ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

著者情報(Authorship)を設定していないのに、著者情報が出ていませんか?

2013-08-26-Author-intell-updateGoogleで検索を行うと、著者情報というものが表示されます。

Googleは、コンテンツについて「ある人が書いた、作った」というようなコンテンツについては、作った人間をAuthorshipマークアップという方法で指定することを勧めています。

「◯◯県の××さんが作った野菜です」みたいな感じですね。それによって、コンテンツの品質をより見極めやすくする狙いがあるようです。

Googleの使命は「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること(→公式ページ)」そのために「書いた人」という情報も使っていきたいという意図です。

Authorshipを設定するには、タグの設定などが必要…だが

Authorshipをきちんと指定すると、以下のように検索結果の画面顔写真などの情報が出るようになります。

2013 08 26 23 36 39

Authorshipの設定方法は、「著者情報(Authorship)のリッチスニペットを設定しよう! | SEO Imagination!ブログ 」などが分かりやすいと思います。

これは本来自分でちゃんと上記ページのように、ちょっとめんどくさい手順を踏まないと設定できないものでした。

ただ、最近「勝手に」「自動的に」著者情報が設定されるケースが出てきているようです。

SwellPathというサービスサイトの記事に、意図せずCEOの著者情報が…

それについて記事にしているのがこちらです。

▼Authorship Update: Intelligent Authorship Attribution | SwellPath

このサービス、SwellPathというサービスサイトのコンテンツはAuthorship指定をしていません。本来なんの著者情報も出ないはずのものです。

なぜそんな状態になっているかというと、「Googleはサイトのサービスページや商品詳細ページなどにはAuthorshipを指定すべきではない」としているからです。

前提:サービス概要などの「汎用的」なページは本来、著者情報は設定すべきではない

これは結構、周知されていないことですが、2013年にGoogleのMaileOhye氏がSMX Advancedでも言及していることです。詳細はSEMリサーチ渡辺さんのこちらの記事を御覧ください。

Google Authorshipマークアップの果たす役割と使い方 – (Maile Ohye, Google) SMX Advanced 2013::SEM R (#SEMR)

Maile Ohye氏(中略)によると、Authorship は著者による記事へのマークアップが想定されており、ホームページ(サイトのトップページ)や商品詳細ページなど、汎用的な情報へマークアップするものではないという。

結構、サービスサイト全体にCEOや代表取締役の著者情報を入れているサイトを見ますが、これは本来「間違っている」ないし「Google的には好ましくない」ものです。外すことをお勧めします。

しかし、SwellPathのページに著者情報が…

しかし、そのポリシーに則って、Googleの著者情報を設定していなかったSwellPathのページに突然著者情報がでるようになったと、先ほどの記事には書かれています。

しかも、それぞれの記事を実際に書いた社員・役員がほぼほぼ正確に現れていたそうです。Author指定をしていないのに。

 

例えばこのページ

▼Google Tag Manager Implementation & Management Services | SwellPath :
http://www.swellpath.com/digital-marketing-services/analytics/tag-management/

このページは、Author指定はないです。しかし、著者情報は出ています。CEOのAdam氏が出ています。

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ソースを見てもAuthor指定はされていない

PublisherとしてSwellPathの会社としてのGoogle+プロフィールがリンクされているだけです。

2013 08 26 23 52 49

→ https://plus.google.com/118019290233443369545/about

AUthor自体は以下の様な記述はあります。

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ただ、何でこうなっているかわかりませんが、このリンク先は別の著者のページです(→ こちら)そのページからGoogle+プロフィールにもリンクが有りますが、これもこの「間違った?」著者のGoogle+プロフィールページへのリンクです。

本来なら、著者情報は出ないはず…です。

「Googleは自分で著者とコンテンツを結び付けられるようになってきているのでは?」

ということで、記事の中で「Intelligence Aurhorship Attribution」という言葉を使い、Googleが自分で適切な著者情報を設定するようになっていくのでは、と書いています。

そして、氏曰く恐ろしいのはその正確さだそうです。

SwellPathのサイトは

  • Adam Ware氏はサイトのアナリティクス関係のページをほぼ全て書いている。
  • Ashley Stuart氏はソーシャルメディアについてのページやブログ全部書いている
  • Mike Arnesen氏はSEO系のページや記事をすべて書いている
  • PPC系は、特にこの人が殆ど書いている、というものはない、バラバラ

という状況。この状況がきちんと著者情報にも反映されていたと。

先ほどのキャプチャはAdam氏のものでしたが(Analytics系の記事でしたね)、ソーシャルメディア系の記事はAshley氏の著者情報、SEOはMike氏の情報、そしてPPC系は「著者情報が設定されない」という、ほぼほぼ正しい状況になっていたそうです。

 

実際、何か「ミス」があってGoogleにきちんと「伝わってしまった」のかもしれません。私はHTMLソースなどをざざっと読んだだけで、深く追いかけてはいません。

過去にはSlideShareについて、自動的に著者情報が結びつくということもあったようです。

ただ、このように自動的にGoogleが見つける仕組みを作っていくのなら、コンテンツを作ることが出来るスキルを持った人というのは本当に「人財」となります。ゴーストライティングがリスキーになっていくからです。

実際、自社のことは自社で表現できる方がいいはずです。そういう仕組みを作るべきです。

AuthorshipについてはAuthorRankはあるのかないのかなど、ずっと物議を醸していますが、やはり目が離せないなと思うところです。

 

検索結果はいつか「全てAuthorshipがついた状態」になるのかもしれませんね(だとしたら、企業とページを結びつける何かを用意して欲しい…)

 

photo by Kapungo

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