ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

「昔の自分が今の自分を助けてくれる」そんなSEOが必要だということ

160_F_19767463_PkZa6gk5m6yS8nUskzpFtYI522AqIofY自戒も込めて定期的に昔の記事を読み返しているのですが、自分が書いたSEOの記事の一つを読んでいて、改めて書きたいなと思ったのでエントリーを書きます。

昔の自分が今の自分を助けてくれる」という言葉です。

もともとはぜんぜん違うマーケティングの言葉から来ています。

3年半前に書いた記事ですが、今まさにこれを見つめなおすべき時期まっただ中でなと感じていますす。

今、まだ効果があるからと言って、旧来のブラックな手法に手を染める方はまだまだ少なくありません。それはやっぱりまだ効果が出るからです。

ただそこに身を任せるというのは、一般企業特に大手企業としてはとても危ない。

機動力のある小さい企業や集団なら、何か転んで集客チャネルが潰れても、機敏に方向転換してリソース配分をやりなおして再出発できるかもしれません。

しかし、大きな企業は違うのです。致命的なキーワードでダメージを受けたからといってそう簡単に事業を変えられないですよね。

そこを、薄氷を踏むように進んで、短期的な数字を作っていくことがどれだけ大切なのかということは、疑問符が付く部分だなと感じます。

経済を中長期的に見たら、ブラックな手法は早くダメになった方がいい

もし、ずっと旧来の手法がうまくってしまったとします。旧来の手法が進化してGoogleに気づかれずに早道をさせることができるようになったとします。

そうした時何が起こるか。それは「同じ事をやれば誰でも同じポジションを取れる」という状態。

しかし「誰でもできる」時点でこれはもう差別化として機能しない。だとすると、やる意味があるのか?という話になります。企業と企業が競争するときに、武器にならないわけですから。

すぐに模倣される差別化要因にはなんの意味があるのか

3ヶ月後に模倣される差別化要因にはなんの意味があるのでしょうか、すぐに追随される差別化要因に価値はあるのでしょうか。賞味期限があまりに身近すぎます。しかもこういった「外から買わなければいけない」ものが、ビジネス上”必須”になってしまうのは、危険です。

なぜなら、その供給者に対して「依存」した商売、そしていずれは「依存」した業界になってしまうからです。

そうなってしまうと、その業界は健全に発展していかないのです。

※私は決してSEOを否定するわけではないです、むしろ好きです。
そしてこれからのセマンティック社会において、インフォメーションアーキテクチャなどと絡む、極めて重要な分野だと思っています。

「資産」となって他社にすぐに模倣されない「強み」を生み出す

リソースをつぎ込んで長い目で見て育てて、そしてそれが「資産」となって他社にすぐに模倣されない「強み」を生み出すというサイクルを作るべき。

目の前だけを見て、短期的な手法を選択することは、リスクを増すだけではなく将来の自社を助ける努力を今行わないということです。

そんな観点で、一歩二歩三歩離れて俯瞰してみると、今、企業が選ぶべき道がどちらなのか、見えてくるのです。

ちなみに、3年半前の記事はこちらです。

▼本当の意味で検索エンジンの変化に強いサイトを作るには…. – WEB戦略情報 :
http://www.7korobi8oki.com/mt/archives/2009/07/post_28.html

言っていることが変わらないなという自戒の念も込めて、引用しておきます(Canonicalつけて…)

 

本当の意味で検索エンジンの変化に強いサイトを作るには…

Web上でのマーケの仕事をやっていると、その少なからずなところがSEO(検索エンジン対策)に費やされるます。

でもこれが曲者で、自社にせよ顧客のものにせよ、このSEOというのは先が見えず、なかなか精神的にやっかいな代物ですよね。

検索エンジンはころころ挙動が変わるし、情報は玉石混交のきわみですし、パーソナライズの波もあるし、最近ではY!とMSの件もあります。

毎日検索順位やらキーワードごとのアクセス者の動向のレポートに目を通して、うーんうーんと頭を抱えたりする日々です(自分が、ですが)

で、それとつながっていると思ったのが、Sphinn Japan Blog で上がっていたエントリーです。

検索キーワードを意識したコンテンツはヘタレブロガーにも有効
 http://blog.sphinn.jp/2083.html

この記事では、個人ブログの話をしていますがこれは企業サイトにとっても言えることかと感じました。

SEOというか検索エンジンのミッションが何か、とを考えると、「ユーザの検索キーワードに対して適切なコンテンツを提示してあげる」というところに尽きるんじゃないかと思います。

なら、それを満たせれば自然と上位に表示される。細かいことはさておき。

そうしていれば、将来検索エンジンが細かく仕様を変えたとしても、彼らのミッションがぶれない限り、検索順位が落ちることはそうそう無いのでは。

長い目で見て、具体的に必要なこと

そう考えると、自社ないし顧客がリーチしたいと思っている顧客層に対して、彼らが求めるコンテンツをきっちり作ってあげるということをしていくことが、中長期的に見れば必要になります。

リンクを集めたり内的要因のチューニングしたりすることも、短期的にはとても重要なSEO施策なのですが、ブランディングも含めて長く集客しようとするならなおさら。キャンペーンとかは違う(というかそういうのはリスティング広告としてやるべきかな)

サイト全体というくくりで言えば、Web上でのある企業の事業ドメインが何なのかということを、きちんと検索エンジンに伝えられるような作りにする。コンテンツを増やしていく。

つまり「ワンサイト、ワンテーマ」につきるかと。

いまもし、特に自社サイトで内部要因のチューニングや外部からのリンクの獲得にほとんどのリソースをつぎ込んでいる担当の方がいましたら、そのうちの10%でもいいので、長期的なスパンで見たコンテンツに力を使ってほしいと思います。

実例?

現にうちの会社のサイトでも、3年前やら4年前の記事に普通にアクセスがきて、そこからサービス申し込みにつながります。

コンテンツはストック型です。フロー型ではなく。

うちの会社をお世話してくれているコンサルタントI氏の言葉を借りるなら

昔の自分が今の自分を助けてくれる

これに尽きるんじゃないかと思います。

もし参考になりましたら。

 

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  1. […] WEB戦略ラウンドナップの「昔の自分が今の自分を助けてくれる」そんなSEOが必要だということでは、安易にブラックな手法に走ってしまわずに、コンテンツ作りは資産作りだと考えて力を入れていくことが大切だということが解説されています。 […]