ホーム » podcasts » マインドセット » 第39回:何かを覚えるための最短ルートは「発表の場」を持つこと

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今回の内容について

みなさんこんにちは。ラウンドナップコンサルティング代表の中山です。本日もポッドキャスト、ノンスペシャリストのためのWEBマーケティングラジオを始めていきたいと思いますので、ぜひとも最後までお付き合いください。

すみません、私ちょっと風邪をひいておりまして、聞きづらくなって申し訳ございません。お聞き苦しい点もあるかと思いますが、何とぞご容赦いただければ幸いです。

今回のテーマは、「何かを覚えるために、いったいどいう道をとったらいいのか」。これは以前にうちのコンサルタント養成プログラムのお客様から質問を受けた内容なのですが。つまり覚えることはたくさんあるではないですか。

それに新しくWEB業界に入ってくるという方も結構いらっしゃると思います。そういうときにいろいろなことを覚えたい、早く現場で役に立つ人間になりたいというニーズを持っている。

だけれどもどうしたら一番早く、できるだけ早くそういうことができるのか、スキルアップできるのかということの検討がつかない、そういう悩みを持っている方が結構いらっしゃると感じています。

これに対して、ではどうしたらできるだけ早く覚えられるか、というところなのですが。恐らくこれは私の経験も含めて思うのは、やはり発表する場を持つことだと思います。

それは発信ではなく、発表です。違いは何かと言うと、発信と言うとブログで記事を書いたり、そういったことがメインになってくると思うのですが。相手の顔が見えないかたちで情報を発信する、つまり放送局のように発信するというイメージということは、あまり意味が・・・ないわけではないのですが。

それよりも全然、相手が目の前にいて、リアクションを返してくれて、そしてあとで感想を述べてくれるような発表の場というものを持ったほうが、絶対にいいです。

どうしても情報発信、これに対するリアクションって偏ってくるのです。例えばブログを書いていてどんなリアクションが返ってくるかと言ったら、やはりよほど嫌われていない限りは、炎上するような人ではなければ、基本的にはポジティブなアクションが多めに返ってきます。

またその人に対して更にコミュニケーションをとっていくということは難しいですし。またそのページだけを見て去って行ってしまう人はたくさんいるということですので、あまり良いリアクションと言うか、フィードバックは得られません。

これではなかなかそれを次に生かせないということで、そうではなくて、例えば企業でやっているなら、有志で毎週1回勉強会みたいなものを開いて、その中で持ち回りで発表をする。

こういうことをしていくと、全然変わってきます。しかもそのテーマというのを自分で決めるのではなくて、他の人が知りたいテーマをやるというほうが、いいですね。そのテーマについては、ほかの人にヒアリングしてもらってもいいですし、それからほかの人が「これ教えて」と言って決めてしまってもいいですね。

どうしてもデザイナーだったらデザインの話をしがちですし、プログラマーだったらプログラミング周りの話をしがちなのですが、やはり今って、WEBのことは浅く広く知っていなければいけない時代なので、できるだけ自分の業務範囲と少し離れたところ、エッジになっているような部分ですね、フチのところをうまくほかの人に「ここを発表してよ」と言ってもらって、実際に発表すると。

そういうことを行うと、すごく自分のスキルの範囲が広がっていきます。発表するということになると、いろいろなことをしなければいけないと思うのですね。情報も収集しなければいけない、しかも自分の中だけ暖めているわけではなくて、人に発表するわけですから、きちんと裏を取ったり、自分で実験したり、それに対してデメリットとかがないかを確認したり。

その上で今度はスライドを作って、どういうふうに伝えたらいいのか、どういうふうに言ったらこのことを全然しらない人にもメリットが分かってもらえるのか、そういうことを考えていくと、非常に深いリサーチができます。

ただ単に何となく情報を斜め読みするというところから、人に対してアウトプットする、しかも目の前の人に発表するとなった途端に、急に品質が求められますので、それに見合った努力と労力が必要になってきます。

そしてその努力と労力というのが、すごく身になるのです。これは例えば、チーム5人で1週間に1回、どこかの時間で1日で、半分の2~3名が発表するみたいにして、月に2回くらい発表の場を設ける。

それだけでも1年間やり続ければ、二回りするわけですから24回ですね。24回発表して、しかもプレゼンのスライドが溜まっていくと、もちろんプレゼンテーションの作成スキルも上がっていくと思いますし、また24個の話すネタができるということにもなります。

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中山 陽平

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