ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

サイト?アプリ?モバイルマーケ戦術で悩んだ時に知っておきたい情報

今年の4月頭に日本でもスマートフォンの販売台数が、携帯電話前他の販売台数の半分を越えるようになりました。

3月28日~4月3日におけるスマートフォン(※)の販売台数が従来のケータイ電話(フィーチャーフォン)を抜いて全体の50.1%を占め、初めて携帯電話販売台数の半数を超えたそうです。家電、カメラ、IT、通信機器などの販売データを提供するGfK Japanの調査によって明らかになりました。

→スマートフォン販売台数が、初めて携帯電話販売数の半数を超えた

スマートフォン対策は、モバイルマーケにとって必須のものになっています。

スマートフォン対策としては大きく2つの方法が一般的で、それは「アプリ開発」と「モバイルサイト制作」。

最近は特にポータル系大手がどんどんと自社サービスのアプリを出していることもあり、従来はモバイルサイト制作が主流であった中で、少しづつアプリ系の提案も増えてきているようです。

モバイルサイトについては、ある種枯れているチャネルなのでなんとなく見えてくるのですが、アプリはどうなのでしょうか。

それを解決してくれそうな記事がありましたので、ご紹介します。

モバイルサイトに投資するべきか、それともモバイルアプリか?

元記事はこちらです。SearchEngineLandから。
Resolution Mediaのコンテンツソリューションディレクター、氏の記事です。 

▼Why The Mobile Web Is Foundation Of The Best Mobile Strategies

ここには、モバイルアプリケーション戦術を取る前に知っておきたい数字や情報が掲載されています。

また、すべて英語にはなりますがその数字の元となった調査URLも合わせてリンクを張っていますので、そちらの元記事も必要に応じてどうぞ。

具体的な内容

この数字はあらかじめ知っておくべきではないかと思います。以下記事の翻訳引用です。

  1. クチコミなどで広がった結果最も成功した部類に入るiPhoneアプリケーションであっても、
    モバイルマーケット全体の7%にしかリーチできていないcomScore社のリサーチ結果による)。
    逆に、モバイルサイトやモバイルサイトベースのWEBアプリケーションなら100%にリーチできる可能性がある。 
  2. OSのバージョンによって動かないアプリケーションがある。
    iOSなら、初代iPodTouchなどになるとそれは顕著。、初代にかかわらないがiPodTouchによるトラフィックは大体10%程度はある模様(Chitika社のリサーチによる)。OS3.xと4.xの差も少なくない。 
    Androidの場合OSのバージョンによる混乱はもっとひどい。iPhoneとAndroid全体に対してリーチしたい場合、この、バージョン違いによるアプリケーション作り分けの工数を考えなければいけない。
  3. モバイルユーザモバイルサイトよりアプリを選ぶという話をよく聞くが、それは統計を見ると幻想と言わざるを得ない。
    例えば 
    • Adobe社の2010年10月の調査では「66%がモバイルサイトの方がいいと考える」(調査結果記事
    • InsightExpressの記事によると、「48%がモバイルサイトを好み、38%がアプリを好む」(該当記事
    • eMarketerの記事によると、以下のような状況。アプリはゲームや音楽、ソーシャルネットなどでは好まれていますが、実際にビジネスとして求められている上の方の項目はモバイルサイトが圧倒的です。
       モバイルサイトがいい?モバイルアプリケーションがいい?
  4. もともと検索に慣れている人はわざわざアプリケーションを使おうとは思わない。
    また、興味が湧いた人に対して自社のアプリケーションをAppStoreなどで発見してもらうには目に付く場所になるべくおいておく努力が必要となる。
    いわゆるアプリケーションストアでのSEOといったものになり、それに関わるリソースも確保しないといけない。
  5. ダウンロードされて、実際にその後使われ続けるのは、有料アプリで30%無料では20%しかない。(arstechnica.comの調査結果
  6. iOSのSafariが加速度センサーとジャイロメーターをDeviceOrientation APIとして4.2から搭載するなど、アプリケーションにできて、WEBアプリケーションにできないことが、どんどん減ってきている。これはiOSに限った話ではなく、他のOSでもその流れになっていくのではないか。
  7. iTunes, Android Market, or Blackberry App、どれにしても他社のスペースにコンテンツを置くわけで、そこにはコンペティターも載っているのである。アプリをダウウンロードさせるために送客した先で、コンペティターに客を取られてしまう可能性だってあるのだ。

やはり主流はモバイルサイト+WebAppでは

iOS4.2からSafariでもジャイロセンサーや加速度センサーが使えるようになっていたとは驚きでした。

少なくともiPhoneについては、WebAppで代用可能なiOSAppはもう新しく作る意味が無いように思います。
そしておそらくAndroidも同じようになっていくのではないかと。

HTML5やCSS3などもありますし、モバイル(スマートフォン)戦術としては

モバイルサイト + APPが必要ならWebApp

がいいのです。

とは言えアプリが死ぬわけではなく、いわゆるデスクトップアプリケーションの代替となるようなアプリケーションや、あるいは特定の企業によるものではなくポータルサイトなどをより便利にレスポンスよく使うためのアプリは、これからも発展していくのではないかという印象です。

 

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