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Webマーケで堂々巡りになる原因とは?

ml_bn_catchおはようございます、ラウンドナップ・コンサルティングの中山です。 なぜだか分かりませんが7月は立て込み、今週ギリギリまでいろんなものが詰まっています。

ありがたいのですが、梅雨も明けたこの亜熱帯な気候もあいまって、なかなか辛いところです。 みなさんは、夜は眠れていますか?私は、大概バタンキュー(古いんですかね、この表現…)なのですが、眠れないという方も少なくないのかなと思います。

特に最近熱帯夜ですからね。ちなみに人間の体は体温が下がらないと眠りづらいそうです。節電や節約、あるいはクーラーの風が苦手…ということで暑い中苦しんでいる方は、切り替えて、タイマーでも良いので寝入りだけでも涼しくして一枚布団を掛けるくらいが良いかもしれませんよ。

体温が少しでも下がれば、寝入りは良くなるみたいです。翌日の生産性を考えたらトータルでは電気代など吹き飛ばすくらいのプラスが、あるのではないでしょうか。

さて、最近ですがウェブ解析士講座と、それ以外の企業研修を多くやっていました。ようやく一段落つきましたが、もしかしたら100人規模で来月再来月くらいにさらに来るような様相です。

今はドンピシャリのマーケティングやセールス部門だけでは無く、システムやデザイン、あるいは経理総務など、会社全体の共通言語作りを行おうとしている所が増えています。

実際、同じ講座を受ければ共通言語ができますから、コミニュケーションが取れやすくなるんですよね。 同じ講座を全社的に受けると言うことは、知識を得ると言うこともありますが、加えて「共通言語ができる」これが大きいです。細かいコミニュケーションロスの大半は、認識ズレからはじまります。そして認識ズレは言葉の解釈のズレから始まります。なので共通言語が必要です。

部門間の調整や、しこりをとる事にも役立ちますので、種々の企業研修、ご興味のある方はお問合せ下さい。

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「日々改善を行っているのに、なかなかうまくいかない時は」

最初のご相談として結構多いのが、また、セミナーや交流会などでもよく相談されるのが、この「いろいろやってるんですけれども、うまくいかないんですよね…」っていう内容です。

確かに、お話を伺うと、Webサイト自体の改善、コンテンツ作成等を業務の合間に時間を割いて頑張っているのが分かります。でも結果に繋がらない、具体的には反響が得られない…。つらいところですね。前が見えません。

もちろん、これって原因はさまざまにあるのですが、一番多いのは「目線が近すぎる」状態です。我武者羅になっている時ほどこうなります。

 

携帯電話で地図が見られない時代に、道に迷ったときのことを想像してみて下さい。あっちでもないこっちでもない、いやこっちかあっちか…と、歩けば歩くほど深みにはまってしまい、今自分がどこにいるのかも分からなくなり途方に暮れる…。

この状況は先ほどの状況にそっくりです。

こうなってしまう原因はいくつもありますが、大きなと思うのは以下の2点を持っているかどうかです。

  • こうなっていたら、きちんと目標に近づいているはずだ、という目印
  • こうなっていたら、間違った方向に行ってしまっているという、目印

前者は例えば「3分くらい道を真っ直ぐ歩いたら、道が合っていれば左側に酒屋さんが見えるはずだよ」「曲がるところが合っていれば、曲がったらすぐ、左手側に大きな栗の木が立っているはずだよ」といったもの。

後者は「曲がって3分歩いても大通りに出なかったら、間違ってる可能性があるから、引き返した方がいいよ」「○○町に入ったら行き過ぎだから、戻った方がいいよ」といったもの。

これらがあると、自分が今、それなりに正しい場所にいるのか、それとも一線を越えて変なところにいるのかが、ある程度分かります。

「指標を決めて、ちゃんとそれをチェックすることが大事」

これは、Webマーケティングの世界でも同じです。マーケティングの場合は「指標」や「KPI」なんていうものがありますが、これが目印になります。

施策の後に数字を見て「今回の施策を行ったら、この数字が改善した。なら、この施策は正しいはずだ」また、事前に「今回の施策が外れだと、むしろこの数字が減るはずだ」と予測をつけておく。これを行わないと、堂々巡りになってしまいます。

Webの世界なんて、大海原をヨットで旅してるようなものです。現在地も、向かっている先も分かりづらく、一歩間違えるとむしろゴールとは逆方向に走ってしまっていることも、しばしばです。堂々巡りという言葉通り、同じ場所を円を描いてグルグル回っているだけで実は全然ゴールに向かえていないなんていうことがあります。

そういう時に、羅針盤であったり空の星であったりと、自分がきちんと正しい方向に進んでいるのか教えてくれる目印が、指標です。 だから、指標って大事なんです。

切羽詰まった状況であったり、煮詰まった状況だと、「指標を見て〜なんていう事はやってられないよ」「そんな後ろを見るようなことより、次の一手を打つことが大事だ」「一杯やれば何か一つは当たるだろう」という方向に行ってしまいがちです。

しかし【情熱的に考え、冷静に施策を打つ】の心がけが大事です。気持ちだけでは成功しません。 … なかなか、うまくいかないという方は、1度きちんと振り返って、自分の位置を確かめてみて下さい。

また、確かめようが無いのであれば,確かめられるようにする事をお勧めします。解析ツールが入ってなければ入れる。見方が分からなければ教えてもらって下さい。

今、あなたが行っているそのタスクは、「何のためにやっていて」「成功したらどの数字が改善して」「失敗したらどの数値が悪化して」「どれくらいの期間で結果が出てくる」ものでしょうか?

この質問で、答えに詰まるところがあれば、そこを突き詰めてみて下さい、きっと何かよりよいWebマーケティングを行うヒントが見つかると思います。

それでは、本日のメルマガは以上です。

またメールしますね。

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