見栄えだけスマートフォン対応しても改善効果は大きくない?

2014年07月9日_sumartphone-taiou

気がつけばひと月経ってしまっている今日このごろです。中途半端な記事を書いて更新頻度を保つのもあれだなと思って日々が過ぎ…MarsEditorを久々に開いたところ前回の記事が6月10日でした。コンテンツは定期的にスケジュールを守って書きましょう!と言っているのに説得力がありません(Podcastは出しているので許してください)。しかもなぜかアクセス数は上がっているという…。

今回は、基本的なモバイルサイトの考え方について、最近よく喋ることがあるので書いてきたいと思います。

まだまだ、スマートフォンはそこまで重要ではない業界も多い

色々なサイトのGoogleAnalyticsを職業柄見ますが、スマートフォンによるアクセスは確実に増えています。とは言え、業種によっては10%以下であったりと、まだまだ正直「モバイルファースト」とまでは行かないのかなという印象です。

例えば以下のサイトは地域商圏の地場系サイトの解析数値です。

モバイルのサマリーを見て、モバイルとデスクトップで直帰率やページ/セッション(平均ページビュー)、滞在時間がこれくらい違っていて、しかもそこそこ、モバイルでのアクセスが有るとすれば、機会損失が発生している可能性は高いです。

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ただ、数年後には確実に増えていくでしょうし減ることもない、そう考えるとスマートフォンサイトについて、マーケティング計画の中で全く考えていないというのは、まずいのではないかなと思います。

では、改善するとしたら、どの指標を見ていくべきなのか?

160_F_44983429_vbzTzke21191h3dAS4X3bZUIjUWkOT1Aモバイルの改善をするのだから、モバイルデバイスで来たアクセス者の指標をチェックしていればいいかというと、そうでもないですよね。今やマルチデバイスの時代ですので、スマフォ → PC、PC → スマフォ、という流れは確実にあります。

  • Amazonでスマフォでほしい物リストに入れておいて後日PCで評判サーチをしながら購入
  • スマフォで見たサイトをメールでPCに送って、後でまとめて見る
  • PCで打ち込んだメモをスマフォにメールで送って、スマフォから買う

など、キリがないですが、様々なパターンがあるかと思います。

押さえておきたいのは、潜在客が初回客に至るまでの接点の中で、モバイルは比較的前の方に位置することが多いということです。また、離脱しやすいデバイスだということです。電車に乗ってて、降りる駅についたり、ご飯が焚けたり、トイレで用が済んだり。

従って、直帰率や平均ページビューは悪いことのほうが経験上多いです。そして、DesktopとMobileを同等まで改善する必要があるかというと、そこまでやる必要はないだろうと思います。

改善指標として(KPIとして)は、モバイルだけではなく、デスクトップの数値も

160_F_9747385_OTyxkxSD1oKABoQcGngZyY9XgihmUnBjモバイルのアクセス状況を改善すると、結果的にDesktopのセッション数や直帰率が改善していきます。

ファーストタッチであるスマフォが好感触なら、その後PCで見る人は増えます。その場合ブランドサーチか、メール経由でのリファラー無しが増えます。いろいろモバイル対策をしたけれど、あまりモバイルは改善しない、でもデスクトップが妙に改善してきたな、というケースは、こういった流れのことが多いです。

従いまして、PCの方で、ブランドサーチの流入数や、リファラなしの数字を見ることもオススメします。できれば、ページをシェアする仕組みを入れておいて、クリックイベントなんかで取得するか、パラメータを付けたURLを設定しておくことで計測できるようにしておくといいのではないかと思います(そのパラメータを元にデスクトップ側にカスタム変数を仕込むなど)

と、細かいことはさておき、モバイルデバイス利用者に対しての改善施策だったとしても、モバイル以外の指標も念頭に置いておくことをオススメします。

本題:モバイル化・スマフォ化≒使いやすくすること、だけではない

160_F_11704756_5mP1HnTTMtI9O0Fh4BkECLvuwwWiNMNIそしてもう一つ。モバイル化・スマフォ化というと、見た目を使いやすくすること、ユーザーインターフェースを改善することに「のみ」注意を向けているとしたら、それはちょっと違うかなと思います。

ブログもサービスサイトもレスポンシブデザインで作っている手前、言う権利が私には無いようにも思いますが、モバイル化を考える際は、

  1. デスクトップユーザとスマフォユーザーで、求めている情報や、起こしたいアクションは違う
  2. そのニーズを元に、スマフォユーザー向けのコンテンツを設計する
  3. スマフォユーザーのニーズを元に、ゴールを決める(場合によっては資料請求なんて無理、モバイルはとにかくメルマガ登録、なんていうことでもいいかと思います)
  4. それに合わせてインターフェイスを考える

というように、インターフェイス自体も、もちろん大事なのですが、加えて中身をどうするかという観点が必要です。

レスポンシブデザインは確かに便利で楽ちんですが、この辺はダイナミックサービングないし別サイトに比べると弱いです。

WordPressならプラグインを駆使したりCSSで条件分岐させれば、レスポンシブデザインかつ、ダイナミックサービング的なサイトを作れますね。最近色々実験中です。簡単に作れないと意味が無いので。

まとめると

「スマフォ対応 = 見栄えを使いやすくする」ではなく「スマフォ対応 = 見栄えを使いやすくする + コンテンツも使いやすくする」

こういうイメージを持ってもらうといいのです。

バッサリ切る所は切る、あえてスマフォサイトだけに入れたいものがあれば入れる。そういう所まで考えることが、全体を最適化するためには必要ではないか、と思います。結果にもつながりますしね。スマフォサイトで悩んでいる方はご一報下さい。

 

それでは、今回はゆったりと書きましたが、こんな感じです。次はもう少し早く…。

 

追伸:ちなみに、今この記事をじっくりん読んでます、オッカムのかみそりブログの人というと、GoogleAnalyticsのギャラリーでも一番人気のあるカスタムレポートなどを出している方ですね。Avinash氏です。いかんせん長いので、そのうちピックアップしてご紹介します。

Digital Design & User Experience: 7 Profitable Best Practices!
http://www.kaushik.net/avinash/web-design-user-experience-best-practices/

 

Photo by Paul Stevenson

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