WEBマーケティングに応用できるマーケティング本を一つだけおすすめしてみる

51GBPS9lP1L._SL100_.jpgWEBマーケティング関連の書籍はたくさんありますが、テクノロジー主導で実際のマーケのお話が手薄だったり、トレンドネタ(Web2.0とか)に特化したもの。

あるいは、デザインなど一部の要素に専門化したものであったりと、ひとまず「WEBマーケティングってなによ」というところを正面から書いた書籍は少ないような印象があります。

なので「お勧めないですか」と聞かれると、困ってしまうことがあるのですが、そういう時お勧めしている本を2冊ご紹介します。

佐藤義典の「戦略BASiCS」関連の本がおすすめ。

WEBやネットではなく、リアルのマーケティングで有名な佐藤義典さんという方がいます。戦略BASicSという単語を聞いたことある方も少なくないかと思います。

この方の本がおすすめで、他にもたくさんありますが、特に『図解 実戦マーケティング戦略』と『経営戦略立案シナリオ』の2冊がおすすめです。

佐藤氏は経営戦略統合フレームワーク「戦略BASiCS」を掲げています。具体的には以下の5つから戦略を決めるというものです。

  • BattleField(戦場を決める)
  • Asset(マーケティング資産を決める)
  • Strength(強みを決める、差別化ポイントを決める)
  • Customer(顧客ターゲットを決める)
  • SellingMessager(魅力的な文句を決める)

私は仕事上、日々2~4件の顧客にアドバイスをしていますが、3C分析やSWOT分析とかそういう話は大上段過ぎて使いづらいです。しかしBASiCSはとても説明に使いやすいです。分かりやすいからです。

中小零細企業が後発でサイトを立ち上げる際に最適

この本は、特に中小零細企業のようなあまり資源の無い企業、そして特に後発でホームページを立ち上げる際に役に立つと思います(今新規ないしリニューアルでホームページを作ろうという企業は、数だけで言えばほとんどが中小零細企業です)

『経営戦略立案シナリオ』の28Pに、以下の一文があります。

「この5つを徹底的に一貫させていけば、売れる確立は飛躍的に高まる。なぜかといえば、売りやすい戦場で、独自資源を生かして、差別化された製品を、ターゲット顧客に、分かりやすいように伝えることができるからだ」

これが、サイト作成のポイントを、とても分かりやすく説明していると思うんですね。

大雑把には

細かくはまたの機会にまとめてみたいなと思うのですが、仮にSEOでの集客がメインとして、おおまかには

  • 自社の持っている資産を「強み」として活用できる顧客ターゲットを選定して
  • そのターゲットが検索しそうなキーワードかつ、後発かつ新規ドメインでも、上位表示とアクセスが狙える戦場(=キーワード群)を、キーワードツールや競合分析(SERPAnalyticsなど)で見つけて
  • 競合と比べて強みとなるような差別化ポイントを、魅力的で分かりやすい文句でサイト上でアピールする

全ての要素がウロボロスのように循環しているように見えますが、全ての要素は全て影響しあっているので、そういうものとして捕らえたほうが言いかと思います。ただ、最初の取っ掛かりとしてはカスタマーから始めるのがいいです。

実際は戦場の選定がキモなのですが、さらにその前提となるカスタマーのペルソナをどれだけリアルに描けるかがさらにキモだからです。

カスタマーの求めているものが分かれば、後は競合の強さとマーケットの広さを天秤にかけながら、戦場を絞り込んでいくだけです(その『だけです』が難しいのですが…)。

戦場を絞り込めば、新規参入でもそれなりに成果を上げることが可能です。当然、最初から大きな成果は得られませんが、そこで成功していけば、別の小さなマーケットで同じ流れで勝負したり、追加投資をしてより大きな市場に参入するという流れに持っていけます。

じゃあどうやって戦場を絞り込むのか(要は地域キーワードなどの複合キーワードの話になるのですが)、ですとか、差別化ポイントをどうやってサイト上でアピールするのかなどの細かい戦術・戦法の話はあるのですが、それはそれとして、WEBマーケティングで悩んだ方は、この本はお勧めです。

参考リンク

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