アクセス減をGoogleのせいにする前にチェックしたい5項目

2015-12-09

ホームページへのアクセス数が急に減ると、どうしてもすぐ疑ってしまうのがGoogleのアルゴリズム関連です。特に何もしてないのにアクセスが落ちていっている…もしかしてGoogleがなにか変わった?調整をしている?など。

確かにアルゴリズム変更によって検索流入が変化することは多々あるはずです。

しかし、そんなに大きな変更はそれほど頻繁にはありません。多くの場合他に原因があります。

今回は、そこを踏まえた「アクセス数が減った時にチェックすべきこと」をMarkletingLandの記事からご紹介します。

元記事はこちらです。

▶Don’t Blame The Google Algorithm For Search Traffic Declines :
http://marketingland.com/dont-blame-google-algorithm-search-traffic-declines-154307

I have seen many companies (and some SEOs) correlate a drop in traffic with the date of a known algorithm update and assume that the site was hit by Penguin, Panda or Hummingbird, for instance.

(私はたくさんの企業やそれに施されるSEOを見る中で。アクセス数が落ちた時それに関係しているのは、ペンギンやパンダ、ハミングバードといったアルゴリズムの変更が原因だと、安易に決めるける例をたくさん見てきました)

このセンテンスが示す通り、なにか大きな変化が落ちるとまず「アルゴリズム少し何か変わった?」と考えるのは早計です。TwitterやFacebookやGoogle+などを見れば大きなアルゴリズムの変化があれば話題になっていますし、変動をウォッチしているサイトもあります。それらに特に何もなければなおさらです。

アクセスの変化は、それ以外に原因があることが多いです。

そこで先程の記事から、アルゴリズムより前にまずチェックすべき項目をご紹介します。あれ、なんかサイトのアクセスが変わってきてるな…と思われたら、まずこの項目をチェックするといいかもしれません。

※元記事は「なんでもかんでもGoogleアルゴリズムのせいにするんじゃない!」みたいなタイトルですね。

アクセスが減少している際のチェックポイント

1.モバイルからのアクセスに着目する

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  • モバイル端末からのアクセスはかなり増えている、検索エンジン利用者で一番多いのはモバイル
  • モバイル対応していなければ、サイトでのユーザー体験に大きなマイナス。モバイルで使いやすいサイトに行ってしまうため、直帰してしまいページビューが伸びない
  • モバイルフレンドリーアップデートの関係

訪問者数がジリジリと減り、それ以上に平均ページビューやページビューが落ちているケースではモバイルに対しての対応をチェックすることは意味があります。

Googleアナリティクスを始めとして、モバイル端末と非モバイル端末それぞれ別にアクセス解析のデータを見ることが出来ます。

ここで如実に差があれば、モバイルに対してのユーザーエクスペリエンスが悪いせいで「直帰されている」そして、一度悪い体験をすると、ユーザーはもう一度そのサイトを訪れたいとは思わなくなるのでリピーターがつかない、結果として訪問者数も減っていきます。

そして、モバイル対応は、ただ検索結果表示画面(SERP)にモバイル対応の文字が出ればいいというものではないですよね。

モバイル対応と出ているのでクリックしたら、ただ横幅が狭くなって文字が大きくなっているだけということもあります。本来はそのデバイスを使っているシチュエーションを考えて、出し分けるべきところは出し分けるべきです。

そういったことも含めて、モバイルの波に乗れていない可能性がある、ということです。

2.過去のデータと比較する

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どうしてもサイトを運営していると「今やっていること」だけに着目しがちです。

しかしサイトに対してのアクセス(トラフィック)のうちどれだけが最近作成したページ/修正したページから来ているかを確認することは重要です。実際は昔作ったコンテンツがずっとそのサイトを支えてくれているケースも多いです

しかし、そのコンテンツが上位表示しているキーワードにおいて競合がより優れたコンテンツを出してくる事で大きく流入が減ってしまったり、ロングテールのアクセスを一気にかっさらわれているということもあります。

アクセスが減っている場合は漠然とサイト全体を見るのではなく過去のアクセスデータと比較して、具体的に何がどう減っているのかを確認することが重要です。

Googleアナリティクスなら、比較機能がありますので、ディレクトリごとにきちんと分類されていればまずはディレクトリ単位でドリルダウンを始めることが一番楽です。

(そういう解析の観点では、コンテンツは物理的にはどうでもいいですが見た目上のディレクトリ構造はきちんと作っておいたほうが楽です。楽なことはいいことです)

3.アナリティクス(解析ツール)の設定を見直す

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結構これはあります。思っているよりあります。なぜか特定のWordPressテンプレートページからタグが抜け落ちていたり、正規表現を失敗して配信先がおかしくなっているケースが有ります。フィルタの設定がおかしくなっていることもあります。

Tag Assistant (by Google) みたいな機能拡張もありますし、タグマネージャーを使っているならテストもできます。

手動でタグをカスタマイズしているような場合は特に、誤って何かしていないかチェックすることをおすすめします。

いろいろ調べて原因が分からずふと振り返ってみたらタグがおかしかった…となると、全身から力が抜けます。

4.検索結果が変わっていないか定期的にチェックする

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アルゴリズムなどではなく、そもそもの検索結果が変わっていないかは定期的にチェックすべきです。

Googleも検索体験を改善するという目的で、様々な変更をしています。

広告枠が増えたり、急にマップが出るようになったり、さまざまなパターンがありますが、そもそもみなさんのサイトのコンテンツへ目が向きづらくなっていれば、クリック数は落ちます。

タイトルも変えてないディスクリプションも変えてない、コンテンツも変えてない、季節要因を鑑みても何故か落ちている。そういう場合は検索結果そのものに何か変化があった可能性があります。

定期的にチェックして、変化を感じ取ることが重要ですね。定期的に見ていれば競合の打ち出しの変化や広告クリエイティブ(広告文・画像)の変化、あるいは、新しい競合や代替品の存在にいち早く気づいて、対応を迅速に行えることにも繋がります。

5.他の媒体の影響も考える

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例えばTVで、みなさんが取り扱っている商品カテゴリが盛り上がりを見せたりすると、今までとは違う層のユーザーが急に流れこんでくることがあります。

商売にならないアクセスも増えるでしょう。そうするとアクセス解析上のデータは結構荒れます

興味本位のユーザーが怒涛のごとく来ると、CV率は下がり直帰率も上がりアクセス数だけ増えるような状態になることもあります。それをまともに解析しようとすると泥沼になります。

また、逆のパターンも有ります

きちんとアクセス解析のデータを見るようになった時、過去のデータと比較したらどんどんアクセス数が落ちている、しかしよく調べてみたら

過去のその時期が他の媒体で取り上げられた関係でアクセスが大きく水増しされていただけで、特殊な時期だった

ということもあります。

どうしても、昨対比ベースだけで見ていたりすると「昨年がおかしかった」という選択肢を忘れてしまいます。そしてホームページはどんどんアクセス数が伸びるものだという謎の前提を暗黙としてしまったりもします(コンバージョンさえ取れればアクセス数はその過程に過ぎませんので、上がっても下がってもいいわけです。目標が達成できていればいい)

終わりに

総じて、Webの世界だけではなく現実世界全体を俯瞰してみることが重要です。

弊社というか私は、3C分析を比較時と現在で行うことが多いです。
古い古いという人もいますが、優れたフレームワークです。

まだまだWebは受け身のメディアです。他のマスメディアの駆動力に比べれば、Webは良くも悪くもそれに対して振り回される媒体です。Googleのアルゴリズムより、4マスのほうが影響は大きいです。

しかしWebばかり見ていると、Webの外が見えなくなります。そうすると、なんでもWebの世界の中に原因を求めようとしてしまいます。今回ご紹介した「なんでもアルゴリズムのせいにする」もその1つといえるのではないかと思います。

どんなサイトでも、定期的に俯瞰してマーケット全体を見渡すことは重要です。

そういったことも、月次のタスクとして取り入れてみてはいかがでしょうか。きっとさらなる伸びの発見にも繋がると思います。

この記事がサイト改善のお役に立てば幸いです。

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【新規記事】アクセス減をGoogleのせいにする前にチェックしたい5項目 – Web戦略ラウンドナップ ( → http://buff.ly/1ITp0NC )アクセス数が急に減るとどうしてもすぐ疑ってしまうのがGoogleのアルゴリズム…

Posted by 「ノン・スペシャリスト」のためのWEBマーケティング・WEB戦略情報 on 2015年12月8日

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