第8回「Banner Blideness」- 今もまだバナーブラインドネスという概念は正しい?

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トランスクリプション:「Banner Blideness」(バナーブラインドネス)

今回は「Banner Blideness」についてです。

バナーブラインドネスとは?

「Banner Blideness」とは、ユーザが無意識に「広告的なものを」見ないようにする、という現象をさします。

現在はあまり聞きませんが、一時横幅468pxなどの大きなバナーが闊歩していた時代に、ジャンパネロ・ベンウェイ氏とデイビット・レーン氏が発表した

Banner Blindness: Web Searchers Often Miss Obvious Links,”

という論文。

これにより、この「バナーブラインドネス」という言葉が、広がりました。

この現象自体は、オンラインマーケティングを行う方なら必ずおさえて置かなければいけない問題です。

単純に捉えるのはおすすめできない

ただ、単純に 「バナーは見られない」だから「テキストの方が良い」 という様に考えるのは、おすすめできません。

なぜなら、まずそもそも時代背景が1998年当時と今では違うからです。

バナーブラインドネスが唱えられた時代は、本当に、バナーが氾濫していた時代でした。

ホームページのサイドバーが、小さいサイズから大きいサイズまで、チカチカ光るアニメーションバナーが10個20個あるということが、決して珍しくない時代

その時代に唱えられたのが「バナーブラインドネス」です。

しかし今は、バナー自体の制作ノウハウが成熟してきたことと、WEBサイト運営者側のリテラシが上がってきたこと、そして広告効果を計測できるようになったため、出稿側も、ひたすらに売り込むような、相手に嫌がられるバナーを、自然とやめていったことにより、今は昔ほどギラギラした状態ではありません。

なので、イメージ広告を頭ごなしにNGにするのは、おすすめできません。現実にAdwordsなどで広告を出していると、イメージ広告のほうが、最終的なコンバージョン率含めて、効果が高いことは、普通にあります。

おさえるべきこと

ここでおさえるべきなのは、 テキストも、イメージも、ポイントを抑えているかいないかが大事、だということです。

Adwordsのテキスト広告は、記事に紛れて誤クリックしてしまう点を差し引いても、あんなに目立たないのにクリック率が高かったりします。

それは、ひとえに

「最初にどこを見ればいいか分かりやすい」

「そしてそこに、魅力的な文章が入っている」

からです。

Adwordsのテキスト広告を見たことがある方は、イメージしやすいと思いますが、どうやっても、あのリンクの青文字部分が最初に目に入ります。

しかし、イメージ広告の場合は、そのデザインは完全に制作側に任されているのでさっと、目の端に入った時に

・どこをまず見ればいいかわからない

・なので、最も魅力的であろうメッセージが伝わらない

・なのでクリック率などが悪い

といったことが起きます。

しかし、そこをきちんと抑えていれば、目を引く、誘目性の点でテキストより優れているイメージ広告は、大きな効果を発揮するんですね。

こういった、テキストかイメージか、で思考停止するのではなく、もっと根本的なことをおさえた上で、合っている方を選べばいいのではないでしょうか。 バナーブラインドネスという概念にとらわれるのは、あまりおすすめできません。

明らかに駄目なものも…

ただし、ヘッダー画像右上などの「どう考えてもいかにもバナー広告」などは

クリックされることはあまりないと考えたほうが懸命です。

あれは、中吊り広告のようなもので、認知度やブランディングのために使うくらいの気持ちでいたほうがいいのではないかと思います。そういった間接効果を狙う場合に、おすすめです。

では、今回の「Banner Blideness」については以上です。

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