ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

3億通のEmailから導かれた、メール配信をするなら知っておきたい「時間帯」に関するデータ

2013-10-15_NEW_mail-marketing-timing

E-mailは健在です。営業においては古くから「接触回数」が重要と言われますが、それはWEBマーケティングでも変わりません。定期的に適切な形で接触してくる方が、最終的なコンバージョンに結びつきやすいのは事実です。

なので、メールマーケティングに対して「斜陽だ」「効果が無い」という印象を持っているとしたら、それはとても「もったいない」話。今後もメールというものは重要なチャネル。絶対に活用すべきです。

ただし、「やり方」はどんどん洗練していかなければなりません、具体的には「お客さんの気持ち」を考えて行わなければ、嫌われてしまいます。

そのために大事なことの1つが「配信タイミング」です。

その第一歩として「タイミング」を押さえる

そのための第一歩としておさえておきたいのは「相手が受け入れやすい(=うれしい)タイミングでメールを送るにはどうしたらいいか?」です。

相手の気持を考える第一歩は「タイミング」からです。

30万アカウントの「3億通のメッセージ」の配信データを元にしたデータ

そこで今回は、元ネタとして、メールマーケティングツールを提供する「GetResponse」の記事を紹介します。

自社ツールのデータを元にした「メールを送るベストタイミング」についてのインフォグラフィックを公開しています。

GetResponseは日本では殆ど知られていませんが、30万のアクティブアカウントを持ち、レスポンシブデザインのHTMLメール作成ツールや、ステップメール、SNS情報と紐付けたリスト管理など、海外でメジャーな機能をほぼ押さえている有用な配信ツールです。

その30万アカウントの「3億通のメッセージ」の配信データを元にしたインフォグラフィックです。

▶New Infographic: Best Day to Send Email 2013 – Email Marketing Tips – Blog GetResponse
http://blog.getresponse.com/new-infographic-best-day-to-send-email-2013.html

インフォグラフィックは頭のところだけ載せておきます(縦長すぎるので)。全体は元記事からご覧ください。

2013 10 12 01 21 07

押さえておきたい情報ピックアップ

ではまず、インフォグラフィック内の情報ピックアップです。

  • 平均的な開封率は「18.58%」クリック率は「4.51%」
  • 四半期ごとに見ると、第四四半期が最もたくさんのメールが送信される(忙しい)
  • 最もメールが送信されている日は火曜日
  • 火曜日は最も開封率もクリック率も高い
  • ほとんどのメールの開封は配信後1時間以内に行われる。4時間後の開封率は1%以下にまで下がる
  • ステップメールは、開封率が24%アップ、クリック率が47%アップすると、良い結果
  • ウェルカムメールや登録確認メールの開封率は67%。クリック率も33%高い、要活用
  • ステップメールの間隔は2〜10メッセージ分くらいが良い

個別のポイントについて

平均的な開封率は「18.58%」クリック率は「4.51%」

開封率は、そのリストの集め方によって大きく変わりますが、一般的な

「サイトのサイドバーで、無料プレゼントなどのオファーなしで集めたリスト」

などなら、平均的には15〜25%くらいにおさまるかなという実感が有ります。

なので妥当な値かなと思います。

大事なポイント

ただ、大事なのは

  • 数を重視して間口を広く集めた、あるいはキャンペーンやプレゼントで集めたリストは開封率が高い
  • 目立つプロモーションをセずに集めたリストは、開封率が高い

ということです。

これはリスト集めに限らず、検索エンジンからの集客でもリスティングでもなんでもそうですが、バーターの関係にあります。

従いまして、18.58%という数字自体に着目するというよりは、

「平均的には20%弱くらいまでは出せるんだな、そうするとうちは低すぎるから改善の余地があるな」「うちは高いからもっと裾野を広げてもいいかもしれないな」

という最適化の目安として考えるのがいいのではと思います。

ちなみにうちのメルマガはというと、15%〜25%の間をうろつき、平均は20%行かないくらいではと思います。

開封率が高いイコール手放しでよろこべる、わけではない

時々、開封率75%のメルマガなどありますが、絞込すぎで機会損失していると考えるべきです。

リストの段階で、そこまで見込み度が高い人ばかり集まるのは、ちょっと不自然です。

クリック率も同じです。

四半期ごとに見ると、第四 四半期が最もたくさんのメールが送信される

これは興味深いです。ただ、スパンが長いのであまり直接施策には生かせないかなとは思います。

その後の「最もメールが送信されている日は火曜日」と合わせて大切なのは

  • 混み合っている時間は狙わない
  • 見る気がしない時間は狙わない
  • 誰も見ていない時間は狙わない。

です。

曜日のグラフはこれですね。

2013 10 13 01 21 33

混み合っている時間は、埋もれてしまいそもそも「視認」してもらうことが出来ない可能性が高いです。なので、できるだけ避けるべきです。

例えば、月曜日のAMなどは、土日の問合せやセールスメールで未読がいっぱいになっている所が多いですよね。また、金曜日のPMは、花金(古いですが)なので、重要なもの以外は無視する傾向があります。混み合っている時間、また、その気のない時間は避けるべきです。

また、だからといって誰も居ない午前2時などに送るのも効果がありません。土日もしかりです。

なぜなら、朝9時にターゲットが受信ボックスを開いた時には、夜一晩文のメールを一気に見るわけです。

だとしたら、むしろ埋もれてしまいます。非アクティブな時間帯に送るのはオススメできません。

とは言えこの辺は業種業態商材に寄って随分変わります。

やはり「お客様の目線で」考えて、適切な時間帯を導き出すべきです。(そのためには、毎回配信時間を変え、結果を記録することが必要、そして大前提として、計測できる仕組みにしておくこと、が大事です)

ほとんどのメールの開封は配信後1時間以内に行われる。
4時間後の開封率は1%以下にまで下がる

これは大事です。グラフを抜粋します。

2013 10 13 01 24 27

このグラフには

  • 配信後1時間以内の開封が、全体の23.8%
  • 2〜4時間以内が、8%弱

ということが書いてあります。これについて、当事務所のメルマガの配信グラフは以下です。

2013 10 13 01 25 53

緑色が開封数です。X軸がひと目盛「1時間」です。これは7時に配信したメールマガジンです。

7時台〜9時台がもっとも多いですね。1時間以内というよりは2時間以内くらいにも見えますが、いずれにしても配信後1〜2時間がもっとも元気な時、と考えるべきではと思います。

なので、配信後しばらくWATCHして、配信2時間経っても対して伸びなかった場合。その場合は、そのメルマガが大事なものなのなら、次の策を早めに打ったほうがいいですね。4時間経って未開封だったグループに送る2回めのメール文面を考えるなど。

だいたい、生存期間としては新聞あたりに近いのかもしれません。

ステップメールについて

ステップメール(海外ではオートレスポンダーと呼ぶ)は、やはり効果的のようです。

そして大事なのは「最初の一発目が最も開封される」ということ。なので、一発目を最も洗練させるべきです。

どれくらい開封されやすいかというと「開封率が24%アップ」「クリック率が47%アップ」したそうです。

2013 10 13 01 34 33

ステップメールは、メールマーケティングを行うなら必須です。手動で行うとものすごく大変なので、システム的にできるサービスを選んだほうがいいですね。

終わりに

配信タイミング以外にもいろいろな情報をお伝えしてきましたが、総じて言えるのは「自分のお客さんについてもっと知ろう」これに尽きるのではと思います。

その人達のライフスタイルを考えて、この時間にこんな内容をこんなキャッチで送ればいいんじゃないのか、をゼロベースで考えていくことを推奨いたします。買い手側の頭のなかの現実は、実際のお客様という現実とはズレがちです。

メールマーケティングは有用です。ステップメールを中心としてぜひ活用して頂ければと思います。

 

photo  by hockadilly

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