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[中小企業のWebマーケティング]ドラッグストアが強い理由とそこから抽出できるもの

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目次

  1. 今回のトピックス
    ・はじめに
    ・いずれ全てはドラッグストアになる?
    ・無くならないマーケットとは?
    ・国が拠点として期待している
    ・生活必需品こそ、手間をかけたくないのが消費者
    ・衣食住の2つ以上を絡められると強い
    ・次の感染症は必ず現れる、しかもスパンは短く
  2. Clubhouseに手を出すか悩んでいる方へ
  3. 最新:Podcast /WEBセミナー 第276回
  4. あとがき

今週のトピックス

今、日経MJの2月10日号を見ています。一面はバイデン政権誕生により、より米国を中心とした世界でSDGsやESGといった言葉が示す分野への投資が進むだろうという内容です。

マクロ的に、環境を中心とした持続可能な社会への貢献ができる企業が求められる、言い換えると、そういうストーリーの中で生きたい人がどんどん増える。そこにより寄り添った事業形態にしていく。

国内のお客様を想定すると、正直まだまだ「SDGsをうたって売上が伸びるのか?」とストレートに問われればノーでしょう。

もちろん、そういう方向性で考えるべきではないことはわかります。ただ、中小企業、そこをある程度お絵描きできないと、やっぱり動けないですよね。

なので、喫緊でどうするということはありませんが、世界はそういう方向に動いているということだけは、抑えておいていただけると良いかなと思います。

そして、何か自分たちがビジネスチャンスを作れるポイントはないか、あるいはマス媒体に取り上げてもらえるネタを提供できるかどうかという点などは、ニュースなどに触れる際は意識しておきたいものですね。

いずれ全てはドラッグストアになる?

さて、日経MJ9面は、半分はバレンタインデー、もう半分は大店立地法の出店届け出の話題です。

バレンタインデーは、義理チョコ大きく減るだろうねという内容ですね。これは省略します。そのままなので。

大店立地法の方、つまりは大型店舗の出店予定。

データとしてはこれはほとんどが「ドラッグストア」あるいは「ドラッグストアを中核テナントとしたショッピングモール」です。例外は石狩のコストコ。

コストコは特殊なのでおいておいて、それ以外がほとんどがドラッグストアあるいはそれを中心としたモールという

かつてはモールの中心はショッピングあるいはレストランやエンタメでした。「余暇」「贅沢」「趣味」などの分野です。

それが今はドラッグストアです。売っているものは薬以外もたくさんあり、スーパーとの境目が曖昧になっていますが、とはいえ名前がドラッグ、というカタいものが真ん中にあるんです。

それが成立するのが今の社会です。今の買い手です。

無くならないマーケットとは?

ドラッグストアは、強いポジションに立っています。なぜなら、需要が無くならないマーケットを手広くカバーできるからです。

無くならないマーケットとは?

日本国憲法第二十五条は、
(1)「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」

この中の「健康で文化的な最低限度の生活」という言葉は、多くの方が記憶にある条文ではないでしょうか。

そしてこの「健康」は、ブレイクダウンすると「衣食住」不要不急ではない消費活動の多くは「衣食住」ミニマリストでもゼロにはできないのが衣食住。競争は激しくなりこそすれ、マーケットがなくなることはありません。

では、この3つをまとめて叶えてくれそうなところとは?結論から言えば、落としどころはドラッグストアではないでしょうか。

国が健康拠点として期待している

実際、国もそう考えていて、経産省の資料でも以下のように書いてあります。

ドラッグストア業態の考え方 これまでの議論の整理

https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoujo/self_medichation/pdf/003_03_00.pdf

  • セルフメディケーションを推進するにあたり、ドラッグストアには単なる医薬品の提供に留まらない、健康拠点としての機能が期待される。
  • 上記の観点からドラッグストアに求められる業態機能としては、医薬品、化粧品、日用雑貨及び家庭用品、食品等を取り扱い、消費者の健康全般に対する商品やサービスを提供することが必要と考えられる。

もう、ドラッグストアこそが健康拠点となって頑張って欲しいとあるわけです。

生活必需品こそ、手間をかけたくないのが消費者

そして消費者は今「なるべく一箇所で全部済ませたい」んですよね。なぜか?買い物に対しての意識が変わっているんです。端的には遊び要素が減っている。特に生活必需品。

「買い物は生きるために必要なことであって、趣味でも遊びでもない」と考える世代がどんどん社会に出てきています。Z世代など。ミレニアルもそういう傾向がありますね。

ドラッグストア単体では特に「衣」が弱いかもしれませんが、それはモール中核店舗となり、モールにユニクロやら機能性系のテナントを揃えればカバーできます。

そこに行けば、一通りまかなえる。

その結果が、大店立地法の出店がほとんどドラッグストア中心に回っていることであり、かつ支持される理由だと思います。それをひっくり返すには、それこそコストコレベルのぶっ飛ばし加減と規模感が必要です。

エンタメにしても「その後役立つ」ものへのニーズが高いです。物作りであったり、教育であったり。前者はDIY系、後者はチームラボなどの知育系のエンタメや体験系ですかね。ただ消費するだけのエンタメはかなり厳しい。

衣食住の2つ以上を絡められると強い

そういう流れの中で、中小企業が取るべき姿勢は?というと、まずは衣食住というファクターの中で、一つだけではなく複数をアピールできる商品やサービスにできないかという点です。

ただ美味しいだけのご飯ではウケないわけです。いかに他の要素やSDGs/EGSなどを意識したものにできるか。

これを、自社の事業をある程度リセットした上で、考えていく。

次の感染症は必ず現れる、しかもスパンは短く

コロナはかなり感染者数も落ちてきていますが、第2第3のウィルス/細菌は必ずきます。100年前のスペイン風邪、800年前のペスト(黒死病)

最も人類史上、人類の敵となったのは3度の大きなパンデミックを起こしたペスト。これはさいしょは7世紀頃の東ローマ帝国(今のトルコあたり)、二度目は800年前13世紀、そして19世紀末にもアジアで1000万人以上の死者を出しています。

ちなみにペストはもともとは中国の雲南省やミャンマーなどの風土病です。

ではそれがなぜヨーロッパに…というと、最初の東ローマ帝国を襲った時期は「シルクロード交易が活発になった」次の800年前はアジアとヨーロッパにまたがるモンゴル帝国の繁栄だと言われています。

つまりは、人の移動が激しくなればなるほど、どこかで見つかったものが世界中に伝播して、大きな災害と成るわけです。

人の動きはどんどんと速く、地球の隅々に至っています。次になにか起こるなら、スペイン風邪とCOVID19の間100年より短いでしょう。

それを前提に、ビジネスと働き方を考えなくてはなりませんね。

今回の波を乗り切りながら、次の波に備える、大変ではありますが一緒に頑張っていければと思います。

話題のClubHouseについて喋りました

【Webセミナー(音声/動画)】第275回:話題の音声SNS「ClubHouse(クラブハウス)」は中小企業のビジネスに役立つのか?

今回は1月23日のβ版リリースから、多方面で話題になり、更にはマスメディアでも扱われるなど、コロナの影響を考えてもなかなかの取り扱いになっている、音声SNS「クラブハウス(Clubhouse)」について、取り扱います。

・そもそもクラブハウスってなんなのか?

・やっておいたほうが良いのか?流行るのか?

・怪しいんじゃないのか、ステマやインフルエンサーの巣じゃないのか

そして最も重要な、中小企業にとって「ビジネスに役立たせることができるのか」

について、現状2021年2月3日の状況を前提に、私の印象と感覚を30分ほどにまとめてお送りします。

iTunes公式Podcast配信:http://bit.ly/roundup-podcasts

YouTube動画版;https://youtu.be/GoL-Q2t3ZfM

Clubhouse やっている方はぜひ「中山陽平」 で検索してフォローくださいませ。深夜便でなにか喋りたいなと思っています。また、招待状が多少余っているので、気に成る方はご一報ください。

Webinar最新回のご案内

第276回:買い手との距離を縮めるには「作り手」と「売り手」の距離を縮めないといけない

今回は、2020年代のキーになる「作り手(製造部門・クリエイター)」と「買い手(エンドのお客様)の距離について取り扱っています。

D2Cという言葉や、お客様とのエンゲージメントなどの言葉がある背景には、大きくは「作り手の気持ちや想い」というストーリーが持つ付加価値が加速度的に増えている点があります。

それは、ほとんどの商品サービスが飽和しており、また各社比較される前提で、様々な切り口での判断基準提供や売り込みをしているという、内容と売り方についても飽和していることが背景にあります。

なぜなら、買い手側が網羅的に判断基準を加味して選ぶことが、非常な重みになるからです。

そのため、求められているのはストーリーであり、それを生み出すことができるのはやはり作り手なのです。そして伝えるためには距離を縮めないといけません。

 

今回はその点をコンパクトに20分弱にまとめました。

iTunes公式ディレクトリPodcast音声配信
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892

GooglePodcast
http://bit.ly/google-podcast-jp

Spotify
https://open.spotify.com/show/0yBHyUelJHFtby5uD06UxU?si=fL7RT_T9RPivEu7cAjhqFA

YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=J80_UyRl7oM

ほか「中山陽平 podcast」などで検索ください。

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さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。

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終わりに

コロナもさながら、花粉症の季節になったのが厳しいです、今年は多めだとか…。

しかしクラブハウス(Clubhouse)なのですが、音声であることと、アンドロイドのリリースが遅れている、招待制なども相まって、極端な好き嫌いの意見ばかりです。

ネットは。大部分の人は、まったりと、将来どうなっていくのかなと思いながら使っていると思うのですが、端っこと端っこの急進的な人たちが、空に向かって怨嗟を投げているのが何とも言えません。

速く落ち着いて、収まるところに収まってほしいなと思うところです。

しかしあの複数人同時発話でも聞き取りやすいのはすごいですね。ZOOMはじめビデオ会議ツールは複数発話すると帯域が圧迫されるのか荒れるのですが、Clubhouseはスムーズです。なんででしょう。

映像はZOOM、音声はクラブハウスとかでやれたら良いのにと思います(書面の同意がないと録音できないので、現実的ではないですが…)

ではでは、寒暖差も激しいので皆様お気をつけてお過ごしください。

では、またメールしますね。

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