主要ブラウザのWeb標準規格対応状況とAural Cascading Style Sheets

Web Browser Standards Supportにて、MSIE 6, Firefox 1.0, and Opera 8の、Web標準規格対応状況が表にされています。

具体的にはHTMLとCSSとDOMになってます。

Yが”対応”、Nが”非対応”、Iが”不完全な対応”ですね。

ざっと見ていると、知らない要素がたくさん(‘A`) HTMLだと、例えばIEのみ対応していないもので、”abbr“要素なんてあったんですな。略語としてマークアップさせるもののようです。

 #参照:強調,引用,グループ化,画像などの要素 — ごく簡単なHTMLの説明

<abbr title=”Golden Week”>GW</abbr>

こんな感じらしいです。

IEだとabb要素を認識してくれないらしく、色々と対策が講じられてるみたいです。

 #参照:WinIEでabbr要素を何とかする – 徒書

bdo要素

また、CSSの”direction: rtl”のようなもので、bdo要素なんてものもあったのか…。これはばけらさんによると、

異なる書字方向の言語を併用するようなケースでなければ活躍の機会は全くありません。

bdo要素@ばけらの HTML リファレンス(未完成) とのこと。

kbd要素、samp要素

キーボードで入力された部分だと示すために、kbdという要素が用意されているとのこと。

また、samp要素は、プログラムやスクリプトのサンプルコードを表しています。

シチュエーションとしては、プログラミングの教科書などでしょうか。

この辺りになると、必要ならXMLで書いた方が良い気がしますね。HTML4.01にはこんなものまであったとは。

Aural Cascading Style Sheets

CSSも,ちらほら知らんかったものがあるのですが、その対応状況はともかく、音声関係のスタイルがこんなにもあるとは知りませんでした。

音声系のスタイルはAural Cascading Style Sheetsと呼ばれて、略してACSS(アックス)と呼ぶそうです。

(→IT用語辞典 e-Words : ACSSとは 【Aural Cascading Style Sheets】 ─ 意味・解説

W3Cの仕様書はAural style sheetsにあります。

日本語訳が、小町祐史氏のサイト(y-adagio)にある、CSS2の仕様書の翻訳「JIS/TR X 0032:2000, Cascading Style Sheets, level 2 CSS2 Specification」の中の[19 聴覚スタイルシート]のページにあります。

  #具体的にはAural style sheetsです。

これは、文書に音声に関する情報を盛り込んでおくことで、聴覚”表示”の品質を上昇させようというものです。

例えば、文字サイズと同様に”音量”というプロパティがあって、これはVolumeという名前がついています。

例えば

div.giant { volume:x-loud } div.ushmitsudoki { volume: silent }

というように使います。

これは相対的なものです、絶対単位でデシベルとかがあるわけではないです。

カーオーディオのx-loudと、イヤホンのx-loudは絶対的な音量が同じだと、えらいことに。

開いたらオーディオが壊れるページとかが。

オーディオならいいですが、近所関係が大破する恐れも。

また、’play-during‘ というプロパティでは、BGMを指定することも出来ます。

また、BGMではなく、効果音も’cue-before’, ‘cue-after’及び ‘cue’プロパティで指定できます。

指定の方法は:before や :after疑似要素に似ていて、内容生成として、使用方法も同様のようです。

 #擬似要素については:K@tsukun Page[:before および :after疑似要素]をどうぞ。

他にも、往年のText-Speechを思い出させるような、’voice-family’ プロパティ。

アクセントを指定するstressプロパティ、音声の豊かさ(?)をあらわす’richness’ プロパティなど、多種多様な音声表現が用意されています。

これが実際に実用的になるには、長い年月が必要と思われますが、音声と言うものをどういった要素に分解するか、という点がとても面白いと思います。

‘richness’ プロパティにはびっくり。

声色やテンション、話すスピード、間の取り方…プロパティがあるということは、重要だとみなされた、ということでしょう。

ところで、文字と音声だと、圧倒的に音声の方が情報量が多いですよね。

文化人類学なんかでは、情報量が多くなる順に、文字→口承→踊り、である、なんていう話も聞きます。

文字をはるかにしのぐ、言外の要素が音声や動作には含まれているというわけです。

その辺りが、例えばネットでの純粋な情報収集手段としては、微妙なところです。

例えば、声色なんかは、余計な印象や先入観を与えてしまうこともあると思うので、本来の「純粋な情報」としては不必要なものです。

利用者の方で、好みの声を選べればそれでよいと思います。

フォントサイズなど以上に、音声の種類や、いわく豊かさなどは作り手は指定すべきではないです。

でないと、TV番組のように画面の印象だけで押し切ってしまえたりするのでは。

ましてや情報を発する本人の声でもないですし。

そんな感じで、Aural Cascading Style Sheets 音声スタイルシートネタでした。

DOMの方は、知らないこと多数なので割愛…(‘A`)

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