Webを武器にしたい中小企業の方の外部の専門家!戦略立案・行動計画、HP制作・コンテンツ・SEO・広告・オフライン施策やシステム選定などワンストップ丸ごとサポート

Appleの意図を知りたいならニュースより見るべきものがある

[無料週間メルマガ] Webコンサル通信 - 中小企業に活用に役立つヒント・トピックスをお届け

目次

  1. 今回のトピックス・Appleの新製品発売イベントから何を受け取るか?
    ・何事も、意図を探るならニュースより、まず○○をよく見たほうが良い
    ・軽量化とコンパクト化の裏にある、Appleの狙い
    ・クラウドツールが強くなればなるほど、変わってくるもの
  2. 最新:Podcast /WEBセミナー 第284回:Googleのプロダクトレビューアップデートから受け取るべきは「コンテンツが作れる仕組み」の必要性
  3. LINE@情報配信からのピックアップ
  4. あとがき

今週のトピックス

おはようございます、ラウンドナップの中山です。

早速ですがAppleの新製品イベントが有りました、内容については各社ニュースサイトに載っているかと思いますので、ご参照下さい。

 Appleの新製品発売イベントから何を受け取るか?

「生活の中に自然にコンピューターを溶け込ませようという動きが明確に出た」という印象です。

もう、スマホも、いわゆるパソコンとしてのMacもほとんど大きさ以外は変わらない状態になりました。

新しいiPadProにキーボードつけたら、新しいiMacと見た目的にはほとんど同じです。

OSが違うだけ。そしてOSも統合されていくでしょう。

AppleはiPhone / iPadの強さを橋頭堡にMacのシェアを広げていくのでしょう。
今回のカラーバリエーション追加と、M1チップでスマホもMacも統一とされたことは大きいです。

iPhone / iPad / iMac という iファミリーが明確になったからです。

業務用がMac mini と Mac pro ですね。Macbook、特にProの立ち位置はどうなるでしょうか。iファミリーに入るために、まさかのiBook復活…。

iMacのページにも「iPhoneの体験を美しい大画面でスケールアップするiMac。そして、iMac上のものに好きな場所からアクセスできるiPhone。」とあります。意図は明確です。

そうです、難しく考えなくても明確に書いてあるんです。

何事も、意図を探るならニュースより、まず公式サイトをよく見たほうが良い

Appleが何を狙っているかを、いろいろなニュースやコラムをたくさん見たり、あるいはハード面の性能だったりだけから考えようとする方が多いのですが、

それよりなにより、まず公式ページをちゃんと見ることをおすすめします。

Appleに限らずなんでもそうです。まず公式。

リーディングカンパニーなら、そこにメッセージがちゃんと入っています。

まずAppleの商品ページ、特に画像を見るとよいです。意図が見えてきます。

例えば、子供が使う写真がしっかり入っています、子供が使いたくなるのものは?いかにもコンピューターでは駄目です。学校に入れるにしても同じです。

リモートワークしている写真もあります、リビングですかね。いわゆるパソコンを置いておくと、家の中が会社っぽくなってしまって嫌だから、毎回しまうという声は、少なからず聞きます。

でもこういう見た目だったら?なんか、インテリアとして置いておいてもいいような気がします。

 

このへんがカラバリの理由であり、そしてM1搭載による「驚異的な軽量化」の理由です。

私としては軽量化とコンパクト化が非常に大きいと思います。M1もそこが狙いとして大きいのでは。

もう少し掘り下げます。

軽量化とコンパクト化の裏にある、Appleの狙い

軽くなりましたよ…ニュースではほとんど触れられていませんが、

・旧モデルの21インチ → 5.48kg

・旧モデルの27インチ → 8.92kg

に対して

・今回の24インチ → 4.48kg

なんと前の21インチよりも1kg軽く、27インチの半分しかないのです。ずっと27インチ使っていますが、移動させるの大変です。しかも奥行きは27インチと比べて3分の2です。軽くてコンパクト。

ノートパソコンよりは多少重いですが、そもそもノートパソコンは基本的に「個人のもの」の印象が強いです。ipadの延長。目線も下向きでパブリックではありません。

しかしiMacのようなデスクトップは「みんなで見るもの」となりやすいです。画面も高い位置にありますし大きい。操作もワイヤレスキーボード渡せば誰でもできる。

恐らくAppleとしてはホームハブとして使ってもらうイメージではと思います。

 

この辺の感覚は個人個人で違うでしょうが、Appleはそういう世界の構築を目指しているのだと思うところです。

不確かな情報や憶測より、まずは公式サイトの一次情報を見てもらうと、何事もよいのではないでしょうか。

クラウドツールが強くなればなるほど、変わってくるもの

とはいえAppleはPC分野ではシェアまだまだ低いです。2020年末で国内15%、ワールドワイドで20%いかないくらいです。M1がかなり売れているので、伸びるとは思いますが、それで二倍などになるわけではない。

ただ、世間の流れ特にカジュアルから一般ビジネスユースでは、Appleは追い風です。なぜなら、今までWindowsを使っていた理由の大きなものとして「ソフトが動かない」があったわけです。

実際、特にフリーソフトの量と質なんて昔はWindowsを使う大きな理由の一つでもありました。

でも今は、クラウドでできるものがたくさんあります。クラウドならブラウザで動けばいいので、OSを気にしなくていい。

研究用などのニッチなソフト以外は、いずれOSによる対応の差などはかなりなくなっていくでしょう。クラウドアプリやクラウドサービスの発展は、ソフトウェア資産という大きなWIndowsの牙城を切り崩す追い風です。

 

ただ、良いことばかりでもなく、メーカーがAppleしかないことによる特に大規模導入する企業にとっての不安点は、ハードとソフトをセットで売ることしかしないAppleには難しい部分です。規模感が出せないというのがありますね。

※20年以上昔、Macintosh互換機と言って、いろいろな会社に作らせたりして大爆死したことがあります…StarMaxとか…パイオニアのあれですとか…後はPowerComputingとか作ってましたね。ジョブズが復帰してすぐにライセンス給与ストップで終了になりました。余談です。

 

などなど、今回の発表を見て感じたことです。

一つ一つの商品設計や見せ方に、背景があるなと改めて感じました。

引き続き動きをチェックしていきたいと思います。ファンとしても、Web支援会社としても。

Webinar最新回のご案内

第284回:Googleのプロダクトレビューアップデートから受け取るべきは「コンテンツが作れる仕組み」の必要性

今回は、4月8日に発表されたGoogleの「Product Reviews Update(プロダクトレビューアップデート)」についてです。

アップデートの詳細については、公式ブログを御覧ください。撮影時点で日本語版がありませんでしたので、Google翻訳を使っていただくか、動画の中でも紹介している、鈴木謙一さんのブログをご覧ください。

※現時点ではEnglishのみのアップデートで日本にはまだ関係ありません。変化があったとしたら別の要因です。

その上で今回は、

  • ざっくりとアップデートの内容の説明
  • 今回のアップデートがなぜコアアップデートに含まれていないのか?
  • 商品レビューや比較サイト、ランキングサイトなどをやっていない人も無視してはいけない理由
  • 具体的に、何が問題なのか?
  • そしてこの解決策として、企業が今後おさえるべき「仕組みづくり」とは

などについて取り扱います。

配信はこちらから

YouTubeのみ動画です。バックグラウンド再生でどうぞ。

iTunes公式ディレクトリPodcast音声配信
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892

GooglePodcast
http://bit.ly/google-podcast-jp

Spotify
https://open.spotify.com/show/0yBHyUelJHFtby5uD06UxU?si=fL7RT_T9RPivEu7cAjhqFA

YouTube
https://youtu.be/s-z7Nd3kXXM

ほか「中山陽平 podcast」などで検索ください。

LINE@再開しました、ピックアップです

平日ほぼ日刊で、400文字に収まる範囲でニュースへの雑感をお送りしています。ぜひ。

登録はこちら → https://lin.ee/5NzoMnY

その中から最近のものをいくつか抜粋です。いいなと思ったら、ぜひ登録して頂きタイムリーにお受け取り下さい。過去のものも多分タイムラインから見られるのではと…。

mineo、「ドライブパッケージ」を20日提供開始――カーナビ/ドラレコ/車載Wi-Fiオールインワンで

https://bit.ly/3x9fDdp

ありそうでなかった奴です。課題は地図含めたアプリと通信でしたが、今はかなり解決されています。

ドラレコも損保ジャパンなどがアプリ出しています、地図と一緒に見られないのが制約でしたが、今回のmineoはス独自アプリで両立を実現しています。

バッテリー劣化や、地図のナビ機能がまだまだ(久々にGoogleマップでナビしたら、砂利の農道を走ることに…)ですが、そこが改善したら、あるいは地図メーカーが参入したら完璧ですね。

これからシェアリングエコノミーに入っていく中で、ナビやらドラレコという個人的デバイスは、車から取り外して自分のものにできないと時代に合いません。

いずれは、車の端子にスマホつないだら、大きなディスプレイにナビやら情報が映り、ドラレコが接続され、乗る前に設定しておいた行き先や、興味のあるものや、レコメントが出てくる…になるのではないでしょうか。

パーソナルオフィスにもなるかと思います。楽しみです。

ClubHouse的なものは、単体ではなく他のものとくっつくことで楽しくなる

DAZNとヤマハ、観戦中にファン同士でコミュニケーション「For The Fans Project」https://bit.ly/3snXAfQ

妙な取り上げられ方をされて転んだClubHouseですが、「スムーズな多人数音声コミュニケーション」自体は、物理的対面が減っていく今後の世界では確実に需要があります。単体では保たないだけです。

その一つがスポーツだと思うんですね。スポーツバーなどの盛り上がりがもともとありますし、ClubHouseにありがちな「なんか先生がいて教わってるみたいな、嫌な感じ」もないです。フラットですよね。

先程のDAZNとYAMAHAのサービス、面白いと思います。プロ解説者の部屋、アマの部屋、そのスポーツを知らないだけの部屋。音声だけなので服装に気を使うこともなく。

これ、他には例えばクラシックコンサートとかでも面白いと思うんです、会場では会話できないですが、これなら好きに色々言えますよね。こういう使い方が本来最初からぶち挙げられるべきだったのではないかと思うところです。

触覚も伝送できる時代は近い

村田製作所や東大、バーチャル触覚実現 「XR」に新技術: 日本経済新聞
https://s.nikkei.com/32eyG7C

中山です。ワクワクします。超音波を使って触覚を擬似再現する技術についての記事です。会員登録なしでも動画が見られますのでぜひ。触覚再現は、落合陽一さんはフェムト秒レーザーでやられていましたね。

ネット上で視覚聴覚以外の情報も伝えられる日も近いです。コレが実現すると、オーダーメイド系の商品を無駄なく期待通りに作る事ができたり、エッジ端末のこなれ具合次第ですが、通販で服や家具などを買う時に、手触りも確認できるようになるでしょう。

そして、VR系も一つ大きな感覚を手に入れることができます。今でも、音だけで擬似的に圧力を感じられたりしますから、少しテクノロジーが組み込まれるだけでも随分違うでしょう。現場での教育など様々な分野での活用可能性がありますね。

今のうちから、感覚の電装系の技術については、ぜひ追いかけて頂く事をおすすめします。一般向けの製品が出た際の、みなさまの初動の速さに大きく影響するからです。

書籍は最初の一歩にお勧めです

Amazonか大手書店で販売中です。

さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。

フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。

Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。是非読まれた方はブログやAmazonなどでレビュー書いて頂ければ幸いです。

今後の配信コンテンツの方向性を決める上で、是非生の声を頂きたいです。

今すぐAmazonでご購入ください → http://amzn.asia/15AeH9k

 

終わりに

LINE@再開しました、正確にはLINE公式アカウントですが、長いのと慣れているのでLINE@でいいかなと…。

LINE@って配信単価すごい高いんですよ(苦笑)文字数400文字までなのに…。紙のニュースレター送っていた時代よりはコストが低いですが。ステップメールの機能がいつの間にか標準でついているのですが、通数が爆増しそうで怖いです。

でも毎日見るならこっちかなと思い、しばらくやってみようと思います。

持ち出しばっかりですが、よろしければ。

そのままチャットで質問なども遅れます。私が対応します。お役に立てば幸いです。

なんか、生っぽいやりとりをしたいですね。現場のみなさんの声もぜひお聞きしたいです。

登録はこちら → https://lin.ee/5NzoMnY

しかし暑いですね。寒暖差に氣をつけて、無理なくお過ごしください。

ではまたメールしますね。

このホームページをフォローする
中小企業専門特化・ラウンドナップWebコンサルティング