ラウンドナップ・コンサルティング公式ブログ 代表中山陽平が記事執筆。コンサルのノウハウ進化のための情報収集の一部を発信中。2004年〜開始。

今後のWEBマーケティングにおける「人材」「必要なスキル」に関する統計×3

An example showing a players skill rating.

週の最後金曜日の締めということで、WEBマーケティングに関する興味深い3つの調査結果をご紹介します。題材はバラバラと言うよりも「人材」「今後必要なスキル」などにフォーカスした調査結果です。

これだけマーケティングの手法や手段が広がっている今、1人で全てをやるのは現実的ではありません。

「餅は餅屋」ではないですが、専門家との良い関係性づくりが大切です。

また、そのために企業の担当者はとにかく「発注スキル」が必要です。

丸投げではなく、企業の代弁者、ひいては企業のお客さんの代弁者としてプロフェッショナルに注文を付けられる、そんな人材が、これから確実に重宝される、そして重宝すべきだと、感じています。

 今回はそんな題材に関する統計調査のご紹介です。引用元はこちら。

10 interesting digital marketing stats we’ve seen this week | Econsultancy

全てをご紹介しているわけではないので、原文もご覧ください、

いくつかのチャネルにまたがるようなマーケティング施策を、
企業がうまく行えない理由は?

これは、オーストラリアの200の企業に対して行われたアンケート調査です。そのうち回答が得られたのは118件。「3つの要素を選んで下さい」という質問に対しての結果です。

  1. よく練られていて明確な戦略を立てられていないから(57%)
  2. 経験不足(42%)
  3. 予算不足(38%)
  4. 組織内部の連携が弱かった(38%)
  5. うまく動かせるような、組織の作りができていなかった(32%)
  6. 顧客への理解不足(20%)
  7. スタッフ不足(20%)

これはオーストラリアに限らないのではという印象です。また、それぞれの項目もつながっていますよね。卵が先が鶏が先か。

経験不足なので、戦略も立てられないし、連携もできない、予算もないから、顧客への理解を深めるための準備施策が打てない、スタッフも増員できない…。堂々巡りです。

経験的に思うのは、やはり最初は「成果ではなくノウハウを貯めるため」と割りきって、スタッフの育成や実践をつませることを第一に、施策を打たせていくしか無いかなと思います。

また、そこを効率良く行うために、あるいはその段階でもそれなりの成果を上げるためには、コーチとなるエキスパートを呼ぶか、可能なら最もいいのは採用すること。

この場合、スペシャリストではなく、まんべんなく動けるジェネラリスト系のコーチを選んだほうがいいかなと思います。でないとスペシャリスト集団になってしまうので(企業としてはそれではまずいかと)

今、ネットを活用してまっしぐらな企業も、昔は試行錯誤だったわけですので、どうしてもそういう時期は必要だろうと思っています。

77%のディスプレイ広告(DIsplay Ads)は見られていない

Display Adsは、ディスプレイネットワークではなく、バナー広告のことです。

相変わらずバナーブラインドネスは健在のようです。とは言え77%と言うことは約4分の3。4分の1は「見られている」そう考えると、それほど悪くない数字ではないか?とも感じます。

それに「見える」もさまざまな段階がありますね。

  • そもそも視界に入っていない
  • 無意識に見ている
  • 意識の中に入ってきて入る
  • 焦点を合わせる(誘目される)
  • 内容を読み取る

どの段階なのか、この調査からだと分からないです。バナー広告などはリマーケティングなんかそうですが、「見る」と言う段階に持っていく前段階として「無意識に見ている」を複数回人間は繰り返しているんじゃないかなと思います。

ちなみにこの調査ではもうひとつデータが示されており、それは「1つのDisplayAdsを見ている時間は平均1.7秒」長い!という印象です。1.7秒見つめてみて下さい、結構見ています。

バナーなどのデザインは、もっともっと心理学的な要素が必要になってくるのではと思います。

26%の企業はウェブ解析の為の要員を確保していない

900の企業にヒアリングした所、26%は解析のための要員がいないという回答だったそうです。ただ、この調査2012年に行われた時は「49%」が要員がいないという結果でした。

そう考えると、この一年で解析要員は随分広まったようです。一番最初の調査結果でもありましたが、戦略を立てられないと悩む企業が多いです。そしてその一方、解析要員は着実に増えています。

となると、今必要なのはきっと「戦略立案に携われる、現場の解析担当者」です。ただのレポート屋ではなく、解析を通じて事業に貢献できる人材が、グローバルに求められていますね。

マーケティングの予算のうち、平均して24%が、
リスティング広告などの有料広告に費やされている

リスティング広告などの有料広告が24%、SEO関連予算が18%、ソーシャルとディスプレイ広告がそれぞれ11%のようです。

以外にソーシャルに予算使っているな!というのが、本題から外れますが感想です。WEBマーケティングの予算自体はどんどん膨らんでいるのですが、その中でもPPCなどリスティングの予算は大きく増えているそうです。

実際リスティングは様々な面で有用です。テストマーケティングにも、実際の売れる仕組みの構築にも、売った後のリテンションにも…なので予算が大きいのは自然です。

 

また、今のトレンドとして、リスティング自体が急激に進化しているということがあります。追いかけるのが精一杯なくらいです。しかしそれを使うことで、効率が上がることも事実です。

だとすると、プロフェッショナルの手助けがより重要になるでしょう。そして企業側では、そのプロフェッショナルに、効率よくうまく動いてもらうための「発注スキル」が必要になってくるということです。

終わりに

5年後も同じ事を言っていそうですが「とてもおもしろい時代」だと個人的には感じています。

せっかくなので楽しむ方向で、この世界を味わっていって頂くといいのです。

それでは、良い週末を!( 私はセミナー開催ですが(^_^;

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