WEBサイトの多言語対応で、忘れてはいけない5つのポイント

ホームページの多言語対応最近はホームページも、複数の言語に対応しているところが珍しくありませんね。

例えば日本のサービスなら

  • 見込み客やサービス利用者の中に日本語がつたない人がいる
  • サービスを使って日本以外の人とコミュニケーションを使う可能性がある
  • 多言語対応によって、市場が拡大する
  • 多言語対応によって、広報的な効果が期待できる

などの理由があれば、ぜひ対応させたいところですよね。

しかし、多言語対応と言っても極端な話、ただGoogle翻訳に通したものを見せれば良いのかというと、もちろんそうではありません。

他にもだいじなポイントがあります。

その点について、今回はMashableの以下の記事をご紹介します。

▼5 Ways to Win at Website Localization :
http://mashable.com/2011/12/22/website-localization/

1.画像は影響が大きいので入念にチェックする

百聞は一見にしかず(A Picture is Worth a Thousand Words)と言いますが、まずはサイトのメインキャッチとなる画像です。ここが圧倒的に大きなファクターなので注意深く作成すべきとのことです。

具体的には

  • ローカライズ先の文化的まずいところが無いか(サムアップが良い意味の国も悪い意味の国もある)
  • 小物がローカライズ先の国に合っているか(国旗など)
  • ローカライズ先の国の人々が好む配色になっているか

などがあげられています。

程度問題で、あえて言うほどではないがしかし…というものもできるだけ潰しておくことで

あぁ、このサービスは我々の文化のこと(国のこと)をよく分かってくれてるんだな

 と、無意識だったとしても感じてもらえます。

そうなれば、その商品やサービスに対しての好感度が上がることは間違いありませんよね。

個人的には、ターゲットの国の人に見てもらってユーザテストしてもらうことをお勧めしたいです。

2.細かい部分を相手に合わせて調整する

ブランディングをしようとして、どの国でも同じデザインコードにするのは悪くありません。

ただ、細かい部分まで完璧に同じにしようとすると、受け入れられないことがあります。

例えば原文ではRakutenUSAと日本の楽天の比較画像がありますが、USAはかなりシンプルです。

これは、ユーザテストなどを行った結果だそうです。

例えば私たちも中国のサイトを見ると「ごちゃごちゃしてるな」と感じることがあると思いますが、あれと同じです。文化によって、求められるデザインが違うんですね。ユーザーエクスペリエンスも違うんです。

ちなみに楽天USAの方いわく、日本のデザインは

日本のサイトは文字や画像、アニメーションがいっぱいであり、ぶつかるような配色も使う。そして下にスクロールすることをあまり厭わない。
(It was understood as a cultural difference…Japanese sites are full of text, images, animations, clashing colors and scroll-scroll-scrolling layout choices.)

そうです。

確かに海外のサービスはとてもシンプルですよね。あれはマーケティング的にあっちの方が良いからというよりは、文化的な好みの差のようです。

3.全ての要素を多言語対応させないといけないわけではない

ケースバイケースだが、全てを翻訳する必要はない、とのこと。

  • 言語による違いでうまくセンテンスが収められない、翻訳できない
  • あえてネイティブではない言語を使うことで、デザイン的アクセントとして扱う
  • 他の言語の部分を残すことで、インターナショナル性をアピールする

ような場合はあえて残すこともありでは?と元記事にはあります。

個人的にはクリティカルでない部分は、見ている方は装飾としてとらえている部分もあるので、そんなに厳密にやらなくても良いのではと思います。工数も凄いですよね。特に画像は。

4.あえて翻訳しない部分もあっていい

※これは、英語圏だから言えることかもしれません。
世界で一番流通している言語だから、みんなそれなりに読めるだろうという前提があるでしょう。

記事では、

例えばタグラインやスローガンは、ブランディングとしてその響きや形含めてデザインされている。
なので、CI維持の為にあえて翻訳しないという選択肢もありだろう

とあります。

英語圏がネイティブのサイトなら、ありかなと思いますが日本の場合、英語版も用意する必要がありますね。

それを考えてか、輸出系企業はタグラインがおおかた英語になってますね。

  • Drive Your Dreams TOYOTA
  • The Power of Dreams HONDA
  • ideas for life MATSUSHITA(松下電器)
  • Quality for You MUFG
  • Inspire the next HITACHI
  • Leading Innovation 東芝
  • FOLLOW YOUR HEART リクルート
  • Human Chemistry, Human Solutions 帝人
  • The Delight Factory JT

※こちらのサイトが詳しいです。
http://d.hatena.ne.jp/inet-solutions/20091110/1257830715 

5.細かい部分に手を抜かない

それ以外にも気にした方が良いポイントがあります。それは

  • 日付の表記
  • 時間表記(12時間が普通?24時間制?)
  • 文化的に悪い意味のある色は使わない
  • 通貨単位
  • 電話番号の表記方法
  • 国民の祝日
  • 地名を例としてあげる際にどこの地名を使うのが普通か(日本だったら東京とか)
  • 文字コード(今ならUTF-8ならいいようにも)

などです。

この辺は例えばAppleはさすがなようです。

よく見てみると、

  • 日付の表示が「U.Sは May 19, 2012 」で「 UK: 19-May-2012.」
  • 時間表示が「U.S.は9:41 a.m」で「UKは 09:41.」
  • 右側の女の子の後ろの背景色が違う

など違いがあると…全然気づきませんでした。間違い探し状態。

 

まとめ「ローカリゼーション=翻訳」じゃない。

このように、大きな所から小さな所まで気を配って相手の国に受け入れてもらうのが、本来の「ローカリゼーション、他言語対応」だと考えるべきですね。

実際、実店舗をだすなら同じ事を考えるはずです。ホームページでも一緒です。

ただGoogle翻訳を通しただけでは、ないよりはもちろんよいですが、真剣に現地で商売をするなら不十分です。

今や翻訳請負サービスも多いので、そういう所を是非利用してみてはいかがでしょうか。

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