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世代による消費マインドの違いと、その捉え方とは?

配信日:2014ml_bn_catch年11月12日

みなさんおはようございます、ラウンドナップの中山です。 火曜日配信のつもりが1日送れてしまいました。すみません。 Facebookなんかではつぶやいていたのですが、先週から「急性声帯炎」というものにかかってしまい、おどろくほど声が出ません…。昨日耳鼻咽喉科に行ってきたのですが、花からファイバースコープを入れられて、声帯炎と診断され「極力喋らないこと」と念押しされてしまいました。

そのまま声がハスキーというかしゃがれてしまうこともあるそうです(慢性化)歌手の方がよくなっているようですね、職業病だとか。私の場合、あまりマイクを使うことが好きではない関係で、大きめの会場でもノーマイクで研修を行います。それと風邪が重なって、疲れも伴ってやられたようです。

とは言え実は明日水曜日はまた企業研修初級ウェブ解析士講座
なのです…先生には止められていますが、お金もらっているプロですので、止めるわけには行きません。というわけで、なるべく負担をかけないようにしながら、5時間喋ってきます。幸い薬のおかげか、低音は出るようになってきておりますので。

さてさてそれはそれとして、日経平均株価が一時大台を越える中、景気が良くなったかなぁと思うとそうでもないという声も多いですね。うちのお客様も消費税上がった時は大変だったと、口をそろえておっしゃっています。次は10%、どうなるのでしょうね。目先のことにとらわれず長い目で見て良い方向に進んでいけばと願います。

マーケティングにおいても、市場は基本的にはどこもシュリンクしています。そもそも以前のような消費マインドを持った人がどんどん割合として減っているのです。バブル期のイケイケドンドン世代は年金をもらうような世代になり、その代わり入ってきた若い人は、「嫌消費」のマインドですので、お金の使い方が違います。

これは責めるべきことでもなく不景気の時代に育ってきているのですから、仕方有りません。私自身、小学校の時にバブルが崩壊し、バブルというものがなんなのかは、TVの中のジュリアナ東京の映像でしか知らない世代です(1981年生まれです)正直右肩上がりの時代を経験していません。なので、それがさらに押し進んだ世界で育ってきた今の若い人達の感覚は、ある程度分かるなと思います。

マーケティングという観点でこの時代をどう捉えるかは重要です。その1つとしては「プラスを増やすことより、マイナスを減らすことの方が重要」という考え方があります。

割と楽観的な時代は、とにかく「なんとかなる」ということで、プラスをいかに増やすかというところに着目する風潮が有りました。然し定成長ないし主リンクしている時代には、プラスよりも「失敗しないこと」「ムダがないこと」というマイナスを減らすことの方に興味関心ごとが移っていきます。

この変化は重要です。なぜならそのままそれがキャッチコピーやコンテンツを通じたメッセージに影響してくるからです。端的に言えば「これができる、これもできる、これだってできる!だから買って!」ではなく「これは心配いらなくなります、こんな心配も不要になります、これからも開放されます」の方が、興味を持ってもらいやすいのです。

何かを出来るようになるということは、何かができないことによる不安をなくすことなので、実は表裏一体だったりするのですが、切り口が違うだけで反応が変わります。

どんな業種でもそうです。

キャッチコピーや広告分がなんか上手く行かんなと思ったら、それを考えてみてください。プラスの積み上げからマイナスの払拭に切り替えたものを試してみてください。 実際の商品やサービスが同じでも、紹介の仕方で全然反応率が変わります。

快眠枕を「朝までぐっすり、朝からフル活動」ではなく「朝までぐっすり、寝坊で上司への連絡で悩むことも朝の食欲不振もなくなります」にするだけで、変わるのです(これは、今、思いついた、例ですあくまで) 世代が違うと、こういう根本的な部分が無意識のうちにズレる、それが怖いです。

理想としては売ろうとしているユーザー層と同じデモグラ&サイコグラフを持った人を雇うなり、身近に持っておくなりすることをおすすめします。

体に染み付いたものは、分かりませんから。

ぜひぜひ。

それでは本日のメールレターは以上です。いやはや早く喉を直さないと…焦る一方ですが、医者には釘を差されまくっております…。

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追伸

週末にはMTDDC Meetup TOKYO 2014 (MovableTypeDevelope And Designers Conference)も待っていますし、毎週企業研修も有りますので、ちょっと焦りますね。

お客さんに迷惑がかからないように最善を尽くします。

ちなみにMTDDCタイムスケジュール決まりました。
なんとセールス/プロデュースの個別セッションのトリです。

内容は「「餅は餅屋というけれど、お客さんあなただって餅屋です ~ 491社のコンサル経験から分かった、制作・開発会社と中小企業の、成果が出る役割分担とは」です。

まだ正直何も考えていませんが、きっと受発注で悩む方インハウスで悩む方には、プラスになると思います。

MovableType使ってなくてもぜんぜん大丈夫ですので、ぜひ六本木ミッドタウンまで。いらっしゃいましたら、ぜひ一声お掛けくださいね。あまりこういった所で喋らないので…(手一杯でして)

▶タイムテーブル | MTDDC Meetup TOKYO 2014 :
http://mtddc2014.mt-tokyo.net/timetable/

ではでは、またメールしますね。

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