ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

Googleの「In-depth Articles」が導入された検索結果は、今こうなっている

2013-08-19_in-depth-article今年の8/6にGoogleから公式のアナウンスが有った「In-depth Articles

まだ米国で導入されているだけで日本には入ってきていませんが、「深い内容の記事」としてお墨付きをもらったような印象を受けること、そして、最下部とは言え「検索結果の1ページ目に出る」ことで、Googleからの集客を考えるときには、気になる存在です。

公式のアナウンスはこちら。
▼Discover great in-depth articles on Google – Inside Search

感触が良ければワールドワイドで展開していくとのこと。では、現状どのような状況なのでしょうか。今後、どうなっていくのでしょうか。今回はそんな話題です。

導入後1週間経った際の状況

Moz blog に、現状について調査した記事がありました。「Inside In-depth Articles: Dissecting Google’s Latest Feature – Moz」です。

この記事を元に現状などを紹介していければと思います。

In-depth Articleはどのような体裁で出てくるのか?

例えば、Google.comで「Japan」を検索すると以下の様に出てきます。

※日本からGoogle.comで検索しても出ないです、米国から検索しないと出ません(プロキシなど使うとか)。

2013 08 19 12 39 30

体裁としては

  • 左側にサムネイル画像(Schema.orgでimageに指定したもの)
  • 右側にタイトル(Schema.orgでheadlineに指定したもの)
  • その下に概要文(Schema.orgでdescriptionに指定したもの)
  • ロゴ(Schema.orgのOrganization markupを施したもの)
  • サイト名(RDFaのsite_name等から取っている?)

ではないかと思います。

※。後述しますが、マークアップを全然指定してないサイトもあったりします。Googleがウェブマスター向けに書いているものは、やはり文字通り「推奨」「シグナル送ってね」であって「必須ではない」のだろうなと

※最近、サムネイルが1つのパターンも現れ始めた(テスト中と思われる)

Mozの記事によると以下の様な、サムネイルが1つだけしか出ないパターンも現れ始めたようです

NewImage

一番上のthedailybeast.comのものだけがサムネイルが出ています。

その下の2つ、NewYorkTimesとGurdianは出ていません。設定はしているようなので、Googleが意図的に出していないのかなと。また、この表示の時は「10位ではなく8位」の位置にいたようです。実験中ですが、印象としてサイトリンクっぽいですね。

マークアップはどれくらい考慮されているか不明

また、schema.orgやAuthorshipマークアップなど、ほとんどしていないサイト現状載っているようです。

例えば「Wedding Picture」で検索すると、VOGUEが上がってきます。

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このVOGUEは構造化テストツールで見ると、ほとんどマークアップされていません。
→ Google Structured Data Testing Toolでの結果

そのため「現状では、マークアップ云々よりも元々のサイトのオーソリティが大事なのではないか」という事が言われています。

そうすると、いわゆる中小あるいは個人サイトがここに出てくるのは、まだ先のことかもしれません。

まだ、出てくるものも精度がいまいち

出現する記事も、本当にその検索クエリで検索した人がより深く知りたくなる情報か?というと、まだまだ発展段階のようです。

例えば「jobs」で調べると、故スティーブ・ジョブズ氏の記事が出たりしています。

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※しかし凄い顔のイラスト…

 

出る場所、出る箇所

仕様としては

  • 検索結果の一番下に出る
  • その際に10位のサイトを押しのける(10位のサイトは2ページ目に行ってしまう)

10位が押しのけられてしまいます

全体の検索クエリのうちin-depth Articleが現れるのはまだ少ないのですが、広がっていったら、1ページ目の概念は変わるかもしれません。9番目までになるかもしれません。Yahoo!Japanと違いが出てきますね。水際の戦いで。

どれくらいのクエリで表示されているのか

Mozの記事によると、サンプリング調査を行った結果、以下の様な割合だったようです。キーワードではなくキーフレーズでも出ていますね。

  • 1ワード = 37.5% (21.1%)
  • 2ワード = 50.3% (45.6%)
  • 3ワード = 9.1% (24.4%)
  • 4ワード = 2.6% (7.0%)
  • 5ワード以上 = 0.6% (2.0%)

長いとこんな感じで6ワード(ストップワード入れると8ワード)でも出ています。

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やはりブランドのあるサイトが強い

先程も触れましたが、やはりブランド、オーソリティの有るサイトが強いようです。いわゆる「trusted seed」となるようなサイトです。

  1. nytimes.com (20.4%)
  2. wsj.com (6.1%)
  3. newyorker.com (4.5%)
  4. guardian.co.uk (4.3%)
  5. wired.com (4.1%)
  6. vanityfair.com (3.9%)
  7. businessweek.com (3.8%)
  8. nymag.com (3.3%)
  9. theatlantic.com (3.3%)
  10. thedailybeast.com (3.2%)

このまま日本で導入されると、大手ニュースサイトのストック系記事が並ぶようになるかもしれません。

まだまだこれから

Googleがこれによって目指しているものと、ユーザがどのように便利になるかは、まだまだこれからかなと思います。ユーザが求めるような情報が、より簡単に手に入るような検索結果になっていけばいいなと願います。そして、かなりインパクトの有るパーツです、ブラックな手法が通用しないようなものになってもらいたいですね。

今、こちらでできることは、Schema.orgなどでマークアップしておくことと、良質なコンテンツを書くこと、そこに尽きます。
以下のリソースもご覧ください。

悩ましいですね。

今後もアンテナを立てていきます。

 

photo by mapper-montag

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