましたので、ご紹介です。

canonical属性って何?と言う方は、まずはGoogleのヘルプをご覧下さい。
GoogleのSEOに携わる際には、避けては通れない重要なものです。

▼rel=”canonical” 属性について – ウェブマスター ツール ヘルプ

押さえておくべきところまで、簡単にまとめますと

  • canonicalタグを指定することで、類似したコンテンツについて、どのページにその評価をまとめるかをGoogleに知らせることができる。
  • Headタグ内に以下のように、まとめ先のURLを記載する。絶対リンクでも相対リンクでも良いが前者がおすすめ
    <link rel=”canonical” href=”http://www.xxx.xx/xxxxxx.html” > 
  • 他のドメインのページでも、まとめ先として指定できる
  • 連鎖指定した場合、可能な限りGoogleのクローラは追跡するが、でもできれば少なくする方が良い

な、ものです。

検索エンジン専用のリダイレクト設定と考えても良いかもしれません。

今回ご紹介する記事はこちらです。

▼6 Extreme Canonical Tricks | SEOmoz

canonical属性に関して、6つのおもしろい実験を行っています。
あまり実験しない、したくないものまでやっていますので、とてもありがたいです(^_^;

前提として、

  • この方はメインの会社のホームページと、個人のホームページの2つを持っている
  • 会社の方がドメインのオーソリティも運営期間もバックリンクも圧倒的に多い

という状況です。

1.canonicalの指定先が指定元より圧倒的に強くても、canonicalタグはそれを上書く

  1. 2つのサイトに同じ記事を書く
  2. 検索エンジンがインデックスする(翌日)
  3. canonical属性を。会社ホームページの方の記事から個人ブログの記事の方に対して、canonicalを設定

2つのサイトで重複コンテンツがある状態なら、通常なら、ドメインパワーやバックリンクなどの要素が圧倒的に強い、企業サイトの方のコンテンツが生き残るはずです。

しかし、結果としては

「個人ブログの方の記事」が生き残りました。
すなわち、canonical属性を設定すれば、相手がどんなに強くてもcanonical属性の指示に従うということです。

※あくまで2サイト間の話であって、強い方のドメインパワーなどを引き継げるですとかそういうことではないです。

 

2.BODYタグの中にcanonical属性を書くとどうなるのか?

canonical属性は<head>タグの中に書くことが、HTMLの仕様的にもGoogleのアナウンス的にも定められています。

ではこれをBodyタグの中に書くとどうなるのでしょうか。

これは、「評価のハイジャック」が可能か?という話に繋がる、重要な物です。

具体的にはどういうことかというと、ユーザが投稿できるサイト、例えばnanapiとか、そういった強いサイトに記事を投稿して、その中に自分のサイトへのcanonical属性を忍び込ませておくことで、元サイトのさまざまなパワーをもらうことができるんじゃないか?ということです。

これについての実験をこの方はやっています。

結果としては「bodyタグの中に書いても無意味」だったようです。何も意味が無かったようです。
このあたりはさすがGoogle、しっかりしています。

 

3.BODYタグの中にもう一つHEADタグを書いてその中に…

これは2つ目の項目の発展系なのですが、例えば以下の様に書いたらダマせるのでは無いか?という趣旨です。

<HEAD>
<TITLE>Experiment 3 Page</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<HEAD>
<LINK REL="canonical" HREF="http://www.example.com/bad-page">
</HEAD>
</BODY>

しかし、結果としてはこれも意味がなかったようです。さすがGoogle。

 

4.存在しないURLに対してcanonical属性を向けたら?

実際には存在しないURL、たたいても404になってしまうページに対してcanonicalを設定してしまったらどうなるのか?

何かのミスでこういう事態が起きるかもしれません。

結論としては「何も変わらない(設定していないと同じ)」でした。

記事によると、GoogleのMattCutts曰く、誤って404になってしまうようなページを設定してしまった場合のために、リンク先がきちんと存在しているか確認した上で、canonical属性の効果が発揮されるようなアルゴリズムになっているそうです。

それが証明された形ですね。

 

5.ループさせてしまったらどうなるのか?

例えばページAからページBに対してcanonical属性を設定しつつ、ページBでもページAにcanonical属性を設定知っていたらどうなるのか?

これについては、効果がなくなるかと思いきや、不思議な挙動を示したようです。

具体的には

  • しばらくしたら、強い方のページだけが残る状態になった
  • もうしばらくしたら、もう一つのページも一緒に検索結果に登場するようになった。
  • ただ、もう一つのページはタイトルが、もう一つのページのキーワードに寄り添った形で書きかえられてしまった

と言う状態です。

記事の著者は、

「Googleは、canonical属性を単純に見るだけじゃ無くて、内部リンクなどの他の要素も判断基準に入れているのでは無いか?それで、canonical属性だけで判断がつかないときは、他の要素による判断になるので、ケースバイケースで不思議な状態になるのでは無いか?」

と判断しています。

アルゴリズムとしてどうなっているかまで推測できませんが、どうも奇妙な状態になることは確実のようです。

普段こういうループさせる状態にすることは無いと思いますが、サイトのSERPsでの表示がおかしくなった場合はcanonicalタグを見直してみると何か分かるかもしれませんね。

 

6.FacebookやTwitterのボタンの評価は?

これは、そうなんだ、と驚いたのですが、少なくともTwitterの公式ウィジェットは、canonical属性も考慮して、canonical属性を設定した左記の記事のツイート数を表示してくれるそうです。

どうやっているんでしょう。驚きです。
Facebookのいいね!ボタンは最初はcanonical先の物を出していたようですが、数週間後には戻ってしまったようです。

一時はTwitterと同じ動きをしていた点が不思議なところですが、今のところ両者謎ではあります。

 

以上6点のcanonical関連のテスト結果をご紹介しました。
何はともあれcanonical属性を使いこなせるかどうかで、検索エンジンでの集客は少なからず変わってきます。
まだ未着手の方は、ぜひ使ってみて下さい。 

元記事:▼6 Extreme Canonical Tricks | SEOmoz

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