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ラウンドナップ・Webコンサルティング中山です。
B2BとB2Cの違いについてということですが、確かにこの2つは大まかに分ければ、違う部分が多いです。
ただ、それは全体としてみてそういう傾向があると言うだけで、B2BであってもB2Cであっても、業種業態によって様々です。
B2B的なB2Cもありますし、B2Cの中にもB2B的な物もあります。なので、この2つで分けて考える必要はありません。
基本的には、おおまかな販売・マーケティングのやり方は以下によって変わってきます。
- 買い手の人生や業績に対して、どれくらいの重要度なのか
- 意思決定を行う人が誰で、その力関係はどうなっているのか
- 商品やサービスの利用期間はどれくらいか、使い切りか、一生物か
- 一年間の可処分所得(あるいは予算)に対して、何パーセントくらいの費用がかかる物なのか
- 競合他社がどれくらい頑張っているか(激戦かどうか)
B2Bであっても消耗品の購買などであれば、B2C的な動きをしますし、B2Cであっても不動産売買であれば、中堅企業のシステム大規模導入などと似た動きをします。
なので、私としては基本的に対企業だろうが対消費者だろうが、そこから考え始めるのはお勧めしません。あくまで自分のお客さん・競合他社を見つめて、それをもとに戦略を立てていけば良いと考えます。
というわけで、ノウハウについてもB2Bだから云々という物は無いので、あまり気にせず、自分が戦っているマーケットで使えそうな物であれば取り入れていくという考え方が良いです。
そこは、既存の概念にとらわれずに取り組んでみてはいかがでしょうか。