メールマーケティングとは? – 最初の一歩、押さえるべき5ステップとその注意点

2014年01月29日_maril-marketing-tap

メールマーケティングはとても大切です。FacebookやLINEやChatWorkなどは親密な人や知った人とのコミュニケーションがメイン。そうではない、引いた領域のコミュニケーションは、やはりメールです。

なので、もし「もうメールは時代遅れだから、うちはメールマーケティングやらない」と考えている方がいたら再考をお勧めいたします。特に、見込み客をフォローして初回客にしていくためにはとても重要かつ効果的な存在です。

もちろん、大前提として「相手に受け入れられるような内容である」ことが必要です。
大事なのはコンテンツ。ツールとしてのメール自体は良いも悪いもありません。インバウンド・マーケティングで有名なHubSpotだって、PDFをダウンロードしたら、毎週メールを送ってきます。

そこで今回は「じゃあメールマーケティング」ってどうやるの、という疑問に対して、まず押さえておきたいポイントを書いていきたいと思います。

大前提:メール配信ツールを使う

大前提として、メール配信ツールを使うことをおすすめします。10人位でしたらまだいいかもしれません。しかし、それ以上になる予定があるなら、配信ツールがないとミスが出がちです。メールアドレスは個人情報。もし漏れたら大変ですよね。

従いまして、専用ツールを使うことをオススメします。私は国内2社海外2社使って今は後述のツールです。

選択基準は?

決め方としては、まず実際にトライアル使用した上での使い勝手、そして

  • スパマー御用達のサービスではないか?(迷惑メール判定される可能性が高まる)
  • 配信予約と、パーソナリゼーションができるか
  • HTMLメールが送れるか、作成補助機能が付いているか
  • メールフォームを簡単に作れるか、その際のカスタマイズ性は充分か
  • 送ったメールの配信レポート、効果測定レポートが出るか
  • ステップメールが出来るか
  • 無料体験期間があるか

できればこれられはキープしたいですね。具体的にどこのサービスがいいかは、書くことではないと思うので省略します。

デスクトップクライアント系はオススメしません。クラウドがいいです。運用の手間を考えたらきちんと有料のものを使った方がトータルで良いです。

メールマーケティングに置いてまず押さえるべき流れとは?

メール経由で押さえるべき箇所

  1. メールがメールサーバに届くかどうか
  2. スパム判定されずに、メールボックスに入るかどうか
  3. メールが受け手に開封されるか
  4. メールを読んで興味を持ってもらいCallToActionをクリックしてもらうなど、行動を起こしてもらえるか
  5. その後の行動が最終的に目的に繋がるか

です。

そしてそれぞれのステップで大切なのは

  1. 到達チェック
  2. インボックスチェック
  3. 開封率測定
  4. クリック率測定
  5. アクセス解析ツールでのパフォーマンス測定

です。

 

そこで、ここからは、各ステップで押さえておきたいポイントについて具体的に書いていきます。

 

1.到達チェック

これはそもそもメールサーバちゃんと動いていますか…という話です。

当たり前の内容に思えるかもしれませんが、実際、実は全部SMTPサーバでエラーが返ってきていたのに気付かず送り続けていた…という事例は、少なからずあります。

なので、テストメールとして必ず、自分と、適当なWEBメールなどに配信することをおすすめします。モバイル向けならモバイル端末へも。私は「自分のGmail」「他のGmail」「自分のiPhoneとAndroid端末」「Exciteメール」に送ってます。見栄えのチェックにもなりますし…。

2.インボックスチェック

いわゆる「迷惑メールフォルダに入っていませんか?」というところです。

これは、海外のメール配信サービスだと、チェックツールが有ることもしばしばあります。チェックツールの提供元で有名なのはlitmus社です。これを組み込んでいるサービスも多いです。私の使っているBenchMarkもそうです。これは日本語化されているのでいいですね。

英語版ですと、MailChimpやCampaignMonitorといった有名どころも同じような機能を搭載しています。

例えばBenchMarkだと、受信テスターという機能で、スパムとメーラーチェックができます。こんな感じです。

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上の画像にあるのは有名なメールセキュリティ系サービス。例えばPostini(ポスティーニ)はGoogleのサービス(今はAppsに統合されて単体での提供はありませんが)なので、Gmailでの判定に使えます。それ以外でもよく使われるフィルタリングサービスのチェックができます。

もちろんこの判定がオッケーなら必ずスパムに入らないというわけではないです。確実ではないです。しかし、明らかにまずいケースを検知できることは重要です。

昔、某スパムが多いレンタルサーバのメールサーバを使ってメール配信をしていた時、ことごとく迷惑メールフォルダに入っていたことがありました。送信数は100通位だったのですが…。恐らくIPかドメイン単位で拒否されていたのではと思います。

※日本でこういったことをやっているところがあったら知りたいです。ぜひ。需要は非常にあると思うのですが。

3.開封率測定

メールの開封率は非常に重要です。大量のメールにまぎれても、きちんと目を引いてそしてクリックして開いてくれるかどうか。

ここで重要なのはメールの題名はもちろん、隠れて大事なのは実は「差出人」です。

差出人がなぜ重要か?

メールの題名(タイトル)については、イメージしやすいと思いますが、差出人も重要です。それはどういうこと。

それは、例えばGmailにこんなメールが来たらどうでしょうか、と考えてみてください。

 

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差出人が「info」です。

なぜこうなってしまったかというと、差出人にメールアドレスしか入れていないからです。

そうではなく「ラウンドナップ・Webコンサルティング <info@roundup-consulting.jp>」というように、名前とメルアドを両方表記するようにしておけば、きちんと名前が入ります。

先ほどの画像で言えばうっすら上の方に見えているCodeZine編集部、というのがそうです(特に他意はありません)

差出人は非常に重要です。ここがinfoやsupportだけだったら、スパムと思われても仕方ありません。一度自分で自分に送信してみてチェックすることをお勧めします。

これはモバイルではなおさらです。是非以下の記事をご覧ください。

→ メールの開封率を高めたい?それなら「この要素」の改善を忘れてはいけない – WEB戦略ラウンドナップ

件名について

件名は重要です。これは他にも素晴らしい記事があるので深くは追いませんが、1つ補足するとしますと「文字数」です。特にモバイルで見る場合は省略されてしまう部分が多いので、そこを考慮して配信することをお勧めします。最初の方に大事なことを、ですね。

4.クリック率測定

4番については、HTMLメールにしても、テキストメールでも、パラメータを付与して計測することになります。

ただ、パラメータをつけたりあるいは短縮URLにすると「いかにも測定してます」という印象を与えてしまいますので特にテキストメールでは注意と配慮が必要です。

これは経験論ですが

  • ある程度リテラシーが高い人、かつマーケティングに詳しくない人はあまり長いURLは好まないようです
  • マーケティングに触れたことがある人は「ただのトラッキングだな」と思って気にしないようです
  • 日本語URLにすると%などがついた長いURLになりますが、あれが最悪のようです。クリックしてくれません。そういう意味で日本語URLはトータルでマイナスだと思って、おすすめしてません。
  • リテラシーが低い人はそもそも気にしないようです

買い手によって結構結果が変わってきます。

いろいろ試すと興味深い改善ができると思います。私は今は全部HTMLメールなので、URLが表に出ることはないのですが、プレーンテキストで送っていた際は、非日本語URLに極力短くしたパラメータを使っていました。

短縮URLを使うのもいいのですが、ドメイン名そのものを信頼している人も多いですので、逆効果になることもあります。メールからワンクリック詐欺みたいなネガティブなニュースはずっと頭に残り続けます。

最もいいのは「短いドメイン」でそもそもサイトを運用することですね。その点では私は大失敗です(長いので)

GoogleAnalyticsやYahoo!アクセス解析を使っている方は、URLビルダーでパラメータを付与するのが一番いいですね。でも大変な場合は、まずは「ref=banner1」などから始めてもいいと思います、全然。

5.アクセス解析ツールでのパフォーマンス測定

メールも、何かの目的で送っているはずです。送った後に、この辺の数値が上がっていて欲しいという指標があるはずです。

それをチェックするのはアクセス解析ツールの役目です。たとえたくさんメールのリンクがクリックされても、直帰率が90%だったら全然ダメですよね。4番で適切にパラメータを付けて、メールから来た人だと分かるようにし、解析を行うことが必要ですね。

終わりに

メールは、実はものすごく気を使うツールだと思っています。

システムに対しても、ユーザに対しても。しかし相手の気持を考えた上で、適切なアプローチをすればマーケティングロジックの重要な部分をしっかり支えてくれます。ぜひ、活用して頂ければと思います。

 

 

Photo by Night-thing

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