YouTubeのインサイト機能が基本

動画ガイドブック_アイキャッチ YouTube には「アナリティクス(旧:インサイト)」という解析機能があって、それを使うことで例えば動画のどの辺が白眉だと思われているのか、どの辺で飽きられているのかがわかります。

また、再生回数やユーザの属性などもある程度分かります。 改善点を見つけるのに役立ちます。

また、現実的にこれ以外に測定ツールがないという状況でもあります…。 例えばこんな風に出ます。

動画にしてみました。

途中で出しているのは、以前に北海道に行った時に撮って作成した、この動画です。2006年です。

Japan Hokkaido Bike Touring Vol.1[ 北海道キャンプツーリング(1/6)] http://www.youtube.com/watch?v=0GPyWhxsp8g

動画を見ていただくとわかりますが、フェリーの甲板から北海道の苫小牧に降り立ったところから一気に注目度が下がっています

みなさん降り立った瞬間が一番好きなようで…。

グラフがガクんと下がったところで興味を失った人が多いわけなので、改善点としてはそこをなんとかして、最後まで注目度を維持できるようにしなくてはいけませんね。

動画の再生回数を伸ばすことだけに注力しがちですが、実際動画がどのように見られているかも注目しなければいけません

再生回数 → WEB ページイトのPageView

ホットスポット → WEB ページの平均滞在時間や直帰率

といったイメージです。

また、検索順位に関しては指標として「再生時間」や「視聴者維持率(英語だとRetension」)」も重要だと感じています。

改善していく

「アクショントリガー」は、このホットスポットの結果によっては、位置を変えなければならないかもしれませんね。

最後の方まで見ている人が少なければ、途中に自然に挟んでもいいですし、あるいはうまく常に表示するようにすべきかもしれません。 動画というのはあくまでアクションを起こしてもらうための手段に過ぎません。

動画を沢山アップしたり、綺麗に作ることに尽力するのもいいですが、それ以上に、当初期待していた役割を果たしているか、常にチェックする必要があります。

ネクストアクション側でも、効果測定できるようにしておく

また、動画がどれくらい効果を上げているか、効果測定できるようにしておくことも重要です。 直接計測できればいいのですが、そうでもない場合も多いので

  • 電話受付をアクションにした場合は、動画を見たと言ってもらえるようにする(先ほどのオファーは、こういった意味もあります)
  • アクショントリガーで提示する検索キーワードを、自然に検索されないようなものにして、そのキーワードでのアクセス数≒動画からの流入、という形にする
  • リンクが貼れる動画の説明欄などには、パラメータを付けておく。

などを行なって、効果測定できるようにしておくことが重要です。 その前提で、細かく修正できるように動画編集データは、きちんととっておかないといけないですね。 確固たる定量的なデータがあまり得られないのでPDCA サイクルのC は仮説ベース、定性的な調査、例えばユーザテストがメインになるでしょう。

動画のよしあしはトレンドレベルで

再制作にかかる工数がテキストベースのページの何倍も大きいですし、アクセス解析のように様々なことが定量的に分かるわけではないので、ざっくりと

  • 何分くらいの動画がよさそう
  • 最初にこんなのを入れると、インサイトの注目度が下がらない
  • こういう構成にすると、最後まで見てくれていそう

といった、トレンドレベルの傾向を貯めるくらいがちょうどいいと思います。 それを社内で「反応の取れる動画作成ガイドライン」が作れるくらいまで煮詰められれば素敵ですね。

アクショントリガーとオファーはどんどん改善

ただ、アクショントリガーとオファーは別です。 どんなものなら食いつきが良くなるのか。どんなところに出すのがいいのか、どのタイミングがいいのか。これは比較検討が比較的簡単ですし、タイミングをずらすだけなどなら、それほど工数はかかりません。

前章で出た「インサイト」の「ホットスポット」がとても参考になると思います。 後は、ユーザーテストですね。目立つと思っていたバナーが目立たない!なんていうことはよくある事です。

ノウハウを資産に

動画についてはアクセス解析のように定量的な数字を出すことが難しいので、いわゆる「勝ちパターン」を、根拠と共に見つけるのは極めて困難です。 「なんとなく、こうしたらよくなるようだ」という定性的なノウハウが溜まっていくことになるでしょう。

しかし方程式が無いことは、決してマイナス点ではありません。 なぜなら、その積み上げたノウハウ自体が大きな資産であり、そして他社を寄せ付けない参入障壁になるからです。 定量的なものが少ない世界ならあるほど、先に取り組んでノウハウを溜め込んだものが勝ち続けやすくなります。 自社の強みを作るつもりで、ぜひ動画マーケティングの世界に飛び込んでみてください。

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