ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

【後半】Googleの検索結果(SERPs)は今や「85」もの要素で成り立っている

rest前回に引き続き、GoogleのSERPs(検索結果)に出てくる「80以上の」要素について、それぞれ追いかけていきます。

前回の記事をご覧になっていない方は、よろしければまずこちらをご覧ください。

▼【前半】Googleの検索結果(SERPs)は今や「85」もの要素で成り立っている

前回は9コマをピックアップしました。

今回はその続きです。全てではありません。細かいものは飛ばしていますので、前回の記事にある参照スライドもご覧下さい。

検索結果(SERPs)に出てくるもの、10位以降。

10.DISAMBIGUATION BOX

2013 07 16 23 34 42れは、ナレッジグラフが関係しているので日本では出現するのか分かりません。

ただ、右図のように「See Result about」という表示がでることがあるようです。いわゆる「もしかして」です。

「もしかして」は、今は、「次の検索結果を表示しています:◯◯◯、本の検索ワード:×××」という形になってしまって消えています。

しかし、米国Googleではこのようにナレッジグラフのエリアに出ることがあるようです。

11.GOOGLE+ BRAND BOX

2013 07 16 23 41 14

これも日本では未実装ですが、特定のブランドワードにて検索をかけた時にナレッジグラフのエリアにGoogle+ページが出ることがあるようです。

また、Recent Postという表示と一緒に、最近の投稿も出る模様です

また、表示を見る限りは、どうも、ブランド名とGoogle+ページの名前は一致している必要がありそうです(不明)

12.PAID SHOPPING(RIght Left)

ショッピングの表示ですね。自然検索結果が出る左側のエリアに出ることもあれば、場合によっては右側にも出ます。

左に出るのか右に出るのか出現条件はよく分かりませんが、自然検索の結果もある程度重要とみなされる場合には右に出て自然検索の結果を上に持ってくるのかもしれませんね。

これは日本でもそのまま実装されています。例えば現時点では「バスケットシューズ」は右側、「サングラス」は左側です。

2013 07 16 23 48 47

ちなみに、Googleショッピングの検索結果としては「サングラス」の方が「バスケットシューズ」より検索結果の件数は多いようです。商品が多ければ右側、というわけでは無さそうです。

13.PAID CREDIT CARD ADS

これはちょっとびっくりしました。向こうでは、クレジットカードがこのように並ぶことがあるようです。

2013 07 16 23 52 19

この検索キーワードは「compare credit cards」です。日本で検索してもこのような表示は出て来ません。

しかしあちらでは出ているようですね。これはどうも米国Googleがクレジットカード比較のページを持っているからの模様です。

Cfpb logo  1

実際のページはこちら。「Google: find the right credit card for you

Googleがこんなものをやっているとは知りませんでした。

比較データは米国の機関である「Consumer Financial Protection BUreau(CFPB)」によるもの。クレジットカードの利用率が高い米国ならではなのかもしれません。

データは細かいです。こんな感じです。

2013 07 16 23 55 58

これが日本でも同じように始まると、クレジットカード系のアフィリエイトサイトは、大きなダメージを受けるかもしれませんね。

14.Google MAPS INLAY , TRAFFIC MAP

この辺りから地図系です。

まず一般的な地図表示、及び交通状況のマップです。交通状況は「地名 traffic」の検索で出るようです。日本でもやってみましたが、出ませんでした。未実装かもしれませんね。

2013 07 17 00 03 41

15.Local-7-pack

2013 07 17 00 07 30

これがよくあるGoogle+ローカル(Googleプレイス)が入っている検索結果です。

7packという言葉が示す通り、7つ表示されます。これが入ると、自然検索がかなり下の方に行ってしまい、切ないことになります。

自然検索の1位〜3位が表示され、その後Google+ローカルの7pack、そして4位から下という用にインサートされるのがこのパターンの基本形です。

Google+ローカルの順位決定要因については、記事にまとめたものがあるので、こちらをご覧ください。

▼Google+Local(旧Googleプレイス)の順位決定要因は…?
http://www.7korobi8oki.com/mt/archives/2012/07/google-local-place-ranking-factor.html 

サイトとのNAP(名前、住所、電話番号)の統一など、細かいポイントを記載しています。

また、Google+ページのクリック率が上がるため、ローカルビジネスを行なっている方でGoogle+ページをきちんと作っていない方は、作成することで機会損失を減らすことができるはずです。

16.Local-NEAR-BOX , LOCAL-“ONE BOX”

また、7-packに近いもので「Local “NEAR” BOX」というものもあります。

これは、先ほどの7-packが成立するくらいローカル情報が整っていない場合に、

「貴方の検索したワードに類する店はこのへん近くにあるわけではないけれど、比較的近いのはこのあたりだよ」

ということを教えてくれるものです。

7-packとの見分け方としては

  • 件数が少ない(3件程度)
  • 「◯◯◯ near 地名」というフレーズが出る

です。また、1つだけしかない場合、あるいは固有名詞の場合は「LOCAL-“ONE BOX”」として、1つだけ表示されることもあります。

日本だと例えば「上野動物園」なんかそうですね。「東武動物公園」はダメみたいです。なぜ。

2013 07 17 00 16 40

17.ナレッジグラフ関係

ナレッジ関係は多いので簡単にいきます。

プレーンなもの以外に、ZAGATのレーティングが載ったものや、関連している検索結果への誘導、映画や書籍、有名人など様々なものが出てきます。

ナレッジグラフ自体は日本でもじわじわと増えていますね。関連している検索結果への誘導も行われています。

例えば「東京タワー」を検索するとこんなものが出ます。

2013 07 17 00 20 44

近場が多いですね…。

出てくるものをリストアップだけしていきます。カルーセル表示も最近はテストされているのですが、それは魅せ方の違いなので省略します。

  1. knowledge graph(プレーンなもの)
  2. ZAGAT Rating(ZAGATの評価付き)
  3. Related Search(関連検索) / Related Search Carousel
  4. Celebrity Bio(有名人情報)
  5. Event Songs Albums(音楽関係のイベント・楽曲・発売中アルバム情報がまとめて) / Album Carousel
  6. MOVIE BOX(映画のthumbnail、名前、レビューサイトの星、概要など)
  7. Book BOX(書籍の情報)/ Book Carousel
  8. Geographic Info(地名に関する情報)
  9. Medical Info(医療関係の情報。Sleep Disorderなど)
  10. Drug Info(薬の情報。※タイレノール、など、そういったくすり)

18.健康・医療関係

また、「Related Health Searcges」として、のどが痛い、などと入れると、関連する病気などを教えてくれるようなことも米国ではあるようです。

この辺りは国家として情報を提供しているかどうかが大きい模様で、この健康情報は「U.S. National Library of Medicine」という国の機関のサイトから情報提供を受け、そしてそのサイトに誘導しています。

また、中毒事故に関しては電話番号が出る模様です。

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この辺りはお国柄もあるのでしょうか。

19.便利系

このあたり細かくなってくるので、箇条書きで行きます。

  • 日本でヤマトの伝票番号で配達状況を確認できるようにUPSでできるようです。
  • 「time chicago」などと入れることで、その地域のローカルタイムを確認できるようです(日本未実装)
  • 「sunset 地名」「sunrise 地名」で日没と日の出時刻が分かるようです(日本未実装)
  • 計算機(これは日本でもOK)

まとめ

と、最後は小ネタが多かったので駆け足になってしまいました。

これは便利だというものもあれば、遊び心?と思えるようなものありますが、何よりこれほどいろいろなものを、それぞれの特性に合わせて形を変えて出している辺りに、ユーザの利便性を最優先しているGoogleの姿勢が伺えます。

マーケターとしては、前回の繰り返しになってしまいますが

  1. 自分が追いかけているクエリ(キーワード)の表示のされ方が変わらないか、常にアンテナを張る
  2. 類似キーワードの表示形態もチェックするなど、できるだけ早く変化に気づけるように
  3. 恐らく表示形態が変わりそうだなと分かったらできるだけ早く、対処する
  4. 表示形態が変わったということをユーザ目線で考え、行うべきことを行う

このあたりがポイントです。

4つ目は、そもそも「Googleはなぜこの検索結果に、例えば地図を出すようになったのか?」と考え、その上で「このサービスはまずお客さんは場所で比較検討の足切りを行うのでは」といった仮説を立てます。

Googleが地図を出してきたということは、そういうニーズが有るということなので。

だとしたら、

  • お客さんの比較対象に入る場所に移る
  • むずかしければ、「距離よりも大切なモノがある」ことを伝えるコンテンツを作り、説得する

などを行う必要があるかもしれません。

速く知ることが出来ればそれだけアドバンテージになります。

 

この記事がご参考になれば幸いです。

前回の記事をご覧になっていない方は、よろしければまずこちらをご覧ください。

▼【前半】Googleの検索結果(SERPs)は今や「85」もの要素で成り立っている

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  1. sphinn.jp より:

    【後半】Googleの検索結果(SERPs)は今や「85」もの要素で成り立っている…

    Moz(SEOmoz)にて、パターンの収集が行われたGoogleの検索結果画面について。…