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ザイオンス効果の盲信は危険

mailmag-eyecatchこんにちは、ラウンドナップの中山です。
小学生はもう夏休み間近ですね。うちから徒歩3分〜5分位の所に小学校があります。声が聞こえるということは近くまで行かないとないのですが、毎年、夏休みに校庭の前を通ると、暑い中でも明るく元気な声が聞こえます。
そのたび、人間にはあのエネルギーが、本当はあるはずなのだなと、身が引き締まる思いをしています。
翻って、ネットなどを見ていると、批判ばかりしている記事が多く目につき、拡散されています。
そういった気持になるのも情報発信をするのは、もちろん自由ですが、同じ方向の情報にばかり触れていると、潜在的にそちらに「引きこまれ」ます。ご注意下さい。自分の世界を変えられるのは自分だけです。
今回はそんな情報について、いくつかお伝えしたいことがあります。是非最後までご覧下さい。

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なぜ売れないか、と悩んだときに押さえて頂きたい、単純欲望のフロンティアの終焉と、その先にある「脳内フロンティアの開拓」という思考

冒頭少しややこしい話になるのですが、この考え方は絶対に押さえておいてもらう事をお勧めします。

それは、

資本主義は、フロンティアが不可欠です。なぜなら、買ってくれる市場(≓お客さん)がいないと成立しないものだから。しかし、すぐにお客さんが思いつくものは、大概満たされている。そこで今行われているのは、いかにニーズやウォンツを創出するかという「脳内のフロンティア開拓」。
ということです。その結果、今出回っている情報のほとんどは、マーケティングが絡んでいます。このメルマガだってそうです。思惑があります。
これを言いかえると

・「いい物を作っていれば自然に買ってもらえる」という考え方は、昔のフロンティアの時代でしか効果を上げません。今は反響を得られません
・こちらから判断基準や価値提供をしていかないと物は売れません
ということです。前者のイメージを持っている方が多いのですが、そうやって開拓できる時代は高度成長期くらいでピークを迎えています。いまや死に体です。

なのでこの考え方でやっていると、商品やサービスが「売れません」。

ではどうすればいいのか?それは爆発を狙うのではなく地道に価値を伝え続けること

繰り返しになりますが、単純に引き出せるニーズというフロンティア終わっています。頭の中にニーズやウォンツを作り出す必要があります。

しかしその手法も限界が来ています。みなさんも昔より「くるくる流行りが変わるなぁ」と感じたことはないでしょうか。それはつまり、流行りの賞味期限がどんどん短くなっているということです。

毎日のようにTVで新しい言葉や流行りの店が現れます。成功例となるはずだったクリスピー・ドーナツがマーケティングの方針を変え、店舗数減少、並ばせる戦略から並ばせない戦略にシフトすることを余儀なくされていることは示唆的です。

そんな状況ですから、爆発的な着火ではなく、私としては資産構築のごとく「ホームページと言うハブとなるハコ」「運営する人材と仕組み」「マーケティングのかなめとなるコンテンツ」を積み上げていくことをやはりおすすめしたいです。

すぐに達成できることではないですが、だからこそ企業が強みにできる資産となります。そもそも、差別化要因は、簡単に真似されては意味が無いですよね。

接触頻度は相手の気持ちを考えて。ザイオンス効果の盲信は危険

さて最近ですが、見込み客育成という考え方の重要性を再認識しています。メルマガやPodcastを普段聞いていて、見ていて、問合せしてもらえることが多いんですね。

実際どっちも、簡単ではないわけですが、特にPodcastやWebセミナーについては、読者の方からは「会ったことがないのに会っているような気がする」と言う言葉を頂きます。

これってすごく大事なことですよね。昔であれば営業マンが「足で稼いでいた」ことをオンラインで行えるようになっているということだからです。また、これは決して音声や動画でないとできないわけではありません。

例えば、業務日誌などできちんと写真を出して、自分の仕事や情熱を定期的に出していく。これも何度も診てもらうと、「この人はこういう人なんだな」「こういう考え方で今も仕事してるのかなぁ」等と考えるようになります。これも同様の効果があります。

とは言え大事なのは、特にメルマガやSNSがそうですが、接触頻度を上げ過ぎないことです。どんなに多くても同じ媒体なら週に1~2回がよいです。

人は繰り返し接触をするとそのものに好意や好感を抱きやすくなる、という「ザイオンス効果」を狙って、毎日のようにメールを送ってくる人がいますが、一般的には逆効果です。

想像してみてください、一度や二度会ったような人が毎日電話やメールをしてきたらどう思うでしょうか。同じCMを何度も1日に流していたら、どう思うでしょうか。ザイオンス効果は、相手との距離感を前提として最適値を決めるべきで、多ければ正義というわけではありません。

○○効果、○○理論などというと、なんだか信じてしまいがちですが、むしろ気をつけたほうがいいです。トンデモなものもありますしね。

ただこれ、チャネルやコンテンツ形態が変わると、受け入れられやすくなります。私がメールにPodcastにブログ記事など、色々出しているのはそういった理由も一つあります。

さておき、自分だったらどれくらいがいいだろう、あるいはお客さんに聞いてみて、どれくらいがいいか考えてみる。それが大事です。後は、定期的に出してない私が言うのも説得力がありませんが、きちんとスケジュール通りに送ることですね。私を反面教師にして頂ければと思います…。

【お知らせ】制作会社むけ講演を行いました

さて今大阪から東京に戻る途中です。こちらに登壇していました。

2016夏の特別企画 豪華3本立て IT・WEBソリューションセミナー|レンタルサーバーのカゴヤ・ジャパン

https://www.kagoya.jp/partner/gathering/

今回は講演の機会を頂いたカゴヤさま、間に入って頂いたマイナビの方、大変気持ちよく講演ができました、ありがとうございます。

制作の話をしました。うちでは制作もコンサルの一環として行っています。その中で「こういうケースはうまくいかない」「こういうケースはうまくいく」のストックが溜まっています。

今回はその中で大きな要因の1つである「プロセスシェアリング」についてお伝えしました、50分ギリギリでしたが、何か1つでも参加者の方の心に残っていれば幸いです。

同じような内容の講演やセミナー開催にご興味がある方は、スライドの趣旨などお伝えしますので、ご一報くださいね。Podcastでも一部を流したいと思います(許可得ています)

以下がスライドの一部です。色々言われていますが私は制作会社は必要な存在で、とにかく儲けて頂きたいと思っています。

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