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良いハコ物作れば勝手に売上が上がるほど、今の競争はラクではない

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今週のトピックス

  1. コンパクトな会社は早く動かないと「損」
  2. PDCAサイクルよりもOODAループ
  3. ハコ物に時間をかける時代はもう過去の物
  4. 月刊小冊子が電子版になってリニューアル
  5. Webinar最新回のご案内
  6. 情報配信LINE@・Twitterから抜粋
  7. 書籍などのお知らせ
  8. 終わりに

こんにちは、ラウンドナップWebコンサルティング中山です。

週末ギリギリになってしまいました。

7月も半ばですが、今年のお盆周りは例年以上に忙しくなりそうな、そんな動きを、お問い合わせの内容や、周辺情報から感じます。

コンパクトな会社は早く動かないと「損」

ニュースで朝令暮改というか、いろいろな意思決定の話が出ています。

規模が大きい会社は振り回されるデメリットの方が大きいですが、コンパクトな会社であれば、細かく軌道修正していけることは現実的に獲得可能な強みです。

時代の変化、進化ではなく変化が早いのが現代です。くるくる変わる市場に柔軟に対応しなければなりません。

PDCAという考え方は段々時代に合わなくなっています。大概の場合、長さも加味して書くとPPPPPPDCAだからです。

大きな会社は、あるいは旧態依然とした会社は、いろいろな調査をして…想定できる事態に備えて…必要な根回しをして…社内会議を何度も通して…と、プランの段階に時間をかけます、かかります。

しかし、現実はその間にも変わってしまっているわけです。

そうしたら、その現実に合わせてまたプランをするかというと、決まったことはその通りやるというのが、大きな企業の一般的な動きですので、結果としては、時代からズレた施策が打たれていくわけです。

それが成果の邪魔をしているケースは少なくないです。

PDCAサイクルよりもOODAループ

ご存じの方も居ると思いますが、PDCAに対してOODAループ(ウーダループ)という考え方があります。

こっちの方が、マッチしますね。

こちらの考え方をベースにした方が良いです。

アメリカ空軍のジョン・ボイド大佐が考えたといわれています。

戦闘機乗りの考え方がベースですね。つまりは、予測できない状況の中で、目的を達成するための考え方です。

OODAループについては、いろいろな議論もありますので詳細は、書籍などを見て頂ければと思いますが(個人的には『自衛隊幹部学校戦略教官が教える 〈米軍式〉最強の意思決定』がいいように思います)

「今の時代、じっくり考えて(PLAN)、実行に移し(DO)想定通りに進むかを確認(CHECK)しながら、次の行動改善(ACT)を行う、の繰り返しでは、Pしている間に背景が変わるのでCがうまくできない、つまりサイクルが回らない」

のです。

端的に言えば「大事なところだけ固めたら、まず動いて、その結果を見ながら目的にひたすら向かっていこう、どうせ最初に思いもつかなかった事が起きるんだから」ということです。

ハコ物に時間をかける時代はもう過去の物

ホームページ制作なんて本当にこの通りだと思うんですよね…。

プランニングから1年かかったみたいな話を聞くと、1年経ったら別の世界だよなぁと思うわけです。

中小企業でも半年くらいかけて、やったりしますよね。

どうしてもいろいろな事情で半年や1年かかるなら、私なら、戦略的な部分を切り出したミニサイトをコンパクトに立ち上げて、そこで波にもまれつつ洗練させていって、それを適宜取り入れながら、本体サイトをリニューアルする事をオススメします。

ないし、スマホメインなどであれば、あまり見た目凝らなくても良いですから、コンパクト化して1-2ヶ月でリリースして、どんどん改善ループ回した方が良いのでは?と思います。

昔みたいに、みんな似たようななニーズしか脳内に顕在化しておらず、様々な予測がラクだった時代ではないですよね。十人十色の価値観を持ち、距離を超えて仲間を作ってその価値観を強化できる時代です。予測できる範囲がとても狭くなっています。

私も、昔に比べて相当制作自体の費用や工数は抑えて、その後に使ってもらえるようにご提案しています。

良いハコ物作れば勝手に売上が上がるほど、今の競争はラクではないので、そういう意味でもWebへの目線は変えて頂ければと思うところです。

余談ですが、これをあまねく広げていくには、もっとフリーランスだったり小さな会社で柔軟に守備範囲広く動けるマーケターなりコンサルなりが増えないといけないと思っています。そういう所をなんとかできる物を作りたいなと、最近改めて思っています。

■月刊小冊子が電子版になってリニューアル

新型コロナによる混乱の中、一時的にニュースレターの配送を停止しておりました。流通に負担をかけることや、リモートワーク・テレワークの流れに沿わないという考えのもとでございました。

そして、今後の「働き方」を考えまして今後はデジタル配信に移行することに致しました。

本日ご案内する新7月号から、PDFとEPUBでのデジタル配信となります。

今すぐ、こちらのフォームからご登録下さい。

→無料小冊子購読はこちらから

Webinar最新回のご案内

第246回:中小企業が自分に合ったWeb活用法を見つけるオススメの方法とは?

第246回:中小企業が自分に合ったWeb活用法を見つけるオススメの方法は「ビジュアライズ&妄想」

動画を直接見られない方は以下からジャンプしてご覧下さい。
https://youtu.be/jtF_Xxb94KY

特に今のご時世、中小企業は自分たちに合った物を探求するために余分な時間も費用も人的工数もかけたくない物ではないでしょうか。

しかしウェブの世界は変化も早く、新しい言葉も次々に生まれ、いったん自分たちに合った物ややるべき物は何なのか分かりづらいのが実情です。

とは言えそこで、安易に丸投げしたり耳障りの良い情報に飛びついてしまうと、自己満足や時間とお金の無駄が発生してしまい、本当に価値のあることに使うお金がなくなってしまいます。

では、どのようにすれば自分たちに必要な物が見いだせるのでしょうか。

そのキーポイントは「ビジュアライズ」と「妄想」です。

詳しくはPodcast / YouTubeのWebinarをご覧下さい。

日刊情報配信からピックアップ

LINE@です。

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LINE@の登録はこちらから、もちろん無料です → https://lin.ee/5NzoMnY
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[1]Web会議「Microsoft Teams」にバーチャルルームに集まれる「Togetherモード」

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/09/news053.html

「社長の画面サイズを広くする機能」並に不要な気がする機能です。むしろ気をつかうのではと…。国内かと思ったら米国マイクロソフトということで、以外とそういうニーズがあるのねと思うところです。

Webinarでも出しましたが、私は顔を移す必要は全くないと思っています。それより便利なのは画面共有やその場での資料共有、映像の共有です(現場の状況とか)

この当たりはWebninar見て頂ければ幸いです。

[第234回]ビデオ会議の最大のメリットは顔が見えることではない…実践からのテレワークTIPS

https://roundup-inc.co.jp/nakayama/post-video-cont-is-not-important/

映すなら戦略的に映しましょうという感じですね。

[2]食べログ、飲食店のコロナ対策を掲載 消毒・検温、店員のマスク着用、換気の有無など

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/14/news108.html

ユーザー的には確実にニーズがありますが、特に小規模飲食店側からは苦い目で見られそうなリリースかと思います。元々が小さいお店は、距離を確保すると、席数が本当に少なくなってしまいます。

とは言え、この機能は恐らく他の飲食ポータルも追随するのではと。絶対知りたいですもんね。

コロナの恐怖から解放された後、この機能は恐らく消えていくでしょうが、レビューの中の文章であったり、利用エリア内のお客さんの頭の中には、この店はちゃんと対策していた、対策していると書いてあったのに行ったら違った…などの記憶が残ります。

今後のレピュテーションという観点でも重要な新コロナへの対策。アプリという分かりやすいものがそこを見える化することで、より一層重要性が増すのではないでしょうか。

今のお客さんも大事ですが未来のお客さんを失わないように。ですね。

バックナンバーのお知らせ

過去分ニュースレターのご案内

※ラウンドナップ・Webメソッドの中で、PDF版とePub版を配信開始しました。メソッドをご利用の方は無料で閲覧できます。

また、今まで通り過去のニュースレターをKindleで出しています。2015年から2018年まであります。99円ですが、アンリミテッド使える方は無料です。
著者ページ → https://www.amazon.co.jp/-/e/B078JLLTHJ

2019年度版もいずれ出しますね。

書籍は最初の一歩にお勧めです

Amazonか大手書店で販売中です。既に中古があったりと、物の循環がとても速くなった今という時代を感じます。

さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。

Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。

是非読まれた方はブログやAmazonなどでレビュー書いて頂ければ幸いです。

今後の配信コンテンツの方向性を決める上で、是非生の声を頂きたいです。

今すぐAmazonでご購入ください → http://amzn.asia/15AeH9k

終わりに

さっき入ったニュースですがAmazonのレジフリー実店舗システムの販売ページができましたね。

Amazon.com: Amazon Dash Cart: Grocery & Gourmet Food
https://www.amazon.com/b?node=21289116011

カートとゲートを導入すれば実現できる(後は商品のバーコード対応)みたいなので、導入コストはかなり低いでしょう。店舗ごと変えないといけない様なものにしないのは流石ですね。

AmazonPayではなくクレカがあれば使えるという形のようです。すぐに入ってくるわけではないでしょうが(これも米国のリリースですし)販売開始段階まで来ているという点は押さえておきたいですね。

日本で買い死すときはセルフレジのように併存からでしょうが、大きなコスト削減になりますので、想像より早く入っていくのでは無いかと思うところです。この文化が浸透していくと、どんどん「面倒くさい物」に対してのハードルが上がっていくので、ホームページ始め、いろいろな物をいかにスムーズに動かすかが重要な局面になると思います。

中山

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