ホーム » メルマガ » Appleの意図を知りたいならニュースより見るべきものがある

今週のトピックス

おはようございます、ラウンドナップの中山です。

早速ですがAppleの新製品イベントが有りました、内容については各社ニュースサイトに載っているかと思いますので、ご参照下さい。

 Appleの新製品発売イベントから何を受け取るか?

「生活の中に自然にコンピューターを溶け込ませようという動きが明確に出た」という印象です。

もう、スマホも、いわゆるパソコンとしてのMacもほとんど大きさ以外は変わらない状態になりました。

新しいiPadProにキーボードつけたら、新しいiMacと見た目的にはほとんど同じです。

OSが違うだけ。そしてOSも統合されていくでしょう。

AppleはiPhone / iPadの強さを橋頭堡にMacのシェアを広げていくのでしょう。
今回のカラーバリエーション追加と、M1チップでスマホもMacも統一とされたことは大きいです。

iPhone / iPad / iMac という iファミリーが明確になったからです。

業務用がMac mini と Mac pro ですね。Macbook、特にProの立ち位置はどうなるでしょうか。iファミリーに入るために、まさかのiBook復活…。

iMacのページにも「iPhoneの体験を美しい大画面でスケールアップするiMac。そして、iMac上のものに好きな場所からアクセスできるiPhone。」とあります。意図は明確です。

そうです、難しく考えなくても明確に書いてあるんです。

何事も、意図を探るならニュースより、まず公式サイトをよく見たほうが良い

Appleが何を狙っているかを、いろいろなニュースやコラムをたくさん見たり、あるいはハード面の性能だったりだけから考えようとする方が多いのですが、

それよりなにより、まず公式ページをちゃんと見ることをおすすめします。

Appleに限らずなんでもそうです。まず公式。

リーディングカンパニーなら、そこにメッセージがちゃんと入っています。

まずAppleの商品ページ、特に画像を見るとよいです。意図が見えてきます。

例えば、子供が使う写真がしっかり入っています、子供が使いたくなるのものは?いかにもコンピューターでは駄目です。学校に入れるにしても同じです。

リモートワークしている写真もあります、リビングですかね。いわゆるパソコンを置いておくと、家の中が会社っぽくなってしまって嫌だから、毎回しまうという声は、少なからず聞きます。

でもこういう見た目だったら?なんか、インテリアとして置いておいてもいいような気がします。

 

このへんがカラバリの理由であり、そしてM1搭載による「驚異的な軽量化」の理由です。

私としては軽量化とコンパクト化が非常に大きいと思います。M1もそこが狙いとして大きいのでは。

もう少し掘り下げます。

軽量化とコンパクト化の裏にある、Appleの狙い

軽くなりましたよ…ニュースではほとんど触れられていませんが、

・旧モデルの21インチ → 5.48kg

・旧モデルの27インチ → 8.92kg

に対して

・今回の24インチ → 4.48kg

なんと前の21インチよりも1kg軽く、27インチの半分しかないのです。ずっと27インチ使っていますが、移動させるの大変です。しかも奥行きは27インチと比べて3分の2です。軽くてコンパクト。

ノートパソコンよりは多少重いですが、そもそもノートパソコンは基本的に「個人のもの」の印象が強いです。ipadの延長。目線も下向きでパブリックではありません。

しかしiMacのようなデスクトップは「みんなで見るもの」となりやすいです。画面も高い位置にありますし大きい。操作もワイヤレスキーボード渡せば誰でもできる。

恐らくAppleとしてはホームハブとして使ってもらうイメージではと思います。

 

この辺の感覚は個人個人で違うでしょうが、Appleはそういう世界の構築を目指しているのだと思うところです。

不確かな情報や憶測より、まずは公式サイトの一次情報を見てもらうと、何事もよいのではないでしょうか。

クラウドツールが強くなればなるほど、変わってくるもの

とはいえAppleはPC分野ではシェアまだまだ低いです。2020年末で国内15%、ワールドワイドで20%いかないくらいです。M1がかなり売れているので、伸びるとは思いますが、それで二倍などになるわけではない。

ただ、世間の流れ特にカジュアルから一般ビジネスユースでは、Appleは追い風です。なぜなら、今までWindowsを使っていた理由の大きなものとして「ソフトが動かない」があったわけです。

実際、特にフリーソフトの量と質なんて昔はWindowsを使う大きな理由の一つでもありました。

でも今は、クラウドでできるものがたくさんあります。クラウドならブラウザで動けばいいので、OSを気にしなくていい。

研究用などのニッチなソフト以外は、いずれOSによる対応の差などはかなりなくなっていくでしょう。クラウドアプリやクラウドサービスの発展は、ソフトウェア資産という大きなWIndowsの牙城を切り崩す追い風です。

 

ただ、良いことばかりでもなく、メーカーがAppleしかないことによる特に大規模導入する企業にとっての不安点は、ハードとソフトをセットで売ることしかしないAppleには難しい部分です。規模感が出せないというのがありますね。

※20年以上昔、Macintosh互換機と言って、いろいろな会社に作らせたりして大爆死したことがあります…StarMaxとか…パイオニアのあれですとか…後はPowerComputingとか作ってましたね。ジョブズが復帰してすぐにライセンス給与ストップで終了になりました。余談です。

 

などなど、今回の発表を見て感じたことです。

一つ一つの商品設計や見せ方に、背景があるなと改めて感じました。

引き続き動きをチェックしていきたいと思います。ファンとしても、Web支援会社としても。


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