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【経営目線のWeb活用】地域商圏&対面商売なら、LocalSEOと、リアルとの連携が一番大事、ほか

みなさんこんにちは、ラウンドナップの中山です。

ラジオの天気予報では、関東は今年最後の二桁最高気温だとか。今後冷え込むようなので、特に足下にご注意下さい。

なんだか咳が止まらず、Podcastが撮れません…。今日は咳止め飲んで撮らないと、忘れられてしまいます(笑)

さておき、PayPayが話題です。大手がどんどん動いていますね、現在PayPay決済が可能なファミマも、独自のQRコード決済「ファミペイ」に動くとか。LINE Payの数倍の速度で業界を動かした今回のキャンペーンは、さすがソフトバンクといってよいでしょう。

その辺り、今月の郵送ニュースレターで詳しく書いておりますので、ご覧下さい。

まだ届いていないよと言う方は、透明封筒に入っておりますので、年末の郵便物に埋もれているかも…ご確認下さいませ。

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セブンイレブンも表明し、キャッシュレス化が進むと購買行動の可視化が進みます。自分のデータが可視化されていることを「怖い」と思うか「データを使って、便利な世の中になっていく」かは、これからの生き方を変える大きな転換点でしょう。

ただ、少なくともマーケティングに携わる、販売「業」に携わるなら前向きに受け取ることをお勧めします。

中小・小規模事業者が使える費用感のツールが出てくるのは、まだ数年先になるでしょう。野村総研も、電子決済の国内市場規模は5年かけて5割程度の伸びだと予測しています。2023年に114兆円。

まずは乱立の時代、その後主要ツールが生き残る時代、その辺りに備えて、データやネットという物に対しての「皮膚感覚」「耐性」を準備しておいて頂ければと思います。

さて今回のテーマは3つ

  1. リモートワークで違和感なく仕事ができる人は「レア」
  2. 地域商圏&対面商売なら、LocalSEOと、リアルとの連携が一番大事
  3. 「ネットに対するイメージ」を歪ませず構築することの重要性

です。

(1)リモートワークで違和感なく仕事ができる人は「レア」

Twitterでもちょっとつぶやいたのですが、リモートワークについて。これ、働き方改革の一環で推されていますが、全く以て万人むけのものではありません。

私は月次定例があるプロジェクト案件以外をリモートワークで全て行っていますので(電話、チャット、プロジェクト管理ツール)向き不向きがあることは良く分かります。普通に今まで仕事をオフィスで行っていた方が、急に何らかの理由でリモートになると間違いなく生産性は落ちます。

いろいろ理由はあると思いますが、私は「自分を自分の外側から見る感覚が薄れるから」だと思っています。

人間、自分を上から見下ろすなり相手の目線で見つめることを無意識に何度も行っています。なので「自律」します。客観的視点があるからです。

しかし1人だと薄れます。そうすると内面からしか自分を見なくなります。そうすると、内省しすぎたり、外からの刺激に弱くなったり、相手の気持ちが分からなくなったり、アイデアの幅が狭まったりします。

私は、大学を卒業してすぐフリーランスになったのですが、営業回り以外は自宅でずっとウェブや印刷物の製作をしていました。

正直に言えばいったん病みました。うまい付き合い方と、むしろプラスにできる考え方やツールの活用法を探って今の原型を作るのに2-3年かかったと思います。

その中で効果あったのは圧倒的に「時間をきっちりする」「出社するレベルで着替えてしっかり準備する」「スペースを整備する」でした。用はオフィスなのです…。

むかーし、ChatworkさんがまだECスタジオさんだったとき、プレステ3のビデオ会議機能でリモートオフィス実現していましたが、動画で常時接続するというのはその辺の担保だったと思うんですよね。

なんだかリモートワークうまくいかないという方、よろしければご相談下さい。

(2)地域商圏&対面商売なら、LocalSEOと、リアルとの連携が一番大事

一時期のコンテンツ作成が過剰に盛り上がっていた時代の名残か、小さなお店のHPでも、ゆるいブログと言うよりは、明らかにSEOのキーワードを意識したコンテンツ作成を行っているケースがあります。

ただ、経験上これはあまり意味がないです。その地域を踏まえてのキーワード選びなどをしていれば別ですが、例えばサジェストキーワードなどを片端から書くようなやり方は、そもそもビジネスの仕組みに合ってないです。

地域商圏のお店の場合、メインキーワードで上位に出すことには力を入れるべきです。やっぱり検索で上位のサイトは集客力ありますし、無意識に信頼感を感じる人も少なくありません。

ただ、サブクエリになってくると、それがそのまま来店促進になるケースって多く無いです。いわゆる情報収集系が多いからです。また、良いコンテンツであればあるほど、商圏外の人も結構アクセスしてきます。

結果的にどうなるかというと「アクセスは増えても、売上に全く繋がらない」になります。でも、アクセスが集まると、なんだかうまくいっている気がしてしまうかもしれませんが、お店に来る人の数が増えなければ意味がありません。ないし商談や問い合わせ数ですね。

コンテンツを作るのって、大変ですよね。時間もお金もかかります。外注すれば、費用結構関ります。

その観点で言うと、ローカルSEO、要はマップの所をきちんとやる方がよほど良いです。良くも悪くもやれることは限られていますが、見込み客が見に来ますので、問合せや来店に繋がりやすいんです。

実店舗型ならルート案内の数、電話問い合わせ数、この辺りの数字を伸ばしていけると良いですし、B2Bであれば、WEBサイトへのアクセス数とそこからの動きをチェックすると良いでしょう(パラメータつければマップから来たかどうか分かります)

で、後は地域商圏なら、基本はオフライン頑張った方が効率良いです。最初のファーストタッチをネットでできるだけ広げて、いったんオフラインで接触したらオフラインで顧客獲得していく方がいいです。

ネットに注力して店舗がおろそかになるケースがあります。また、チラシやDMがおろそかになるケースがありますが、絶対やめてはいけません。特にずっと播いていたなら停めてはいけません。潰れたか、経営危機だと思われます。

ECサイトなどと違い、地域ビジネスは決着はオフラインです。ただただお客さんにならない人に情報提供する結果になっているケースがありますので、ここの感覚は是非キープして頂ければと思います。

ちなみにマップでの順位は、ざっくりと言えば、自然検索(いわゆるSEO)の部分での順位とかなり近いです。マップで上位に入るためには、いわゆるSEOが必要なので、SEOなんにもしないで、GoogleマイビジネスだけやっていればOKというわけではない点は、ご注意下さい。

時間は有限、特に経営者は…ですから、効率の良いところにリソースを注ぐようにしないと、結構大変です。コンテンツを作っている方は、そのコンテンツを見直してみて下さい。「これ読む人って、お客さん?」「これ読んで、来たくなる、うちに?」と…。

年末年始は自分のHPを客観的に見直す良いチャンスです。お年玉渡す代わりに子供から率直で胸に刺さる意見など聞いてみてはいかがでしょうか。

(3)「ネットに対するイメージ」を歪ませず構築することの重要性

Facebookが、今月の上旬に「デジタルリテラシーライブラリ」の日本語版を出しました。まだあまり見る事ができていないのですが、PDF1枚という物ではなく、結構しっかりしたプログラムのようです。

→ 教育者向けのレッスンプラン「デジタルリテラシーライブラリ」日本語版が利用可能に | Facebookニュースルーム

これは、教職員や親など、11~18歳の若者を教育する人たちを対象に開発されたものです。早くこれの11-18歳むけ、できればそのしたの年齢むけの物が欲しいです。なぜなら、今のネットに対する意識って「親がきちんと教えていない」「親が偏見を持って教えている」ケースが多い。その結果、なんだかうまく活用できてないことが多いと思うのです。

ネットを活用できるかどうかというのは、特技と言うより、地頭とか運動神経に近い能力です。適切に使いこなせるかどうかが、どんな技術や能力の取得にも影響します。それは子供も層ですし、会社組織としてもそうです。

リスクを減らし、パワーをつけるために、まずは人事担当や育成担当の方は、リテラシー周りで悩んでいることがあれば、先ほどのFacebookの資料など見てはいかがでしょうか。子供向けなので、アレンジは必要だと思いますが、使えると思います。

テレビを見ていると、先ほどの電子マネー決済の件でも「危険があるから、むしろ脱オンラインして、オフライン中心の世界に帰れば良い」などというひとが少なからずおり、そんなことしたらあっという間に国際競争力がなくなって死んでしまうと思い、不安になる今日この頃です。

 

ではでは、以上です。

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さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。

Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。

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第168回:「ネットとリアルの活用」を HPから実店舗にどう誘導するか? という視点でしか見ていないのは損失

ネットとリアルの活用… というと、「どうやってホームページからリアルの世界に連れてくるか?」「店舗に来た人にHPも見てもらうにはどうしたらいいか?」というお客さんをどう動かすかという点にだけ注意が向きがちです。
しかし、両方を使うなら、それぞれの不得意分野を補完し合うという使い方をしないともったいないのです。
では具体的にはどういう活用法があるでしょうか。
詳しくはPodcastをお聞き下さい。

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