ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

SEOにおいて、キーワードの検索順位だけを見て状況判断することの危険性

2014年02月11日_serps-you-must-check

SEOにおいてターゲットキーワードの順位は大切です。そのキーワードでの集客がどれだけできているか判断する、大きな要素の1つです。

しかし、だからといってターゲットキーワードの順位だけをチェックしていればいいかというと、そんなことはないですよね。

本当は順位だけではなく、実際に検索を行ってその上でたくさんのことを定期的にチェックすべき。ただ順位だけを見ていると、思わぬ落とし穴に気づかない、あるいはマーケットや競合の変化に気づけず初動が遅れてしまうかもしれません。

このポイントについて、Moz(SEOmoz)のホワイトボードフライデー(毎週金曜日に行われる動画セミナー)が行われましたので、内容をご紹介するとともに、その上でどんなことを押さえるべきかということについて、お伝えできればと思います。

The Death of Keyword Ranking Reports? 10 Superior SEO Stats – Whiteboard Friday – Moz
http://moz.com/blog/death-of-keyword-ranking-reports-whiteboard-friday

ホワイトボードフライデーの概要

Mozとしては

  • まず、上位表示したからといってそれがそのまま集客に繋がるわけではない
  • SERPs(検索結果画面)が昔よりはるかにバラエティに富んだ姿になってしまった、順位だけではなくSERPs全体を見なければ
  • ハミングバードによって、検索者が入れた検索キーワードが、書き換えられてしまうことが増えた。純粋に検索者のニーズを表しているものではなくなってきている。

ということを踏まえ、単体keywordでの順位計測だけで終わるレポーティングはもうやめた方がいい、という事を伝えたかったのではないかと思います。

つまりそれは

  1. SEO会社としてはランキングレポートを出すだけでは駄目
  2. それを受け取る企業としても、ランキングだけを気にしていては駄目

ということです。

では何をすべきかというと、「実際の集客数であったり、コンバージョンであったりと、ビジネスの成果になる所までレポーティングして成果を報告する」ことを行っていこうと。これは全くもってその通りです。

キーワードごとの順位調査で、本来チェックすべきこととは?

メインキーワード以外では実際、単一キーワードでの順位計測というのは、あまり意味が無くなってきていると感じています。サイトには何百何千それ以上の広いキーワードでアクセスが集まるのが普通です。昔に比べて流入キーワードの数は爆発的に増えています(昔は一桁違ったように思います)

それではキーワード──特に、重要なキーワードについて──ただの順位計測だけではなく、どんなことを調べるべきかを経験論から書いていきたいと思います。

 

 具体的には

  1. 重要キーワードは必ず検索結果(SERPs)をチェックする
  2. オーガニック検索だけではなくリスティング広告、それ以外のGoogleの様々なパーツもチェックする
  3. 自社だけではなく競合サイトもチェックし、タイトルやスニペットの変化を察知する
  4. Googleのキーワードに対する考え方が変わっていないか、変わろうとしていないかチェックする

つまりは、順位だけではなく、SERPs全体をきちんとチェックして、その中でクリックを得るためにできることを考え、実施するということです。

これは作業工数的に大変なのでメインか、その下くらいの重要キーワード、及びロングテールキーワードの元となるキーワードなどだけで十分だとは思います(現実的に)

オーガニック検索だけではなくリスティング広告、それ以外のGoogleの様々なパーツもチェックする

今や検索結果はさまざまな要素が入り込んできます。Mega-SERPsなどとも呼ばれます。詳細は以下の記事をご覧下さい。

【前半】Googleの検索結果(SERPs)は今や「85」もの要素で成り立っている – WEB戦略ラウンドナップ

【後半】Googleの検索結果(SERPs)は今や「85」もの要素で成り立っている – WEB戦略ラウンドナップ

 この中で戦っていくわけですね。検索結果はページ全体が「戦場」です。

SEO勝負だからオーガニック検索のところだけ見ていればいいやというのは、売り手側の理論であって、買い手側としては、検索結果のどこが広告でどこがそうじゃないのだろうと、自分たちにとって便利なところを使うだけです。

自社だけではなく競合サイトもチェックし、タイトルやスニペットの変化を察知する

検索結果画面は常に比較検討の目にさらされています。どんなに良い商品であっても、検索者に対してその価値を伝えることが出来なければ、その良さは伝わりませんよね。そしてそのためにはサイトにランディングして貰う必要があり、そのためにはタイトルとスニペットが非常に大切になります。

まずこのタイトルとスニペットで検索者は「吟味」します。この段階でうまく他と差別化できるとクリック率は大きく向上します。

そのためには、定期的に競合他社のタイトルとスニペットをチェックすることをオススメします。

もしかしたら他社はリスティングでの何回ものA/Bテストの結果、別の希求に切り替えることにしたかもしれません。

きちんとそれを察知しておくことは重要です。もし相手が「うまくいった」としたらあなたのサイトへのそのキーワードからの流入は減るはずですし、CTRも下がるはず。そうしたら、急に売上が不安定になるかもしれません。

競合の状況を知っておくことで、売上が不安定になった時の改善策の幅が広がりますし、原因究明も速くなります。

Googleのキーワードに対する考え方が変わっていないか、変わろうとしていないかチェックする

Googleは「このキーワードはこういう情報を皆きっと求めているよね」ということで、上位に出すサイトを調整しています。それによっては、どんなに良いサイトでも上位表示できないということもあります。

例えば通販系サイトで検索結果が占められているとしたら、そこは「物を買いたい人が検索するキーワードだ」とGoogleが考えていると思って間違いないです。そういうキーワードで例えば情報サイトなどを上位に持ってくるのは至難の業です。

この調整は急に変わることがあります。これに速く気付くことができれば、ターゲットキーワードの変更や、あるいはサイトの調整によって新しい方向性に沿ったサイトに変更する、そんな対策をなるはやで行い、集客の落ち込みを早期に改善できるかもしれません。

検索順位自体はとても重要な情報です。ただ、それを見るだけで終わってしまうと、戦場の変化を見落としてしまうかもしれません。

全てのキーワードでこれを行うのは難しいと思いますが、主要キーワードだけでもチェックしてみてはいかがでしょうか。

きっと、発見があるのではと思います。

 

photo by KNOW MALTA by Peter Grima

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