ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

SEM/SEOの新たなポイント、それは「情報アーキテクチャ」

SESサンフランシスコにて、「最近のホームページのインフォメーションアーキテクチャ」と題して、Omni Marketing Interactive社の創立者兼SEOディレクターのShari Thurow氏がセッションを行いました。

一言で言ってしまえば「ホームページの情報をみんなに分りやすくするといいことあるよ」であって、

その理由は

  • アクセスユーザが使いやすければコンバージョンレートが上がる
  • 検索エンジンも情報アーキテクチャがしっかりしているサイトに、結果として高い評価を与えるから(あくまで結果として)

などからまだ脱していない印象です。

ですが個人的に大事だと思っているのは

情報アーキテクチャ」という今まで表舞台に出てこなかったものが、 SESという場でセッションで持ち上げられるほど注目度が上がってきている

ということです。 今まではユーザビリティやユーザエクスペリエンスの文脈でしか語られなかったがゆえに

「そんなめんどくさいこと、商売の役にも立たないならやらないよ」

と言われがちだったのですが、検索エンジンの発達と個人の印象や感想の影響力がソーシャルネットワークを通じて強まってきたため、マーケテイング観点からもプライオリティの高い事項になってきました。

もう無視できない時代に入りつつあると感じています。学ぶなら今のうちですね。

そういう趣旨で、今回のセッション、若干とっ散らかっているのですがライブブロギングをご紹介します。

▼Information Architecture for the Modern Website : SES San Fran 2011 Live Coverage 

Information Architectureとは?

  • ソーシャルの時代に対応するには「見つけてもらいやすい(ファインダビリティ)」サイトを設計できるかが重要である
  • これは従来のサーチエンジンに対してのサイト設計テクニックだけでは対応できない。
  • インフォメーションアーキテクチャは、SEOを行う上でとても重要なものだ。ここを誤ると一気にコストが上がってしまうことも少なくない。
  • IA(Information Architecture)は科学でありアートだ。ホームページのコンテンツにラベルを付け、サイトを使いやすくしたり、情報を見つけやすくしたりする。
  • インフォメーション・アーキテクチャは検索する人のいろいろなところに関わってくるんだ。
  • IA設計がきちんとできているサイトは使いやすく、ユーザエクスペリエンスも上々だ。
  • また、検索者が持っている「あいまいさ」を吸収してくれるようなサイトになっていればとてもいい(※注:予めペルソナを作って、シミュレーションをたくさんする必要がありますね)

IAというものになぜ気をつかわなくてはいけないのか

  • 1つはIAが良くできていないと顧客を失ってしまう可能性があるからだ。
  • 「united.com faq」で検索した結果出てくるページは、ユナイテッドエアーのFAQページではなく、別のページだという例があげられる
  • 「戻る」ボタンを押すことは最も「時間を無駄にした…」と思わせることの1つだ。これはきちんとIA設計がなされていないために起きる。
  • きちんとIAを設計するためにおすすめなのはまずワイヤーフレームを組むことだ
  • ワイヤーフレームを組むことでデザインのコストも下げることができる(※注:手戻りが減るからだと思われる)
  • また、もう一つ大事なことがある。「重複コンテンツ(Duplicate Content)」というGoogleが最も嫌うものの1つを最小限にできるんだ
  • タグクラウドや様々な種類のナビゲーションは重複コンテンツを招きやすい。ワイヤーフレームの時点でそれを排除することができる
  • もう一つ大事なことがある、それはインフォメーションアーキテクチャの評価は、WEBを良く知った技術者には頼まないこと。一般人がいいね。

IA設計と検索エンジン

  • IA設計は検索エンジンのインデックス数に影響を会える、すなわちランキングに間接的に影響する。
  • 余談だが、検索結果にWikipediaが出るときはそれは「informatialサーチ」すなわち情報を求めている検索クエリだとGoogleが判断しているということ(※注:だからこういうクエリで販売ページを出すのは、他の種類のクエリより難しいです)
  • IAとは情報を「一定の単位にまとめ」「それを分類し」「わかりやすいラベルを付けて」「優先順位をつける」ということ

いまいち、まとまりのない内容になってしまっていますが、インフォメーションアーキテクチャがこれから重要になるということは、わかっていただけたのです。

ユーザビリティやユーザエクスペリエンスの向上によるCRアップももちろんですし、検索エンジンフレンドリーになることで、検索エンジンが情報を扱い易くなる、すなわち適切なところに出すようにしてくれる、ということが期待できます。

少なくともGoogleの技術なら期待していいはず。

情報を発信するものの責務

ただかっこ良く作るだけでも、ただ良いコンテンツを作るだけでもこれからは足りません。

それをきちんと人々に伝えるために情報構造をきちんと整理することも、情報発信者としての責務の一つだと、Googleは言っているように思います。

それに、Googleのミッションを考えれば、こちら側で情報をきれいにまとめて提出してくれるサイトを評価しておかしくありませんよね。

情報アーキテクチャについては、情報デザインであったりIAであったりと書籍やセミナーがあります。

一度そういった本をWEBに関わる方は手にとって見てはいかがでしょうか。

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