【第4回】キラーコンテンツを作るために押さえたい24種類のコンテンツ形態(eBook,印刷物,モバイル・アプリ)

2013年12月13日_content24_vl4

コンテンツ種類のヒント、今回が最終回です。

24種類の中から、実際活用できる可能性がある者について、その長所と短所などをまとめてきました。

コンテンツは内容も大事ですが、それが相手に伝わらなければ何の意味もありません。相手に伝わりやすい形を選ぶことが大切です。

以前の記事もご覧ください。

  1. 【第1回】適切な表現方法を選ぶことがキラーコンテンツ作成の第一歩。押さえるべき24パターンとは?
  2. 【第2回】ウェビナー・スライド・ゲストブロギング
  3. 【第3回】調査レポート・インフォグラフィック・ツール

今回は最後、「eBook,印刷物,モバイル・アプリ」で締めくくりたいと思います。

10.eBook・印刷物系冊子(書籍含む)

概要

eBookは、主にPDFで配布されるものです。多くの場合、メールアドレスを含むある程度の個人情報と「引き換えに」手に入れることが出来ます。多いのは「◯◯する時に大切なポイントをまとめたガイドブック」「◯◯ができる!無料ハンドブック」などでしょうか。

日本でも、10年前から「無料レポートスタンド」などをスタート地点として、リスト取得の手段として使われていました。今も使われています。

海外でも同様です。例えば、HubSpotなどはかなり活発にやっています。さまざまなeBookあるいはミニマムツールを、フォームに情報を入力することでダウンロードできるようになります。これは、見込み度の高いリストを取得するために行っています。

複数のeBookを用意しているのは、どのeBookをダウンロードしたかによって相手のニーズを知り、それに合ったセールスアプローチをその後にかけていくためです。

強い所・使い所

市場がそれほど拡大しなくなっている現在において、既存顧客の奪い合いという場面は多いはず。その中で重要なのは「いかに定期的に接触できる機会を作ることができるか」です。

現状それはさまざまにありますが、最も使いやすいかつ受け手としても慣れているのは「メール」です。

つまり、メールマーケティングを売り手が行う、そのためのリスト獲得手段としてPDFを無料フロントエンドとして用意します。

今のところPDFのようなeBookが最も「メールアドレスと引き換え」にしてもらいやすいです。

また、PDFで冊子を作ること自体はWordでも書き出せば出来ますので、コストが掛からない、増刷などを考えなくてもいいというメリットも有ります。

注意点

とにかく、個人情報を渡してもいいと思ってもらえるようなものを作る必要があります。メールアドレスを貰えればあとは野となれ山となれ、といったような「薄い」内容では、その後の取引に繋がりません。

あくまで、eBookは通過点にすぎないので、その次に繋げられるような「濃く」「役に立つ」内容である必要があります。

また、体裁も重要です。先ほどWordでも簡単に作れると書きましたが、とは言えいかにも文章をザクザクと書いてそのままPDF化した表なものは「プレミア感」に欠けます。

そのPDFは、もしかしたら印刷されてお客さんが手元で読むかもしれません。そう考えて、ある程度恥ずかしくないようなデザインにすることをおすすめします。

自分で作れればそれがベスト、難しければクラウドソーシングなどで格安で作ってもらうか、知り合いに表紙だけでも作ってもらうことをおすすめします。

悲しいかな、見た目はとても大事です。また、名前も重要です。興味を持ってもらえるようなタイトルにして、誘導バナーをきちんと作る、それだけでダウンロード率は大きく変わります。逆に言えば、いかにも雑なものは、誰もダウンロードしてくれません。

繰り返しになりますが、定期的にお客さんと接点を持つためにとても有用なツールです。特に2ステップ系の商売の場合は「必須」とかんがえることをお勧めします。

11.印刷物(紙の冊子・ニュースレター・書籍)

概要

紙は、ネットとは無関係だと思われがちです。しかしそこに穴があります。紙媒体はネットと組み合わせることで、大きな効果を発揮します。PCで見るのと手に持ってみるのでは大きく印象が違います。また、感じる価値も変わります。

紙系のほうが「手がかかっている分、しっかりしている」と思われる傾向があります。なぜなら、紙のほうが作るのが大変だと、みんなわかっているからです。

強い所・使い所

住所を手に入れたならば、ただペラの案内を送るのではなく、ノウハウをまとめた冊子を送るというのは効果的です。

B5かA5程度のコンパクトなものにすれば、持ち運びも簡単ですし中とじで16P程度なら、プリンタで割付で印刷して自分でホッチキス留めで作ることもできます。内容にも寄りますが、ペラの紙より冊子の方が人から人に渡りやすいです。到達率も高い傾向があります(経験値)

また、既存顧客に紙のニュースレターを送るというのは、いまだからこそ離反防止としても、オーソリティの確保としても重要です。ペーパーレスが歌われている今だからこそ、紙は目立ちます。また、なんだかんだ紙は読みやすいです。特に年齢層が高い顧客を抱えているなら、冊子のニュースレターというものは有効です。一緒にいろいろ同封できますし…

注意点

こちらもやはりクオリティです、そして、PDFとは違いもう少し技術と時間が必要になります。なぜなら、ただ文章を書けばそれっぽくなったeBookとは異なり、それなりに雑誌っぽい作り方をしないといけないからです。InDesignなどまで使いこなす必要はありませんが、Wordで作るにしても「それっぽさ」はやはり重要です。

また、内容はとことん「お客様のためになる情報」に絞る必要があります。自慢や売り手目線の内容では。新聞のチラシのようにすぐ捨てられてしまいます。WEBコンテンツと同様、お客さんの目線で作ることが必要です。

紙媒体だからといって、何でもOKというわけではないです。銀の弾丸でも魔法の杖でもありません、紙は。

書籍は、出せたらいいですね。ただ、最近は出版点数が多いので、それなりに売れても寿命は半年程度と言われています。

その後は、出版したということをうまくブランディングに使うことが中心になると考えたほうがいいですね。

12.モバイルアプリ

概要

これは使いドコロが難しいですが、ハマると大きいものでもあります。今、情報を収集する媒体はモバイルにどんどん移っています。そのユーザにアプローチする時に最も「特等席」となるのは、定期的に起動してもらえるようなアプリです。これは将来の「リスト媒体」とも言えるかもしれません。

強い所・使い所

うちでもiOS版でアプリ「WEB戦略情報」を出していますが、閲覧者の平均ページビュー(アプリなので正確にはスクリーンビュー)は、WEB経由の3倍以上になります。出しているものはWEBで見るものと同じなのですが、アプリ特有の「興味集中」的な部分がプラスに働くようです。

使いどころとユーザニーズに合えば、大きく力を発揮します。

例えばWEB制作会社がWEB担当者に便利な機能を持ったアプリを出したり、あるいは通販もやっている雑貨店が、自分の店で扱っている商品を使った毎日の占いアプリを出す…などは、アリです(今考えたものなので、あまり突っ込まずに…)

注意点

とは言え、アプリがマッチしないケースも多いですので、無理に作る必要はありません。例えば新築一戸建て系の工務店がアプリを作るとして、何を作ればいいのでしょうか。さっと思いつきませんが、自社の施工事例アプリを作っても、恐らく興味は惹かないのです。向き不向きがあります。

開発自体も費用と時間がかかります。また、アップデートを行わずとも固定費としてAppStoreなら開発者の年会費がかかるなど、コストはのっかってきます。また、プロモーションを行わないと、自然にはダウンロードされません。

話題になるようなものを作ってプレスリリースを出す、アプリレビューサイトにレビュー依頼を出す、自社サイトでもプロモーションする、アプリ系の広告を出す…など、やることはたくさん出てきます。場合によってはエージェントに任せる方がいいかもしれません。

敷居が高いコンテンツです。

終わりに

と、今回が最後です。かなり駆け抜けるように書いていきました。

コンテンツは、基本はやはり文字系と画像系です。しかし、それ以外にも様々な表現形態があることは知っておくべきですし、それによって生まれるアイディアも有ります。

うちでも、アプリもそうですが(もうすぐAndroid版でます)、それ以外にも1年後3年後などを見据えて、マーケティングのロジックを作っていく・維持していくにはどうしたらいいかという実験を様々に行っています。

きっとこれからまた新しいコンテンツ形態は出てくると思いますが、きちんと食いついて、美味しいそうなものはトライしてみてはいかがでしょうか。その際はいきなり投資せずに、ミニマムスタートがいいです。

 

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