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【経営者Web活用】麻痺しているお客さんを尻目に、大声を張り上げ続けていないか

みなさんおはようございます、ラウンドナップ・Webコンサルティングの中山です。

大阪の地震の後は大雨…大自然の力は恐ろしいですね。

くれぐれもお気をつけください。大自然の驚異は、忘れてはならないものだと思います。

子供の頃、口を酸っぱくして「川と海をなめたらいけない」と周りから言われていました。

私の父は長野の小諸市という山の中、母は福島県の浜通りで海水浴ができる砂浜が徒歩10分、という環境だったので、わりといろいろ身をもって体感しています。

何事も、体感しないとわかりません。私は、はじめて海で流される人を見たときは、なんとあっという間に…と震えました。川は川で、自分自身で、くるぶしまでの水であっさり転んだときには、恐怖を越えて感心してしまいました。

経験が無いと「その位で」と思いがちです。そして、経験していても慣れてくると麻痺してきます。意識的に後ろから自分を見つめていないと怖いですね。

しかしこの「麻痺」。話は変わりますが、マーケティングの世界でも大きなトピックスになっています。

「最近のお客さんって麻痺してしまっていますよね」

という言葉にピンと来た方、気になった方はこの後をお読みください。

☆目次

  1. どんどん扇動的になっているWebの世界
  2. 顕在化ニーズを追いかけるだけでは限界が来る
  3. クレームにだって繋がりかねない
  4. いまだに多い、相手のことを考えない提案書やレポート…
  5. 指摘することが、よりいい関係につながるはず、困ったらご相談を下さい

どんどん扇動的になっているWebの世界

ここのところ加速度的に、強い言葉、たとえば「最強」「圧倒的」「絶対」などの言葉を目にするようになったなと感じています。ウェブ戦略を立てる際に、さまざまなHPやランディングページを見ての感想です。

なんでそうなっているかというと、もはや「似たような物がたくさん」「同じような切り口でのマーケティング的アピールや情報があふれている」「絶対的な情報量が多い」からです。

怒濤のごとく目に入ってくるネオンサインと、客引きの声に頭が麻痺してしまい、お客さん最近、ちょっとやそっとじゃ耳を傾けてくれません。

その時本来なら「大きな声を張り上げて派手な見せ方をしなくても、もっとお客さんの立場に立ってマーケティングするようにしよう」と考えなくてはなりません。

しかし残念ながら少なくない割合で、戦場は、いかにして目に入るネオンの看板を出してお客さんを引き寄せるかという、飽和に向かった戦いになってしまっています。

顕在化ニーズを追いかけるだけでは限界が来る

これは、顕在化しているニーズの中での戦いが飽和しつつある結果です。顕在化したニーズの中でしかセールスを行えない場合、こういった身を切るようなやりかたしか出せません。

しかし、マーケティングが煽って、実際のサービスが追いつかなければ、顧客満足度は大きく下がります。そしてそれは長い目で見た企業のブランドにとって大きな損失になります。

もっとも大事なのは、顧客・ロイヤルカスタマーをたくさん作る事と、そこからの人的繋がりによる紹介引き合いです。マーケティングがある意味不要になる世界です。

そこを目指したとき、今目の前で目にしている自分たちのセールスが、はたしてよい物なのか、見返すことはとても重要ですよね。

クレームにだって繋がりかねない

今の状態は、DTPやデザインなどを経験した方には、何か感じる物があるかもしれません。それは、これが営業と制作の関係と同じ構造だからではないでしょうか。

Web制作会社や広告代理店が、成果を出すために、お客さんに「HP作ったけれどムダだった」「広告出したけれども前々成果無いじゃない」とクレームを入れられないように、すでに顕在化している判断基準の中で、身を削るがごとき戦いをするわけです。

これは誰も得をしません。ひたすら安さ勝負をし続けて、共倒れしているような物ですから…。

どんどん扇動的になっているWebマーケティングの世界が、不安です。

大事なのは「そうそう、そういうの大事だと思ってた」と思わせる、潜在的なポイントを発見するか、創り出すこと。

コンサルでお伝えする内容なので詳細は省きますが、飽和している戦いで他社が消耗しているのを横目に、値引きせずとも売れるようなブランドを作って行くんです。

いまだに多い、相手のことを考えない提案書やレポート…

さて、次の話題はレポートです。

コンサルタントという立場だと、お客さまのご相談を受ける中で、現状の把握として今お付き合いされている会社のレポートを見せていただくことが、ちょくちょくあります。

もちろん、しっかりと作られている物も有り、これ作るのに毎月結構な時間をかけているだろうな(赤字では…)と思わせる物もあります。

しかしその一方で

  •  解析ツールのデータを貼り付けて、見れば分かる内容を書いただけ
  •  現状報告だけで、目的が見えない、アクション提案が不在
  •  大量のデータで、何かそれっぽく見せている

といったものが、多いです。

「なんとなくレポートは受け取っているけれど、それで何かを「ハッと」気づいたことはないなぁ」

という経験がある方は要注意です。

今Web業界取っても人材不足なので、ツールで出力したデータに、ちょっと手を入れただけのようなレポート、大手も含めて多いのです…。

ただ、ツールで出力したデータってそのままで役に立つこと、なかなかないです。特にアクセス数が少ない中小・小規模事業者の場合、統計的に考えたら分からないケースも多いので、経験による判断が必要です。

指摘することが、よりいい関係につながるはず

せっかくお金をかけているのに、それではもったいないですよね。

もらった提案やレポートに、しっかりためらいなく、質問や指摘をしてみたいですよね。

そうすることで、相手の本気度が上がり、もっと成果が上がることだってよくあるのです。(残念ながら、手抜きをされていたケースもありますし、担当者のモチベーションを引き出せたから、というケースもあります。後者も多いです)

自分には、難しいと思われるかもしれません。でも、やる価値はあります。それを行うだけで前々変わります。私の書籍でいう「発注と検収のノウハウがあればなんとかなる」の部分です。

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自社のことは一番後なのです…。

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