第10回「Click Through Rate(CTR)」- 重要だが注意すべき指標の1つ

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トランスクリプション:「Click Through Rate(CTR)」(クリックスルーレート)

今回は「click-through rate (CTR)」についてです。

click-through rate (CTR)とは

「click-through rate (CTR)」とは、一般的には広告に関連して語られる言葉で、広告のあるページを見た人のうち、何パーセントが広告をクリックしたか、の割合のことを指します。

また、検索エンジンの検索結果の文脈でも使われます。

あるキーワードの検索結果から何パーセントが、あなたのサイトをクリックして見に来たか、という数字です。

要は「クリック数 ÷ インプレッション数(表示された数)」であり、言い方を変えれば「誘導率」です。

突然他の文脈でも使われることがありますが、基本、誘導率と捉えると分かりやすいかもしれません。

単語の意味としては以上ですが、CTRについては押さえておきたいポイントが1点あります。

CTRについて押さえておきたいポイント

それは、CTRは高ければ常にいいかというと、単純にそうとは言い切れないという点です。CTR単体で効果測定できるのは、あくまで、

  • その広告なり検索結果に出てきた文言(スニペット)が
  • すぐにクリックしたいというニーズを持った人に対して
  • 即座に
  • どの位アクションを起こさせることができたか(クリックさせられたか)

の割合です。

しかし、クリックが発生していなくとも、例えば

「今は必要ないのでクリックしなかった、でも1か月後必要になって広告の文言を思い出して、検索エンジンで検索して、そのサイトに辿り着いた」

「同じようにあとで必要になった時に、いくつか並んでいる広告の中で、なんとなく昔どこかで見たようなものをクリックした

「なんとなく広告から行くのは嫌だから、書いてある文言で検索して検索エンジンからそのサイトに行った」

など、見えない効果、間接効果を発生させていることが往々にしてあります。

こういった効果を無視することは出来ません。

またそもそも、クリックされた後に全く売上に結びついていないのであれば、CTRが高くても意味がありませんよね。CTRだけをみて全てを判断できるわけではありません。

アトリビューション分析という考え方

そのため最近は「アトリビューション分析」といって、そういった間接効果を測定しようという試みがなされています。

大概の買い手は、PPC広告と通常の検索結果両方を経由して、コンバージョンにたどり着くと言われています。また其れ以外にもさまざまな手段でやってきます。それを重み付けしてきちんと評価しようというのがアトリビューション分析です。

これはぜひ別途押さえてみて下さい。

押さえるべきポイント

ここで何を押さえるべきかというと

  • あくまでCTRは、先ほどのような限定的なパフォーマンスを測る指標でしかなく
  • CTR単体ではなく、コンバージョンレートやアクセス数、流入キーワード、投資対効果(ROI)やROASなどと合わせ技で考えなくてはいけない

ということです。

CTRは上がったものの、最終的なROIが悪化してしまったということは少なくありません。

お客さんにならないはずのお客さんまで呼べるような広告文言にすればCTRは上がりますが、最終的な成約には貢献しないので、投資対効果は悪化します。

CTRは、成約までの全体の流れの中で評価するもので、単体で効果測定するのは、危険です。

そこをぜひ押さえていただければと思います。

では、click-through rate (CTR)については以上です。この情報がお役に立てていれば幸いです。

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