携帯ECサイトがまず一番力を入れるべきは顧客化かもしれない

前回の「売り手と買い手の意識のズレは用語のズレに出やすい」の続きです。

ついで、Cnetがニュースにしてる方のお話ですが、IMJ調査の結論としては

「モバイルショッピングサイトではPCサイトに比べて、購入を決めた商品のみを「買い物かご」に入れる、「1点買い」を行っているユーザーが多い」

ということでした。

  ▼モバイルショッピングサイトの「買い物かご」ページに関する ユーザビリティ調査

実感としても確かにそうです。
ただ、このデータだけだとその原因が

  • 単に携帯電話のインターフェイスがプアだから、めんどくさくて少ない点数しか買わない
  • そもそもお客さんは一点買いしようとして携帯サイトにアクセスしてる

のかはっきりと分からないです。

ECサイトが採るべき対策は、このどっちなのかで随分違いますので、気になるところです。
ではどっちなんでしょうか。そしてどうしたらいいんでしょうか。

前者だとしたら、Amazonの「買いたいものリスト」のような機能を携帯用のショッピングートに入れて、一画面で簡単に比較できるようにすることが効果的では、と思いますし、

後者なら、リピート客として囲い込むために、例えば

「購入後に他の人気商品を提示して興味を持ってもらう」→「それをリアルの世界で情報収集してもらう」 →「その商品を買ってもらう」→「さらに人気商品を」…っていうサイクルに持っていったり、単純にメルマガに誘導する方に力をいれた方がよいか。

で、個人的には、「商品を買い物かごに入れた後すぐに購入する」や「商品を買い物かごに入れた後数量・サイズを変更する」人の割合が携帯ユーザはかなり低いことを見ると、後者かなという印象です。

携帯ってやっぱり情報の一覧性に乏しいですから、実際に自分が欲しいものの情報雑誌だったり路面で集めていると思うんです。

イメージ的には、子供を学校に送り出して一通り家事を終えた主婦の方が、夕方にファッション雑誌片手に携帯で検索して、よさげなところで買っているのでは?と。

最後のレジの部分だけ携帯ECサイトに移動しているイメージです。

逆にPCだと、ECサイトそのものでかなりショッピングできますので、その分いろいろ商品を手にとってとりあえず買い物かごに入れて最後に調整、みたいなことをしているのです。

というわけで、携帯向けの携帯ECサイトはまずは顧客化に重点を置くのがいいかなと。

とは言え認知してもらうために集客も必要です。

ですが、顧客化の仕組みを整えた後にPPC広告なり、リアルへの出稿なりをしないと、投資対効果は期待通りにはならないと思います。

ちなみに、全然自分は携帯では物を買いません。横に並べて比較できないと気がすまないようで…

そして、やっぱり着て見て触ってすることが楽しいですので、実店舗へ行きます(^-^

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