ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

オンラインの「購買行動」と「気温」には相関関係があった?

2013-07-22_sales-correlation_t実店舗・リアル商売なら天気が何らかの形で客足に影響を与えていることは、明らかです。

では、ネットの場合はどうなのでしょうか。

「外の天気が悪いからインターネットを見る事が増える、なのでオンラインショップ系は売上が伸びる」「外の天気はそれほど関係ない、外に出ないのだから関係ない」「天気がいいと、気持ちが盛り上がるので、オンライン上でもお客さんは活発になる」…どれもありそうな話ではあります。

この点について、対象が小規模ではありますが、調査を行ったその結果が、SearchEngineLandのコラムに掲載されていました。

結論から言うと、オンラインでも「気温が高いの時の方が、売れる」ようです。また、「雪」は大敵で、それによって20%以上もセールスに影響が出ることもあるとか。いったいどういうことでしょうか。

記事はこちら。ぜひ原文も御覧ください。

天気ではなく「気温」との相関関係について考えられているものです。

▼Does Weather Affect Site Traffic & SEM Performance?

3つの調査結果

3つの調査結果が紹介されています。

  1. 「restaurant near me(近くのレストラン)」という検索数と気温との関係
  2. 売上と気温との関係
  3. 雪が売上に与える影響

「restaurant near me(近くのレストラン)」という検索数と気温との関係

シカゴにおいて「restaurants near me」という単語での検索の移り変わりをGoogleTrendで調べ、それを気温のデータをくっつけたものです。

その結果が以下です。縦軸はFなので華氏です。華氏が20度だと-7℃、華氏が80だと27度くらいです。

これを見ると、気温が高くなるにつれて、「restaurant near me(近くのレストラン)」という検索数は増えているようです。

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気温が上がってくると外に出てなにか食べようと思うのかもしれませんし、気温が下がってくると、外に出るよりなにか作ろう、あるいはなにか買って帰ろうということなのかもしれません。

シカゴのレストランの席が屋外席ばっかりなのかもしれません(※適当です)

何はともあれ、少なくとも

シカゴにおいては、気温が高いほど、ネットでレストランを探してみようと思う人が増える

ということが言えそうです。リアルの傾向と同じですね。

売上と気温の関係

続いて、東海岸で3つの小売店(家電用品など)のサイトについて、売上と気温の関係を比較しています。

これも結果としては76%の相関関係が合ったようです。1日1日レベルの変化についても、相関しているように見えます

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実際に外に出ずインターネットでサイトを見ている人であっても、気温が高い日ほど売上が上がりやすいようです。もちろんこれは「相関関係」であり「因果関係」ではありません。

巡り巡ってそうなっているのかもしれませんが、相関関係はあるように見えますね。

気温の変化は、直接それを体感しないインターネット上のアクセス者の動きとも連動している可能性が高い」と言えるかと思います。

雪が売上に与える影響

これも興味深いのですが

  • 天気そのものはウェブサイトのトラフィックやセールスに影響を与えない
  • 雨が降ると、通販サイトなどはトラフィックが増えそうなものだが、相関が出なかった
  • ただ「雪」だけは例外
  • 雪が降ると、11〜15%ウェブサイトの売上が下がる

という結果でした。

同じ気温で雪が降っている日と降っていない日だと、なんらかの原因で、雪が降っている日の方が「売れない」ようです。

なんなんでしょうか。気圧の問題でしょうか。別にやらなければいけないことが増えるからでしょうか。

原因は分かりませんが、相関関係があるようです。

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まとめ

この結果はあくまで「相関関係」であって「因果関係」ではありません。実際の原因は分かりません。

ただ、何かしら関係があるという事実はとても興味深いものです。

例えば特定の日に売上が上がらなかった、その時。

原因の1つとして、それがオンラインショップであっても「天気が関係あるかもしれない」という可能性を知っていれば、答えに一歩近づくかもしれません。

また、自分のサイトの売上やアクセスのデータをこうやって比較していくと、特に大規模サイトでは何か面白いデータがでてくるかもしれませんね。そうしたら、売上を伸ばす突破口が作れるかもしれません。

「梅雨の時期に湿気取りが売れる」のは当たり前ですが「晩夏からおでんが売れる」のは、その発想の延長では出ないはず。

そういった、新しい気付きが得られるのかな、と思わせる記事でした。

今後は、オンラインショップでも気温や天気のことを気にかけてみてはいかがでしょうか。

 

また、お天気のAPIとGoogleAnalyticsのデータをくっつけられるツールができるといいな…と思う次第です(ぼそっ)

 

photo by gynti_46

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