なぜ検索結果の上位2サイトにアクセスが集まるんだろう

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ホームページのユーザビリティと言えばこの人、Jakob Nielsen氏。

私がHTML等にはじめて触れた時期にちょうど、ユーザビリティというものが盛り上がってきていました。

どの雑誌にもユーザビリティの連載が組まれていたような気がします( ´-`)  

[※IT用語辞典 e-Words : ユーザビリティとは 【usability】]

そんなニールセン氏がWeb上で連載しているAlertbox:というコラムがあります。

少し更新は遅いですが日本語版もあります(Jakob Nielsen博士のAlertbox)。

このコラムの最新記事が「The Power of Defaults」と言うもので、Webユーザーはデフォルトを無意識のうちに信頼すると言う内容のものです。(→当該記事はThe Power of Default Values (Jakob Nielsen’s Alertbox)から) 具体的には検索エンジンの結果ページ(SERP:Search Engine Results Page)についての話です。

まず、記事によると検索結果の内上位二つが殆どのアクセスを獲得するようです。

内訳は、全体のVisit数を100%とすると、1位が42%、2位が8%、残りがその他という事で、半分を上位2リンクが持っていっていることになります。

となると、なぜ上位2リンクにアクセスが集まるかという話になります。

記事の中で、この疑問への良くある回答として 「検索エンジンは上位に適切なサイトへのリンクを貼ってくれる。それ故、ユーザが最適なものとして自ら選んだリンクは、結果として検索エンジン上位のサイトになる。なので、見た目として上位のクリック率が上がる」とか 「ユーザはめんどうくさがりだからとりあえず上の方に来た奴をクリックする」といったものが上げられています。

Thorsten Joachims氏らの実験

これを検証するために、Cornell大学の教授のThorsten Joachims氏らが、実験をしたそうです。

その実験とは、スクリプトを仕込んで、上位2サイトの順位をユーザに分からない形で入れ替えるというものでした。

つまり、1位→2位、で2位→1位になるということです。

その結果はというこt、元々1位(仮にAサイト)が42%、2位(仮にBサイト)が8%だったものが、1位(Bサイト)が34%、2位(Aサイト)が12%になったそうです。

色々と他の要因はあると思いますがひとまず置いておき、 「入れ替えあり入れ替えなし両方のユーザが同じ」と仮定すると、 (検索結果で2位であるサイトを、何が何でも選ぶという物好きな人がいない限り) 検索結果にあがったサイトの中から積極的にAサイトを選んだ人(順位を入れ替えてもAサイトを選んだ人)は、12%ということになります。 すると、最初にAサイトを選んだ42%のうち、「積極的にAサイトを選んだ::12%」「それ以外の理由で選んだ::30%」ということに。比率で言うと2:5ですね。

と、何かざっと考えただけで穴だらけな推測でしたが、それはともかく、検索結果のトップor2番目にあるというだけでポチッとクリックしてしまう人がこれだけいるということに驚きました。

有る程度検索エンジンの仕組みとか精度を知っているとそこまで即クリックはしないと思いますので、まだまだ検索エンジンと云うものについてや、ネット自体の仕組みを把握しておらず、「検索エンジンの入力欄に探したい文字を入れて、出てきたページの中で一番上のものをクリックする」という人が多いのかもしれませんね。 言ってみれば「I’m Feeling Luckyっていったい誰が使うんだろう」という疑問と根っこは同じ話題ですね。


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