SEOのチェックをする際に、サイトの各ページのtitleタグやmeta::descriptionのリストが何かと必要になるんじゃないかな、と思います。
自分の場合、例えば検索順位と月間検索数をつき合わせてのKWごとのパフォーマンスチェックを行う際に使います。「おぉ、この文言は反応がいい」「なら、1位表示されてるのに集客できてないKWのページもこんな感じで作ってみよう」とかです。
なので、自分が運営しているサイトの全ページの特定のタグをリストアップしてくれるソフトを、ずっと探していました。
でも、有料でも全然見つけられないので半ばあきらめてたのですが、なんか実は身近なソフトの組み合わせでできたので、もし同じことで困ってる方はぜひどうぞ。
使うソフトは「Excel」と「DreamWeaver」
使うのはExcelとDreamWeaverです。結論から言ってしまえば、DreamWeaverの検索機能で特定のタグを抜き出す→それをDreamWeaverの機能でxmlに保存→それをExcelで展開。という流れです。
ちなみに、自分は今まで手作業でやってました orz
XMLをEXCELで扱えるというところを全くもって知らなかったので…
作業手順
まずは普通にサイトを開いた状態で、DreamWeaverの検索機能で「ローカルサイト全体(不都合がある場合は「選択したファイル」とかで適当に)」に対して「特定のタグ」検索をします。
今回はtitleタグとmeta::descriptionタグを抜き出します。
まずはtitleタグですが、上の画像のようにすればOKです。この「特定のタグ」検索は、特に大規模サイトではとても便利なので、もし使ったことのない方はぜひ触ってみてもらえますと。
そして、その結果がでます。そうしたら、結果のタブの左端にある保存ボタン(フロッピーディスクのボタン。っていうかいつまで保存先ってフロッピーなんだろう…)を押して保存します。
保存はXML形式でしか出来ません。
ほんとはここでCSVとかに出力できればもっと楽なんですが(^-^;
続いてmetaのdescriptionを同じように抜き出します。
同じように保存します。
そしてこの後ですが、このXMLファイルはEXCELでそのまま開けます。
自分が使っているOffice2000では、単純にテーブルとして開くだけですが、Office2007ではXMLハンドリング機能が強化されているので、読み込んだ後にいろいろ加工できます。
で、テーブルとして読み込めれば後は普通にEXCEL的にまとめていけばいいので、こんな感じでファイルごとのSEO関係のタグの一覧がさくっとできます。
他のタグでも応用可能なので、工数削減の役に立ちましたら。
中小企業・小規模事業者の方々に向けて、ウェブの活用やホームページの戦略などについてWebコンサルティング、施策代行実施などを行っている、株式会社ラウンドナップ代表取締役の中山陽平です。中小企業のWeb活用をサポートし、そこからの反響獲得を実現させています。→プロフィール詳細はこちらから