SEOmozの調査による、SEOのベストプラクティス。賛否が分かれる箇所もありますが、おおむね今の検索エンジン対策の基本が詰まっているんじゃないかと思います。
▼SEOmoz | Perfecting Keyword Targeting & On-Page Optimization
http://www.seomoz.org/blog/perfecting-keyword-targeting-on-page-optimization
なのでご紹介です。
いくつかポイントを抜粋
ぶっちゃけ先ほどのページの最初の図を見てもらうのが一番分かりやすいのですが…
HTML Head Tags編
- Titleタグの一番最初にターゲットKWは置くべし
- Meta::descptionは、検索エンジンはもう順位決定の要素としては使っていない。ただ、検索結果画面で太字になるし、スニペットとしてCTRに影響するから、クリックしてくれそうな文言にしてあげる必要はある。
- Meta::keywordsは、もはやYahoo!以外では意味を成さない。しかも(米国)Yahoo!はBingになるのだから、もはや関係ないといってもいい。
- Canonical属性は、重複コンテンツとしてリンク資源が分散することを防ぐ意味で重要。
URL編
- コピペして引用してくれやすい、という意味で短いほうがよりよい。SEO的には意味は無い。
- ドメイン名のすぐ近くにターゲットKWが入っていると良い。なので、www.site.com/dir1/dir2/keyword より www.site.com/keyword の方がいい
- サブドメインとディレクトリだったら、ディレクトリの方がいい。
- URLの中のKWのセパレータは、ハイフンが今のところ鉄板。
BODYタグ編
- KWの数は、文章が少なめのページなら2~3回、多めなら4~6回くらいが妥当か。
- 出現頻度は、多すぎてスパムとみなされることはあるが、最適な値というものもないし効果もないので、もはや特効薬でもなんでもない。
- H1タグは、昔はとても重要だといわれていたが、検索エンジンは今はほとんどこれを重視していないと言われている。だが、逆の意見もある。ひとまず現状はKWを入れておくほうがいい。
- それ以下のhnタグは、SEO的には意味が無い。セマンティックWEB的には重要。
- ALT属性は、実はすごく重要になってきている。なので、画像を入れてそのALT属性にキーワードを入れることは推奨である。
- 画像のファイルネームも、キーワードが入っていたほうがいい。
- コメントの中は検索エンジンは無視する。
内部リンクとサイト構造編編
- リンクの深さは、ディレクトリの深さではなく、何クリックでたどり着くか。もちろん少ないほうがいい。
- 内部リンクをたくさん集めているページは、検索エンジンに評価される。
- リンクの位置は、サイドバーのような全ページほぼ固定のところよりいは、Wikipediaのようなコンテンツ内の方が評価される。なぜなら、Googleをはじめとして、検索エンジンはリンクの場所を考慮するようになったから。唯一つ忘れてはいけないのは、Googleは最初に出た一つ目のリンクしか考慮しないということ。
- フッターのリンクは、ほとんど意味がない可能性がある。
ページ構造編
- キーワードは、文中の最初の50ワード~100ワードの間に入っていることが望ましい。
ということで
内部的なチューニングの話ばかりでしたが、ぶっちゃけ大事なのは、その下を見ると、ドメインのトラスト及びオーソリティ。そして、各ページへのリンクポピュラリティ、バックリンクのアンカーテキストといった外部要因だそうです。(下部の円グラフ参照)
いやー、ここが一番悩ましいんですよね…良くも悪くも。
