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第3章:解析の第一歩 – 現状把握

まずは現状把握

第3章:解析の第一歩 - 現状把握さぁ、それでは早速始めていきましょう!

…と言いたいところですが、はてどこから始めればいいのでしょうか。

任命されたはいいものの、何をまずどうすればいいのか、見当も付かないことも多いかと思います。

また、言われたことをとりあえずやっているけど何のためにやっているのか分からないという事もあるかと思います。

どんな業務でも、まずは自分の仕事の位置づけを理解しないと始まりません。

その第一歩としては、技術的なHTMLうんぬんはともかくとして、会社としての自分の立ち位置を把握するのが先決です。

具体的には、

「なぜあなたはウェブの解析をしなくてはならなくなったのか」

を把握することが必要です。

ウェブ解析、それに付随するSEOやSEM、各種広告への出稿など、それは全て何かの目的を達成するための「手段」でしかありません。

ホームページの解析をすることが「目的」なのではなく、それを使って何かの目標を達成することが「目的」です。

そこには何か目的があるはずです。

例え出発点が「みんなが持っているからそろそろ」であっても、その中で期待している効果があるはずです。

「ホームページがあれば自然と検索してきてくれて問合せが増える」「会社への信頼度が増す」などなど…

本来的にはホームページは、他のチャンネルと並列の、ただの一つのお客さまとのチャンネルでしかありません。

それを使って何がしたいのか、まずそれをはっきりさせていきましょう。

関係者を把握する

あなたがこれからどうしていけばいいのか、それを把握するためのキーはまず何よりも「人」です。

まずは任命してきた人物に確認を取りましょう。そこで解決しなければどんどん上に上に確認していきましょう。そこで大きな経営という枠組みでの要望が把握できます。

また、副次的に誰が最終決定者であるかなどの社内の関係図も頭に入ります。

続いて、実務的な「人」の関係です。

ホームページに利害関係のある人を把握していきましょう。

例えばお茶の小売店をやっているんでしたら

  • 店舗の売場責任者
  • 仕入の担当者、責任者

は確実に関係してくると思いますし、それ以外にも採用担当者や契約農家も関わってくるかもしれません。

追いかけすぎるときりがないので、スケッチで関係図を書いてA4の紙半分に収まる程度でいいです。

続いて、あぶり出した利害関係者と直接話をします。

内容は「これからホームページを担当することになりました~」という挨拶だけでも構いません。

特に従業員数が多い企業だと、社内で新たにWEBに関するプロジェクトが進んでいることを知らない人が少なからずいますので、認知してもらうことがとても大事です。

また、この時にあまり好ましくない反応を返す人がいたら、その人は特に頭の中にキープしておきましょう。

特に、単純にホームページそのものインターネット・そのものにアレルギーがある人がいた場合、そこがネックになって施策が頓挫する可能性があります。

こういう方の反対は気づくのが後になればなるほど響いてきます。

最初から説得に入る必要はありませんし、難しいと思います。

ただ、折に触れて世間話をしておくだけでも、後々違ってくるんですね。

そういった関係性を作ることと、また、勢力図などを頭に入れることも重要です。

重要なキーマンをあぶり出す

続いて、その中から重要人物「キーマン」を探します。

大概にしてキーマンは2種類いて、一つは上司のような「最終意志決定者」、もう一つはご意見番のような「権威・影響力のある人」です。

ここで

「誰と誰と誰に確認を取り、認識あわせをするべきで、誰の承認が下りれば動いてOKで、誰の動きに注目する必要がある」

ということを、把握します。動き回る土台を作るということですね。

キーマンに聞かずに、他の人だけの意見で決めてしまったりすると「そういうつもりでやろうとしたんじゃないんだけどな…」「あれ、こういうことをするつもりじゃなかったの?」という事態が起きがちです。

また、キーマンは役職の高い人とイコールではありません。「ご意見番」といった人がいるものです。

現場のキーマンに目的を確認する

次はそのキーマンを中心にして、現場レベルの目的の探索に入ります。

上からの経営戦略とは別に現場での要望を聞きます。

なぜ改まって現場の声を入れないといけないか疑問に思う方もいるかと思いますが、実際に色々な情報を提供してもらえたり、実際に手伝ってくれたりするのは現場の人だからです。

現場の人と遊離して上の顔色ばかりうかがっていくと、昇進はもしかしたら早いかもしれませんが、現場で助けてくれる人がいなくなってしまいます。

両方のバランスを取りながら、良いところを取っていくという気持ちが良いと思います。

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