メールからの反応率を改善する細かくて大事なTips

2014年10月19日_email-marketing-tips

メールマーケティングというと「時代遅れ」「受け取る方はうっとうしい」イメージがあるかもしれません。確かに知り合いや友人とのやりとりは、私達Web界隈の人間でなくてもメッセンジャー系アプリに移行しています。とは言え、心理的な距離の遠い相手とのコミュニケーションや、ストックしておいて後でまとめて読みたいようなメッセージは、相変わらずメールがメインです。メールはこれからも使われていくでしょう。

そしてビジネスにもE-mailは活用できます。いわゆるメールマーケティングです。

定期的に接触できる手段として、見込み客を育成する・フォローアップする手段として、メールは大きな効果を発揮します。メールが適度な距離感や適度なPUSH感があるためでもあります。近すぎず遠すぎず。

しかし、ただメールを送ればいいかというと、そんなことはないですよね。

では、どうしたらよいのでしょうか。

そんな時に役に立つディテールが詰まったインフォグラフィックが有ります。

今回の記事では、そのエッセンスをご紹介します。メールマーケティングの第一歩・送るメールの改善のヒントになれば幸いです。

元記事はこちら。元のインフォグラフィックは適宜引用しますが、まずはこちらの記事をご覧ください。

▼The Ultimate Email Optimization Infographic | Contently
http://contently.com/strategist/2014/10/10/the-ultimate-email-optimization-infographic/

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セクションは5つに分かれています。それぞれ別に。

1.なぜメールを最適化しないといけないのか?

つまりは「やる価値はあるのか?」です。これに対してはあくまでアメリカの統計ですが

  • 15歳以上のオンライン上の消費者の66%はメールマーケティングの影響を受けて購買を行っている
  • 91%の消費者がメールを最低1日1回はチェックしている

細かい数字はともかくとして、日本でも感覚として「メールボックスを1日1回は見る」「ものを買うときにメールを参考にすることはある」というのは正しいのではと思います。

話は少しずれますが、現状、

  • 今までのインターネット文化の中に根付いた自然な手段で
  • 定期的に相手に接触できる可能性があり
  • そこから、アクションを促すことができる

媒体といえば、やはりメールなのです。だとしたら「メールはもう無意味」と考えるのではなく「どうしたら、喜んで開いてもらえるメールを送ることができるだろう」と考える方が良いのではと思います。

送信時間、題名件名、コンテンツ、送信者名…いろいろ工夫できるポイントはありますし、なによりメールに登録してもらう時の気持ちを、ポジティブなものに盛っていけるかが重要です。(送りつけられた!と思われたら負けですよね。例えば、名刺交換しただけで○○通信を送るなんてもっての外です)

2.題名件名を改善する – 件名のA/Bテストが特にお勧め

「消費者の約3分の1が、タイトルだけでメールを開封するかどうか決めている」

Email a b test

元記事にはいろいろなTipsが書いてありますが、大手ECモールが使いそうな小手先のものも多いので、積極的な紹介は控えます。

件名のA/Bテスト

その中でこれは重要かつおすすめしたいのは「件名のA/Bテスト」「発信者の事を知らせる(プロフィール)」です。

件名のA/Bテストは、そういった昨日を実装しているメール配信サービスが有りますので、それを活用します。難しければ、リストを2つに分割して送って、それぞれの反応を分けてみてもよいですね。

例えば私の使っている【BenchMarkEmail】は、最初の○○%に先に送ってA/Bテストをして、その結果を受けて残りにパフォーマンスの良かった方の件名で配信する、なんていうこともやってくれます。

つまり1回の配信で最適化が可能です。このへんは海外が元のツールはひたすらに強いです。手動でやることも可能ですが、ワンクリックでできると楽ですよね。

発信者のことを伝える

また、発信者のことを知らせるというのは「このトマトは鈴木さんが作っています」のような話です。メールは相手に読ませる媒体ですので、自然と相手と対話しているようになります。

なので語りかける系の方が反応は良くなることが多いのですが、それならきちんと発信者のことを書いている人のことを出してしまった方が良いです。

ソーシャルではよく言われますが「誰が言ったか」が大事ですよね。メールも同じです。

3.本文を最適化する – Optimize Body Content

NewImage

これはなるほどなと思ったのですが、CrazyEgg(ヒートマップ、精読率調査、クリックマップなどができるツール。ClickTalesの格安版かつ見劣りしない機能性有り)

これを使って、メールの中の

  • スクロール状況やクリック状況などを見て、
  • どこに何を置いたら見つけてもらえるか
  • 反応してもらいやすそうか
調べることが勧められています。

どうしてもヒートマップ系のツールはホームページに使うものだと考えてしまいますが、よく考えたらHTMLメールなら、使えますね。

インフォグラフィックにはCrazyEggを使って、30%のコンバージョンレート改善と書いてあります。どこのCVR那の香は分かりませんが、HTMLメール+ヒートマップというのは面白そうです。

また、それ以外は可読性と直感的に内容を把握できるようにするための施策として

  • 画像を適宜入れる、人は文字より画像のほうが6万倍速く処理できる
  • 短めに段落を区切り、箇条書きを上手く使う。大人の集中力は「8秒」しか持たない

4.アクションにつなげるための最適化策

そして、アクションです。メールはなにか相手に行動を起こしてもらう、あるいは考え方を変えてもらうために送ります。マーケティングとは相手を動かすことが重要です。

その際のTIPSとしては

  • 閲覧者に起こして欲しいアクションはひとつに絞る
  • 行動を起こすためのCallToAction(CTA)ボタンを必ず設置する、わかりやすくする
  • CTAは、AboveTheFold(開いた時に見える範囲≒ファーストビュー)に1つ置いておく
  • CTAにはアクションを促す言葉や緊急性を伝える言葉を入れる
     ※端的に言えば、「今すぐ(緊急性)クリック(アクションを促す)」
  • CTAやその他のリンクはメールの中に複数回入れる(どこでアクションしたくなるかわからないですからね)
などがあります。

5.モバイルに最適化する事が大事

Email mobile fliendly

 

USでの調査によると、消費者の70%がモバイルでの購買行動のきっかけがメールだったとのこと。また、

  • 意思決定者の64%がメールをモバイルデバイスから見ている
  • 48%のメールがモバイルデバイスから開かれている
  • 69%のモバイルユーザがモバイル最適化されていないメールを消去している
  • 89%のメールマーケターはメールマガジンがモバイル最適化されていないことで、機会損失をした

どういう調査なのか分かりませんので、深くは踏み込みません。ただ、これだけスマートフォンが使われPCの利用が減っていることを考えると、やはりメールもモバイルファーストにすべきです。

テキストメールについては特に行うことはありませんが、しかしテキストメールは計測できる内容も少なく、ターゲットにもよりますがHTMLメールに切り替えていくことを家ではおすすめしています。

HTMLメールの場合は、リキッドデザインとメディアクエリを使うことで、PCでもスマートフォンでも見やすいメールを作ることができます。

1つの悩みどころがGmailがメディアクエリを無視する点でして、これは早く対応してくれないかなと思うところです。PCバージョンがでてしまうので、文字が小さくなって読みづらいのです…。

終わりに

そもそもHTMLメール前提の話にはなってしまったのですが、テキストメールにも応用できる部分は多々あるかと思います。

コンテンツを適切なタイミングで相手に届けることで、見込み客をフォローして購買につなげる。そのフローを作るためにメールはとても便利です。

嫌がられない、待ち焦がれるようなメールを出せるように、トライしてみてはいかがでしょうか。

私も、ずいぶん長く書いているのに全然うまくなりませんが…センスの有る人はすぐです。

私みたいになくても、記者ハンドブックや文章の書き方の本(面白い文章〜というよりは基礎の本)、または音読などである程度OKなレベルにはなりますので。苦手意識は持たないで良いのではないかと思います。

この記事がご参考になれば幸いです。

中山陽平

Photo by @superamit

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