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自社リストの現実を知り、幅広いコンテンツ形態を持とう

B2Bウェブマーケティング

ラウンドナップ・コンサルティングの中山です。一昨日がお盆明けの方も多いのではと思います。

私のメールボックスは、お盆明けのセールスや告知メールでいっぱい。
無数のメールが埋め尽くしています。あたかもUターンラッシュのように。

こういう時は、埋もれる可能性が高いですから、配信は止めた方がいいです。開封率もクリック率も落ちます。やるなら効果の高いタイミングでやる方がいいに決まっています。

メールの時間帯というのは重要です。運用していただくと分かりますが、時間帯と曜日で開封率は、倍くらい変わることもあります。せっかく頑張って書いたのですから読んでもらいたいですよね、コンテンツを。

読んでもらうためには、実験してタイミングを把握することが重要です、いつ送れば、読んでくれるかを。きっと、その結果得られた「現実」と今までの「想像」の間には大きなギャップがあります。

しかしそれは、たくさんの改善の気づきを、みなさんに届けてくれるはず。

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メルマガ活用で大事なのは「現実を知ること」

私は、HTMLメールはマーケティングでは必須だと考えています。理由はたくさんありますが、第一に「現実が見えるから」です。

テキストメールでは分からなかった、開封率、クリック率等のデータが取れます。また、解析やA/Bテストなどもできるのでユーザーのことをより深く知ろうとすることもできます。

こんなこと、よくあります。

「30,000人のリストがあってそれなりに反応があると思ったのに、開封率はたった1%で、300人しか見ていなかった…」

ショックですよね。でもよくあります。昔からリストをクリーンナップもせずにひたすらため込んでいる場合、ほとんどが「死にリスト」だと覚悟した方がいいかもしれません。

クリーンナップしていないリストは、腐っていくだけ。

不達が増えれば迷惑メールのフラグも立ちやすくなります。ましてやリスト買いなどして未承諾メールを送っていたら、迷惑メールフラグをたくさんつけられて、迷惑メールフォルダ直行になってしまいます。良い事なんて何もありません。

配信数なんて自己満足する以外の何者でも、ないんです。

配信数なんてざっくり気にするくらいでいいのです。それよりせっかく登録してくれた人からの反響数をいかに増やすかに軸足を置いた方が結果に繫がります。

リストの裾野をいかにすくっていくか

メールマガジンなどに対する忌避感というのは相変わらず強いです。きっとこれをお読みの方の中にも「メルマガフォームを置いているのに、全然登録が無くて困っている」という方もおられるのではないでしょうか。

今やメールマガジンに登録しなくとも、情報は多すぎるほどネット上にありますので、きちんと仕組みや人間心理を考えていかないと、なかなか登録数は増えません。

そのための1つのポイントが「リストの裾野」です。

いきなりメルアドを取ろうとするから無茶なんです。

メルアドを入れるというのは、一般の買い手にとっては大きな行動です。みなさんにとってはたくさんのリストの中の1つのメルアドに過ぎないかもしれませんが、その人にとっては大事なメルアドなのです。

メルアドを入れてもらうというゴールに向けて見込み客育成をしないといけません。文字にすると当たり前なのですが、意外と潜在意識に入っていないケースが多いです。

そのためになにをすべきか。

それはやっぱり「情報提供」「情報発信」「戦略的なコンテンツ作成」につきます。メルアドを献上しなくとも得られる情報でまずは相手に自分たちの価値を知ってもらう、信頼してもらうんです。

いろいろなコンテンツ形態で待ち構える

この時、HP上のコンテンツだけだと限界が来ます。なぜなら、読むのが面倒、そもそもたどり着かないような人も絶対にいるからです。なので、色々な人向けにコンテンツを作ることが重要です。

うちでいえば使っているコンテンツ形態は

  • ブログ、ページ → ネットで情報収集するある程度リテラシある方向け(同業者の方多いですね…)
  • 外部寄稿 → 私や弊社のことを知らないけれどもネットサーフィンする人
  • 紙の情報誌 → ネットで色々見るのが苦手な方、そもそもほとんどネット見ない方
  • Podcast → ネットの記事を読むのが好きじゃ無い人、ながら作業が好きな人、セミナーなどが好きな人
  • 動画セミナー(Webinar) → セミナー好きの人

メルマガ → 全てのキャッチアップ

です。

まだまだ網羅にはほど遠く、色々なところとコンテンツでジョイントしたり、さらに別の形態を追加しようとしています。

やろうと思えば意外とできる物で、お客さまの仕事と並行して、全部自分でやっちゃってます。

そろそろとは言え厳しいのでリモートワークのアシスタントさん欲しいです…

Podcastは効果的

特にPodcastは継続してた結果が明確に出始めています。情報誌も結果がでてきています。余談ですが、こういうのは、継続しないと結果が分からないので最低1年やる覚悟をした方がいいです。

Podcast配信(制作・評価・計測)のコンサルと仕組み作り代行も行っているので、はじめたいという方はお問合せ下さい。さすがに90回近く配信していると、色々なことが分かってきます

日本iTunesで全体トップ10入りもしたので、きっとこの辺が大事なのだろうなということも、分かってきました。

→ Podcastはこちらからどうぞ

結構コアな部分についてはさすがにメルマガで拡散すると、お金を払って頂いているお客さまに申し訳ないのでかけないのですが例えば以下のことは絶対に考慮が必要です

  • 配信するために使う媒体、ツール(無料ブログはダメです)
  • エピソードを制作する際の道具と環境整備
  • エピソードの作り方、編集の仕方
  • 発生の基本、しゃべり方で気をつけるべき事
  • 計測ツール(とは言ってもせいぜいDL数くらいしか分からないのですが)
  • SEOの観点で、配信する際に一緒にやっておいた方が良いこと

また、誰にでも合うわけでは無いです。

こういう人は効果大、こういう方はやる必要なし(そなら、コミュニティFMに広告出した方がいい)などあります。

どちらにしても、文章と映像の間のいいとこ取りをしたのがラジオでありPodcastだと考えてみて下さい。

  • 文章のように、どこでも読むことができる(イヤホンつければどこでも聞ける)
  • ながら聴きができる(これは文章には無い利点、動画に近い)
  • 自然と、順序よく情報が入ってくるので、分かりやすい(文章は読み飛ばしがち、良くも悪くも)
  • 文字では伝えづらいニュアンスが伝わる(動画、テレビ的ですね)
  • 声としゃべり方で相手との距離がグッと近づく

最後は特に重要ですね。

きちんとマーケティングロジックを考えた上で、自社リストの現実を知り、その上でお客さんを成約までの階段を一歩一歩上がってもらうために、1つずつ施策を打っていくこと。それが大事です。

いかに幅広い施策を行えるか、コンテンツを作ることができるかという、強みや差別化要因を産み出し、伝えるための地盤・資産の差が、マーケティングにおける勝敗を決めるようになっています。そういう時代に入ったという前提で、今後のウェブ活用を考えてみてはいかがでしょうか。

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