第185回:2019年版中小企業白書をツールとして使うと視点と環境が変わる(後編)

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今回の内容について

2019年版中小企業白書を ツールとして使うことで 視点と環境が変わる(前編)4月26日付で経済産業省・中小企業庁から小規模事業白書と中小企業白書の2019年版が出ました。PDFで全文閲覧できます。

前々回のポッドキャストでその概要部分とまずは押さえておいて頂き、前回は第一章についてまとめました。

つづいて第2章と第三章についてWebの観点を中心にお届け致しました。

今回はそれぞれの章ごとの内容について、ウェブとその先の事業そのものについて知って頂きたい、そして考えて頂きたい部分についてまとめています。

エピソード詳細

今回は、前回から引き続き喋っているところを分割して配信しています。

中小企業白書の2019年版が出まして、その重要な部分についてきちんと把握しておこうというところですね。

その意義については、前回の Podcast の冒頭の部分でお話しているので、今回省略いたします。

自分達の目の前のことに注目していると、なかなか将来のことまで考えにくい。自分たちの道筋や、行っていることの正当性、そっちに行ってもいいのかな、というところが見えづらくなります。

なので、客観的な情報を見ることによって、自分たちを俯瞰してみましょうという内容ですね。

前回は、中小企業白書の第一部「中小企業の動向」の部分をやりました。

今回は、残りの第二部「経営者の世代交代」と、第三部「中小企業・小規模企業経営者に期待される自己変革」について気になった部分や、それに付随する様々なコメントをしていきます。

引き続きの課題である「事業承継」

まず、第二部「経営者の世代交代」の部分ですね。事業承継については、これまでも、中小企業庁はもちろん、経済産業省の方でも課題として認識しています。

小規模事業者持続化補助金などでも、ある一定の年齢層を超えると、それに関する書面を追加しなきゃいけないとか、いろんなことやろうとしているわけです。

なぜそんなことをしようと考えているかと言うと、国としての意図はいろいろあるでしょう。「全体としての生産性を上げたよ」とか、「こういう風にしたら良くなったよ」と言いたいっていうことも、邪推すればあるでしょう。

そういういろんなところからのコメントもいただくわけなんですけども、とはいえ経営資源は、たくさんの年月によって培われてきたものっていうのがあります。

それを他の企業が一から作るとなると、ものすごく時間と費用がかかってしまったり、あるいはタイミングを逃してしまったりします。

ですので、残っていく企業さんとしては、その消えていく様々な資源を拾って、うまく取り込んでいったほうが投資対効果としてはいいんじゃないですか、というところですね。

その観点で、経営者の世代交代という話があります。

親族内の承継の場合もあれば、M&Aのサービスを利用して、全くの第三者に承継するケースもあります。

私の場合、ほとんどやってる事自体は属人的なビジネスですので、将来、息子に承継するなんてことは全く考えていないわけです。

それは、うちの父親もそうです。うちの父親は、印刷会社を立ち上げて、そこから独立して個人でやってきたわけなんですけど、そこの事業を私が引き継ぐなんて話は聞いたこともないです。

私もやる気は全くなかったですし、そういう世界に生きてきたんで、「事業ってこうやって承継しなきゃいけないんだな」と思います。

事業承継の成功は、準備ありき

それはさておき、私がコンサルしてる会社さんは、ちゃんと承継しなきゃいけないような会社さんが多いです。

数年前からこの事業承継の問題っていうのは取り上げられ続けていて、たびたび注意喚起がされていました。ここへきてやっと、いろんな補助金が出るとか、お金の話みたいなものも一年前ぐらいから動き始めてます。

一番問題なのは、こういう状況になっちゃったっていうことです。

特に小規模事業、中小企業の場合、事業を親子間で承継するとか、今働いている人に承継するパターンが、基本的にまず第一選択になってきます。

見知らぬ第三者にお願いしますというケースは、その次ですね。

例えば息子を連れてきて、うちの会社継いでくれないかという話をしていると。これは確かにやらないかんし、従業員の方々のご飯も食わせていきたいと言って、「じゃあ俺やるよ」ということになる。そして脱サラとかして承継する。

しかし、それでうまくいくかっていうと、なかなか難しいですよね。

なんでかと言うと、経営するとか組織を動かすことっていうのは、全くそれまで行ってきた仕事と別のスキルになってくることが、ほとんどなんです。

本来、事業承継を行う場合は、もう次を育てることを、先代の社長が引退を予定する5年前ぐらいから考えておくべきです。もっと前かもしれないですね。

もうそのぐらいから、「次お前だからな」っていうことで、いろんなところに同行させたり、いろんなことを一緒になってOJT で教えたりとかして、第一線に出る前には、一応戦っていけるようなスキルを持っている状態になってるよ、っていうのが一番基本的な姿なんですね。

そうなっているところは、何とかなるんです。

続きはPodcastでお聞きください。

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