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情報を吸収した「つもり」を避けるためには?

ml_bn_catch配信日:2011年12月22日

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「情報を吸収したつもりをさけるためには」

こんにちは、中山陽平@海外WEBです。年末まっしぐらですね。

この時期、溜まっていくのが未消化情報のストック、いわゆる積ん読。

私はRSSリーダに国内海外合わせて500以上のフィードを入れています。やはりどんどん「あとで読む」が溜まります。

もちろん本家本元?書籍もそうですね。

しかしこれを、時間がないからといって捨ててしまうのはもったいないです。

なので、今回は少し趣向を変えてこの解消法を1つお伝えしたいと思います。

小さなネタに感じるかもしれませんが、実は根本的なパフォーマンスに関わる話です。

一番もったいないのは「読んだつもり」

情報収集に関してもったいないのは「読まないで放置してある状態」だと思われがちですが、それは違います。

一番もったいないのは

「その情報を吸収した気になってしまう事」

言い換えれば

「読んだつもりで頭に入ってない」

です。

なぜなら、読まないで放って置いてあるなら「読んでなかったな」とひっぱりだせますが読んだつもりならそうもいかないからです。

本にしても、形の整った情報にしても、とても価値のあるものです。

その人が一生をかけて積み上げたノウハウが1,500円で手に入ったり無料で読めたりするのですから…

もったいないのです。

ではどうしたらいいの?

では、どうしたら「読んだつもり」にならないのでしょうか。

何度も何度も読む?いえいえ、結局同じです。

「読む」という視覚的な行為を通じている以上、人間は無意識に間引きをします。

なので、何度も読んでもだめなんです。

受験勉強で「書きとり」をすると覚えた記憶がある方は少なくないのではないでしょうか。

それは、手を動かすという視覚以外の刺激が加わったためなんですね。

おすすめは聴覚

そこでおすすめなのが「聴覚」の活用。

具体的には

  • 覚えたいところは自分がそこをセミナーで話しているように頭の中で喋りながら読む
  • 絶対覚えたいところは、iPhoneなどで口頭で吹き込んで、その音声データをiTunesなどで管理して、定期的に聞く。
  • 本丸ごと、読み上げソフトで音声化してMP3にして聞く

などの方法。

とにかく耳から入れること。

3つめは時間がかかりすぎるので大変ですが1つ目と2つ目はかなりおすすめです。

特に1をやっていると、自然とそのフレーズを人に話せるようになり、会話の引き出しも増えて一石二鳥。

マーケティングに応用すると…?

逆にコンテンツ提供の立場から考えると、動画は、メッセージを伝えるのにとても効果的と言えます。

ただ、短時間でないといけないですね。感覚的には3分〜5分くらいがバランスがいいと思います。

YouTubeのインサイトを見ていてもそう感じます。どんなに評判のいい動画でも、5分くらいから反応が緩やかに落ちてきます。

なので、長いものは短く分けて何度かに分けて配信するのがいいですね。

ステップメールの中で毎回短めの動画を紹介していくイメージです。

また、動画コンテンツは一緒に音声も提供することをお勧めします。

私も、セミナー動画を音声化したものをiPhoneに入れて寝ながら、あるいは歩きながら聞いてます。

何回か聞いていると自然と次の内容が浮かんでくるんですよ。

メッセージが伝わった瞬間です。

メッセージを発する側の方も、受け取る側の方もぜひ聴覚を利用して、情報の吸収力を上げてみてください。

半年もやれば、喋れる内容が格段に増えている事に驚かれるのではないかと思います。

テキストを音声化するソフトはフリーソフトがVectorでも見つかりますよ。

ぜひぜひ。

では、本日はこのあたりで。

またメールいたしますね。

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