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SNSって本当に商売には役に立たないのか?

発行日:201ml_bn_catch3年09月03日

おはようございます、ラウンドナップ・コンサルティング(WEB戦略ラウンドナップ)の中山です。

いやはや、随分と間が開いてしまいました。8月はいろいろと立て込んでおり、お客様のプロジェクトを進めるので精一杯でした。メールマガジンを書こう書こうと思っていると、夜中の3時。

あまり朝寝坊すると、朝、子供の面倒が見られず寂しいので寝ていました。しかし、家族は私の原動力です。親孝行も、早くしないと。みなさんはお身体など崩していませんか?

もし、風邪を引いている方がいたら、昨年も流行りましたよね「冷やし甘酒」これ、本当にいいみたいです。って、ステマみたいですが(^_^;)

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SNSで物を売るのは難しい?ビジネスには役立たないのですか?

コンサルティングの中で、あるいは質問箱の中で、あるいはウェブ解析士講座の中で頂くことが多いご質問の1つは、やっぱり「ソーシャルメディア(SNS)」の活用です。

いろいろな意見がありますよね。「SNSは全然商売に結びつかない、そういう場所じゃない」逆に「人と人とのつながりを考えることで、新しい顧客接点となる」といったポジティブなものも。

どっちなんでしょう。難しいですね。

私はこの「SNSがビジネスに使えるかどうか」については、
端的に言えば【使い方次第で、ちゃんと役に立つ】という立場です。

なぜでしょうか?
ここからは、その理由です。

まず使ったことがないなら、使ってみる

2013-09-03_02-00-10.020023まず、SNSという場をきちんと見据えてみて下さい。

もし、経営者の方や担当者の方で「使ったことがない」あるいは「自分が普段使う範囲でしか使ってない」という状況でしたら、すぐに

「隅から隅まで使ってみて下さい」

まずはそこからです。Facebookでしたら

  • Facebook広告の出稿(出稿できる箇所は2箇所、出し方はたくさんあります)
  • Facebookページの運用、特にインサイトの活用
  • グループの活用
  • イベントの作成、参加者の招待など

最低限この辺りは「実体験」してみることをオススメします。

何事もやってみないとわかりません。Twitterはあまり隠れた機能はありませんが、例えばサードパーティ製のツール、Hootsuiteですとか、そういったものも使ってみるといいですね。

SNSでワンステップで物を売るのは難しい

160_F_15249435_oFaN8HPf86uXoPFNPoWdAdMtltj5pB0U.020807その上で、まず考えていただきたいのですが

「例えば、何かのサービスや商品について、SNS上で不意に出会ったものを、買おう」と思うでしょうか。

書籍などのような「安く・どこで買っても同じ」ものなら、買うかもしれません。しかし例えば、企業で使うツールやサービス、あるいはそれなりに高い商品を「SNSで流れてくる広告に触発されて買う」でしょうか。

多分、買わないんじゃないかと思います。というか、そもそもSNSでそういった「プロモーション」についての情報は、無意識に「避けている」のではないでしょうか。

だって、SNSはコミニュケーションの場所。コミニュケーションしようとしている時に、ずずっと「これいいですよ!買いませんか?」と目の前にセールスマンが現れたら…

嫌ではないでしょうか。

何が言いたいかというと、「SNSには、その場でものを買いたいという人は、あまりいない、そういう場ではない」ということです。

アスクルもFコマースから撤退しました、それはそうです。わざわざFacebook上で買う意味なんてないです。サイトで買います。

方向性1:SNSは「自分を応援してくれる人を作る場」

ではどうしたらいいんでしょうか。

それは、考え方を変えることです。具体的にはSNSという場では「自分たちの商品やサービスをお応援してくれる人を作る」と考える方向性です。

別のあなたの商品に興味はないけれども、対応もいいし、制作秘話を聞くと、本当にお客さんのことを考えて真摯に開発したんだなということも分かる。それに実際会ってみたら、とてもいい人だった━━

こういった印象を請けてくれる方が増えれば、それはとても大事な「応援してくれる人」になります。何かイベントやキャンペーンがあれば拡散してくれるかもしれませんし、知り合いに教えてくれるかもしれません。

直接ものを買うわけではないけれども「応援してくれる人を増やす」これはSNSととても親和性の高いやりかたです。

方向性2:2ステップ型マーケティングにする

もう1つは、SNSで売り切るのではなく2ステップがたにするというやり方です。恐らくこれが最も「簡単」かつ「分かりやすい」のではないかと思います。

例えば

  1. Facebookページで定期的にお役立ち情報を投稿
  2. 自社サイトに誘導して、何かのアクションをそこで起こしてもらい、リスト化する(メルマガ、サンプルなどなど…)
  3. リスト化したら、見込み客育成をメールマーケティングで行う
  4. いずれ顧客になる

といった流れを構築するんです。

SNSでは「SNS経由でのサイトへのアクセス者を増やす」ことと「SNS経由でのアクセス者のリスト登録率(CVR)を上げる」ことをひたすらに追求します。その場で売るのではなく、サイトに行った先の行動を見据えるわけです。

例えば私もこのやり方です。記事を週に数回フェイスブックページに投稿します。

実際のものを見てもらったほうが速いかもですね。

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そして、ここからの集客数を、短期的な動きは短縮URL「bit.ly」で把握、数値は、GoogleAnalyticsなどで把握します。その上で、アドバンスとセグメントを使って「Facebookから来た人のメルマガCVR」を指標にしています。

投稿の内容によって、全然集客数や傾向が変わるのが、とても興味深いですよ!

ここに広告運用ノウハウを加えるとなお良し

160_F_35310072_iFFjprvEliyvNY7PEE0KopcP71gq1YRa.022446さらに、Facebook側では、Facebook広告をうまく使うと、この2ステップ型の流れをかなり強固に出来ます。また、安定した物にできます。

しかも、きちんと考えて出せば格安です(私の場合1日300円程度で十分、これ以上出すとむしろ”悪影響”が出る)

Facebook広告はとてもクセのある、未完成な広告です。

そして、それほど「爆発的な効果」は見込めません。しかし、一度ファンに成ってくれた人を、ゆるーくつなぎとめておくには、かなりコスパが良いです。

詳しくはここでは書きませんが、うまく使うことをオススメします。

ただ、厄介な仕様も多いですし、例えばファン数によってベストプラクティスは大きく変わります。

私は昨年の秋くらいに、個人で50万円以上を1ヶ月で広告費に投資して、実感で使い方や仕組みを学びました。それが今でも生きています。

うちのFacebookページは14,000人くらいのいいね!がありますが、これは全部「ちゃんとした人」です。謎の外人や、謎のダミーアカウントではありません。アプリで無闇に集めてもいません。

しかし、最もいい時には1いいね!を10円を切るくらいで獲得できていました。これは、Facebook広告の仕組みがわかっていれば、だれでも再現できると思います。

十分にビジネスに役立てられる可能性がある

SNSは、このように「応援してくれる人を増やす」あるいは「2ステップ型にする」ということを意識すれば、十分にビジネスに役立てられる可能性があるものです。

そのためには、巷の声に流されず「自分で体感して」「自分の気持ちを把握して下さい

それで、いろいろなことが見えてくるはずです。

SNSはについては、いい事を並べる人も、否定ばかりする人もいます。しかし、まずは自分で体感して実感して、その上で話を聞かないと、悪い言い方をすると「洗脳」されてしまいます。

私は自分で投資してみて、そして使ってみて「使い方を間違えなければ役に立つ」と判断しています

だって、SNSでフォローしてくれている人が、動画教材を買ってくれたり、ウェブ解析士を請けてくれたり、コンサルの問合せをしてくれるので…。素敵です。ありがとうございます。

 

ぜひみなさんも、

「応援してくれる人を増やす」あるいは「2ステップ型にする」

という方向で、活用を模索してみて下さい。どんなこともそうですが、自分でまずは考えて、可能な限り実感してみることがマーケティングいや、商売においてはとても大事です。ぜひ、これにかぎらず、体験・体験・体験!してみてくださいね!

 

それでは本日は以上です(^_^)

なんか、こんな話をウェブ解析士講座や企業研修でやれたらいいなと、思う日々です。

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