Webを武器にしたい中小企業の方の外部の専門家!戦略立案・行動計画、HP制作・コンテンツ・SEO・広告・オフライン施策やシステム選定などワンストップ丸ごとサポート

何が変わった?Japan IT Weekの感想

ml_bn_catch配信日:2012年5月16日

みなさんこんにちは、WEB戦略ラウンドナップの中山です。

最近天気が不安定ですね。
寒暖の差が大きいからでしょうか。
ちょっと喉がヒリヒリします。

みなさんも、体調には気をつけてくださいね。

さて、今回は先週のJapanITWeekについて。

ビッグサイトで開催されたものですね。
私は最終日に行きました。すごい人です。

国際展示場駅は、休日の舞浜のようなそんな、ごった返しよう。

会場は広いのですがイベントが開催されれば、身動きが取れなくなることも。

数年前まで出展していましたが、その時よりかなり人が増えたのではないかなという印象です。

今年のブースを見ていて、まず感じたことは、「専門化」が進んでいること。

「なんでもできます」型のブースは少なく「○○ならxx」といった、自社の特徴を前面に押し出しているブースが多い印象を受けました。

展示会全体のボリュームが大きいための戦略なのかもしれませんが、出展していた経験から考えると、そもそもそういった差別化で売っていると考えるほうが妥当に思います。

買い手側はどんどん「専門家志向」になりつつある、ということを強く反映していると感じました。

唯一、まだ差別化が上手くいっていない、ないし考慮されていないのが、

「スマフォアプリ開発」
「ソーシャルアプリ開発」

系です。

これはまだ「なんでもできます」を前提に

  • 納期は素早く
  • 仕様変更にも柔軟に対応
  • 開発ノウハウ

といった、受身形のキャッチが目立ちました。

ぜひここは、能動的に

「こんな人にこんな価値を提供できる」

という方向に行っていただきたいです。

差別化ポイントが価格と速度だと、

  • ジリ貧になり業界全体の利益構造が悪化する
  • 大手に一気にかっさらわれる可能性
  • 代替技術に一気にかっさらわれる可能性

というリスクがあります。

そこを解消するには、付加価値をとにかくつけるしかありません。
具体的には、アプリ開発だけではなく

  • スマートフォン、モバイル戦略
  • アプリを売るノウハウ
  • アプリを活用するノウハウ

といった、前後の部分も押さえて、ソリューションとして提供していかないと開発系は、厳しい印象です。

開発系の方でこのメールマガジンを読んでいる方がいれば、ぜひ、そちらの方向でトライしてみることを強くおすすめいたします。

ソフトハウスだってマーケできます。
例えば技術力などを可視化して商品にし、他と比較して選択基準を提供していくやり方など。

よろしければChatWorkにて、ご相談下さい。

ビッグサイトについては、個人的に最も暑かったのは「ジオロケーション系」です。

具体的に言うとダイレクトマーケティング系。
特に、国勢調査のデータを使った、商圏分析や属性調査です。

これは、GPS情報などと結びつければ、エリアターゲティングの際の市場選択の精度が格段に高まります。

例えば、あるエリアから車で15分の範囲を出しその中で、検索数がある程度あるところをまずキーワードツールで洗い出します。

その上で、それぞれについて、今までのSEO的な競合調査とともに、デモグラを調べることで、

  • 検索数が少ないが、実は購買力がある地域
  • 検索数は多いが、実は購買力がない地域

などがわかります。

年収や持ち家関連情報もあり、さらに追加オプションで、事業者のデータも手に入ります。

検索結果には出てこない地元密着の競合を調べるのにも有効です。

スマートフォンの普及にともなって、もっと注目されてもいいように思いますが、まだあまりそういう話は聞きません。

ASP型であれば月ひと桁万円で導入できるみたいなので、役に立てそうなソリューションを毎日考えています。

みなさんもぜひ、活用できないか考えてみてはいかがでしょうか。
スマートフォン自体も熱いですが、それ以上にこのジオターゲティング系は熱いと感じました。
もちろんモバイルも熱いです。

これから確実に注目されます。

今のうちに、アンテナを立てたほうが絶対にいいです。

 

Googleがまだ英語でしか公開していない経営層向けのガイドブックを読みました。

10分の動画セミナーを撮りましたのでぜひごらんください。

【動画セミナー】
Google公式モバイル戦略ガイド
“THE Mobile PlayBook”は必見!:
中小企業のIT営業戦略術:ITmedia
http://bit.ly/LNVgW9
Googleはスマートフォンに本気です。

先ほどのガイドブックも以下の2人が中心となって書かれました。

Jason Spero
Googleグローバルモバイル
セールス&戦略部門トップ

Johanna Werther
Googleモバイル広告、
プロダクトマネージャ

モバイルのトップが中心です。
気合が入っていますね。
WEB戦略ラウンドナップでもモバイルに関するウェイトをあげていこうと思っています。

最近書いた記事はこちらです。

スマートフォンユーザとタブレットユーザは似て非なるもの | WEB戦略情報総合ポータル
http://bit.ly/LNXhSi

新興国におけるスマートフォンユーザの利用動態は? | WEB戦略情報総合ポータル
http://bit.ly/LNXt42

両方共面白いデータです。
スマートフォンはまだまだ、とっつきづらい、そもそもまだ自身で使っていないという方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、これは声を大にして言いたいです。

「絶対に今すぐ積極的に使ってみて下さい」

使わなければ、買い手の気持ちは分かりませんよね。

買い手の気持ちがわからなければ、売れません。

ぜひ、トライしてみてくださいね。

では本日は以上です。
明日はアクセス解析サミットですね!

またメールしますね。
追伸:
前回のメール返信で、ご連絡いただいた出展者の皆様ありがとうございました。

全員の方とお会いできたかと思いますがもし漏れがありましたら、申し訳ありません。

みなさんとお会いできるのがとても楽しいです(^_^)
展示会に限らず、お気軽にご連絡くださいね。

→ Facebook
https://www.facebook.com/nakayama.yohei

このホームページをフォローする
中小企業専門特化・ラウンドナップWebコンサルティング