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「的を射たWEBサイトの改善案」をどんどん作るために、私が大切だと思う1つの考え方

2013-09-11-web-kaizen「ホームページの改善」と言われてもイメージがつかない…という声を少なからず伺います。

何をすべきかの方向性も思い浮かばないし、まずどうしていいかわからない、何が効果的なのかわからない。

WEBは特殊だと思うし、アクセス解析のデータからもどう判断していけば…WEBマーケティングに関わる方は、一度は頭を悩ませたことがあるのではないでしょうか。(私も悩みました、例に漏れず)

今回はそれについて、ヒントになればという内容です。

具体的には「的を射た改善案を作るための考え方」についてです。

「いかにホームページのアクセス者や、その動きを想像できるか」が鍵

NewImage結論から言ってしまうと「どうしたらホームページを改善できるんだろう」という問題については、

  • 「ホームページのアクセス者に対して、それを単なる数字としてではなく、生きた人として、生々しく想像できるようになり」
  • 「その感覚に基づいて、サイト全体を捉え直し、改善ポイントを決めて」
  • 「アクセス解析などから、データに基づいて問題点を見つけ、仮説検証のための実験を行う」
  • 繰り返す

、リアルの感覚とネットのデータを元にPDCAを回せるようにする、というのが、1つの答えではないかと、思っています。

実際のリアル世界なら、アクセス者は「目に見えます」しかし、WEBの世界では、少なくとも明確に1人1人のアクセス屋を、直感的な形で認識できません。

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アクセス解析に長けている人は「アクセスログから、自然と無意識に、あるいは訓練の結果、お客さんの動きやインテントを想像できる」人が多いと感じます。

「これはこんな人が、こういう動きをしてるんじゃないか」「この結果、この人達はこう動いているんじゃないか」そんな言葉をよく聞きます。

アクセス解析上の「数字」を「人間」として意識し頭のなかをぐるぐる回しているイメージです。

例:「ランディングページの改善」をするなら

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例えば、ランディングページの改善を考えます。その場合、実際のリアルの世界に例えると「ショッピングモールの中で、店に入った瞬間」がそれに近いかもしれません。

どこかの店舗に入った瞬間のことを思い出すと

  • ここは、自分が欲しいものが売っている店かな
  • 店の中のどのあたりに、自分の欲しいものはありそうかな
  • 困ったときに店員さんに質問しやすそうかな

などを、無意識のうちに考えるのです。

だとすれば「お客さんの疑問点を解消する」ことが大事

そこでまずは、そういった疑問を解消することが大事です。

まずリアルの感覚で考えると、

  • どんな商品・サービスを扱っている店舗なのかすぐに分かるようにする
  • 店の中のレイアウトを明確にする
  • 店員やカウンターの位置をはっきりさせる、行きやすい雰囲気を作る

など、でしょうか。

もちろん、それを前提として「ニーズとして意識されていない商品を見させ、ニーズを創出する」「あえて認知的不協和を起こして興味をひく」などの手法もあります。VMなどの話もあるかと思います。

しかし、そういった応用編の前には基本事項として、先ほどのような「お客さんの疑問点を解消する」ことが大事です、よね。

これをネットの世界に当てはめると…

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ネットの世界に帰ってくると、これは

  • 直感的に「何の店か」「自分のほしいもの扱っているか」を把握できるロゴやキャッチやデザインテイスト
  • サイト内の情報を表すナビゲーション構造がすぐに把握できる
  • 問合せや注文などの「最終的に起こしたいアクション」ができるサイトだとすぐに分からせる

といったことが大事、ということになります。とすれば、そのポイントにフォーカスして改善を行っていけば、結果に繋がりやすいです。

 

リアルとネットを行ったり来たりすることで、感覚を作っていきます。

リアルの世界で「当たり前」でもネットでは違う。その背景。

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リアルの世界で考えると「当たり前」のように感じることをネットでは「きっちり」頑張ってやらないといけません。

それは、なぜか。

それは、リアルに比べてWEBは「五感」で感じられる情報が極めて限られているからです。

具体的には「ホームページという狭い視野角・範囲の中で」「ほぼ視覚のみで、判断する」という状況だからです。

スクリーン上で「伝える」ために使えるのは「視覚」がメイン

どんなデバイスであっても、スクリーン上で伝えるためにマーケターが使える五感は「視覚」のみです。

動画を使うと「聴覚」を加える事ができますが、まだまだ活用は限定的。

つまり、【WEBでの戦い≒「視覚」だけの戦い】なのです。

リアルの世界では「匂い」「音」「触感」「味」など様々な方法を使えるのですが、ネットでは「視覚」しかない、ということ。これは、当たり前のようですが、きちんとおさえておかないといけない、と思います。 

この前提から考えると、なぜ「お客様の声」などが大事か分かります。

それは、

 【視覚を通じて、擬似的に相手にその他の五感を感じさせる白昼夢コンテンツ)】

だからです。コンテンツを使ったマーケティングのキモの1つですね。大好きです。

「聴覚」や「嗅覚」は非常に大きな影響を与える

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人間、聴覚や嗅覚味覚などで入った情報は、非常に強い影響を与えます。嘘か本当か知りませんが「味覚や嗅覚は本能に近い、爬虫類の脳」「視覚や聴覚は哺乳類の脳」なんていう話もあります(違っていたらすみません)

学習も耳や手という刺激と一緒に入ってくると、覚えやすい、体に染み込んで身になりやすいと言います。

書きながら覚える、みたいな。なので、私も動画で「→文字ではなく「視覚」と「聴覚」で覚えるウェブ解析入門」という教材を作っていますし、覚えやすいという声を購入者の方からたくさんいただいてます。

しかしこれが使えないのが、WEBですね…。これが「リアルの世界」と「WEBの世界」の大きな違いです。

※動画は、救世主だと重います。怪しい教材でもよく、動画が出てきますよね…。

終わりに

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途中脱線しましたが、ホームページの改善、ひいてはWEBマーケティングや戦略の改善を考える時、効果のある施策を打つためには「アクセスログからいかに人間を想像できるか」ということが、とても大事です。

今から、アクセス解析の管理画面を見る時、その一つ一つに対して、それが1人の人間だということを意識して見なおしてみてはいかがでしょうか。

繰り返していくと、きっと見つかるものがあるのではないかと思います。

経路分析のようなミクロ分析を行うと、一気に加速しますね(ツールが少ないですが)

 

この記事がご参考になれば幸いです。

 

photo by CIMMYT

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